我が家の庭に芝を張ってから約14年。いままで人力で管理してきたが、いよいよ薬の力を使うことにした。
当商品を適切に散布すれば2週間程度で効果が出るらしい。
今回わたしは当商品を使ってから3週間が経過した。
結論からいうと、ファーストチョイスは失敗に終わった。
その辺の事情と、使用方法や、今後について書いてみよう。
除草剤(MCPソーダ塩)使用前と使用後
まずは当除草剤を使う前と使った後の画像から。
▼ビフォー:2022/04/24
ネットで「クローバーに効果あり」と言わている薬液と、壊れかけの噴霧器を使い、根絶やしできるのか?
▼アフター:2022/0515
効いてないよ〜?
薬剤を散布してから21日後。クローバーの群衆は順調に生育中!
更にクローズアップしてみると、
一部のクローバーは枯れていた。
そして葉が枯れた場所もあり。
だかしかし、新たなクローバーの芽が出る始末。
何がいけなかったのか。実はわたしには心当たりがある。
その辺を今後に活かすため書いてみよう。
薬の効果を発揮するには「降雨前の散布」は避ける
実は当除草剤を散布してから約1・2時間後のこと。予想外の雨に見舞われてしまった。
当商品の使用方法として『効果・薬害等の注意』に記載された中の一部を抜き出してみよう。
散布直後の降雨は効果を減ずますので降雨前の散布はさけ、天候を見きわめてから散布してください。
わたしの場合、直後ではないが、約1〜2時間程度経ってから雨に降られたと記憶している。
顆粒や雨対応のタイプは別として、液体を散布する系の除草剤を調べても、数日間雨が降らないタイミングが望ましい様だ。
なのでもしかしたら薬が染み込む前に流されてしまったかも知れない。
■そしてもう1つ。
気象条件(散布後すぐに雨が降る、晩秋~春先の低温時等)によっては、効果にむらが生じる場合があります。
今回わたしが使用した時期は4月下旬の春。気温も低い時期。最適な条件ではなかった様だ。
「除草剤噴霧器」の壊れ。適切ではなかった
今回、芝の除草をする際に使用した除草剤噴霧器は、既に使える状態ではなかった。
詳しく説明すると、
- タンクからのエア漏れ
- ノズルの目詰まり
我が家の噴霧器は手動式。自転車の空気入れの様に、ポンプを何度も押すことで空気を圧縮して使うタイプ。
使い残った空気を抜くためのバルブからシーーっとエア漏れがしていた。
なので使用中、圧が下がってしまい、通常よりも多く圧縮動作を繰り返した。
とはいえ、霧状になった薬液を散布できたので、然程問題があったとは思えない。
続いてノズルの目詰まりについて。
当噴霧器は既に13年は経過しているはず。
そして恐らく一度もメンテナンスをしていないと思う。
わたしはこういった薬剤が合わない体質のため、今まで妻にやってもらっていた。
洗っていたのか?は分からない。そんな理由もあって、手で草刈り・草むしりをしてきた。
なのでノズルの先端に薬剤がこびりつき目詰まりし、薬剤の飛散にむらがあったと思う。
そのせでキレイな霧状で薬剤を散布されず、撒く範囲がせまくなったかも知れない。
そんな中でも、なるべく全部の面積に散布出来るように、時間をかけてまいたつもり。
クローバーの根絶やし計画の今後について
当薬剤の効果を確認して1つ希望が見えてきた。その部分を抜き出してみよう。
枯殺力は高温になるほど強くなりますので、7月頃では散布前に芝を刈り、雑草の生育を抑えた後散布するとさらに有効です。
- 晴れの日が続く梅雨明けの後
- 散布前に芝刈りをし
- 雑草の育成を抑えてから散布する
この方法に期待してみることにしよう。
そして「適用雑草と使用方法」として、
「本剤及びその有効成分を含む農薬を年間に同一場所に使用できる総使用回数の制限」があった。
芝生については、年に3回まで。つまり年に3回以上を超えてはダメということ。
芝生を守るためには使用上のルールを守った方が無難っぽい。
取りあえず今(5月)にできることは、人力(草刈り)でクローバーの拡大を抑えること。
そして噴霧器を新たに買い替えてから梅雨明け後、晴れの続く日にでも再挑戦してみることにしよう。
おわりに
わたしは長い間、人力で草刈りをしてきたが、もうこの辺りで決着をつけることにした。
薬を使って案の定、10日間くらい気道が苦しい日が続いた。次は防毒マスクを使おうと思う。
今回出鼻をくじかれたが、「手間いらずな庭造り」をやる!と完全にやる気満々なので、やり切るつもりでいる。
それに連動して新築当時、心に描いた「庭ライフ」の夢も蘇り、見栄えも多少気になってきた。
なので方向性はいまのところ不明。もしかしたら芝庭を一部残し卒業することもあり得る。
どっちにしても、無駄な除草作業をできるだけ省ける庭造りを目指すつもりだ。
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