刈り取った芝は再利用。じょうずに使えばみんな幸せ

▼前回は、芝刈についてお伝えしました。

機械式より人力で!芝は手で刈った方がいい場合もある

「刈り終えた芝草は、袋に入れてゴミの日に出します」

ちょっと待ってください、もったいないですよ?

その草、ちゃんと使えますからね!

刈り取った芝を活用しよう

みなさんは刈り終えた芝生をどうしていますか?

私は家庭菜園でリサイクルしています。刈った芝以外にも、生け垣を切った枝や、雑草なんかも肥料として使っています。

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どうやって肥料にするの?

どうするのかと言うと、

土に埋めて肥料に変えるんですよ。

私は庭の空いたスペースに深く穴を掘って、刈った芝などを埋めています。ただ埋めるだけなので簡単な方法です。後は、土の中の生き物たちがやってくれるから、ただ待つだけなんです。

あとで掘り返すと、ちゃんと腐葉土になっています。それはもう、フカフカとした立派な肥料でしたよ。

腐葉土は人工肥料と違い安全です

あまり知られていませんが、

植物に吸収されずに残った科学肥料が地下に染み込んで、土壌を汚染していると言われています。

化学肥料のデメリット

  1. 土が固くなり、微生物が生きていけない
  2. 流亡による地下水の汚染
  3. 人体への影響(硝酸態窒素による発がん性)

1→2→3と、私達に帰って来てしまうんですね。

科学肥料は即効性があって使いやすい反面、水に溶けやすく、使った内の50%は地下水や河へと流れてしまそうです。しかも、科学肥料で栽培した作物は水分を多く吸収してしまい、野菜の味がうすくなってしまうそうです。

腐葉土は環境を守る視点などから見ても、自然に優しい肥料なんですね。これがメリットではないでしょうか?

腐葉土は何の心配もなく使うことができます。だから安心して新鮮な野菜を食べられますね。

堆肥(たいひ)をつくる方法は他にもある

木の板で箱を作って、その中に刈り取った草を入れる方法です。板4枚で囲んでからビニールなどでフタをします。

■ポイント

中に「米ぬか」を入れると醗酵して良質な堆肥が出来ます。

●「米ぬか」とは

玄米(白米になる前の状態)を精米した時に排出される、粉状の米のカワの様なものです。

ぬか漬けや、タケノコをゆでるときなど、アク抜きとして使ったりもします。

糠(ぬか)の作用によって温度が上がれば、微生物の活動が活発になるんですよ。

私は米を精米したとき、精米機からいただいてきました。もし、持って帰ってもいい精米機だったら、使ってみてはどうでしょう。

とは言え、コンパネ(板)を買ってくるのも大変です

べつに、箱をつくらなくても大丈夫でした。刈った草を一箇所に積み上げたら、土を上からかけてビニールをかぶせてもOKです。

私は大きなビニールシートが手に入りやすい環境だから使えましたが、手に入らない人は、何か代わりになるモノをかけてみてくださいね。

芝草のもう一つの利用方法

家庭菜園をしてる人にとって刈った芝は他にも利用できますよ。それは、

直接、畑にまく方法です。

近隣の畑を見ると、もみ殻(もみがら)がまいてある光景をよく見かけます。

「え~私の住む街にはビルしかありませんよ?」と言う人もちょっと聞いてください。

刈り取った芝も、もみ殻と同じ様に、畑にまいてしまう方法なんです。都会に住んでいる人にとっては、何のことなのか分からないかも知れませんね。

●もみ殻(もみがら)とは

稲をお米にする過程に出る、お米の殻(から)を言います。

■余談ですが、

コメを精米して出たもみ殻は、山積みにしているのが稲刈り後の光景です。

「このもみ殻、何か使いみちはないものか」

私の知り合いの農家の方がボヤいていまいしたよ。何の利用価値もなく、山積みにされたもみ殻は燃やすしかないそうです。何かアイディアが浮ぶ人は、ビジネスチャンスかも知れませんよ?

もみ殻を使う意味と使い方

もみ殻を畑にまくと、いくつか効果があります。

  1. 保温
  2. 保湿
  3. 雑草の発芽防止

刈り取った芝も「もみがら」同様、畑にまいて色々と使えます。

1)野菜のタネをまくとき

タネをまいた後、上から刈った芝をまくといいですよ?

タネが発芽するためには水分が必要です。人が畑につきっきりになって土の乾き具合を監視するわけにはいきませんよね。つまり、

保水効果として芝を使うんですよ。

私は、タネまきをした後に、その上から刈った芝草をパラっとふりかけて使います。

刈りたての芝はまだ青く水分を含んでいるから、例え水を切らしたとしても、水分補給に一役かってくれます。

それに、土の乾きを防ぐ役目もしてくれる、一石二鳥のありがたいツールとなるのです。

2)雑草対策に

畑の畝(うね)の間に刈った芝をまけば、

防草効果にもなりますよ。

●畝(うね)とは

耕した畑の「盛り上がっている部分」で、通常そこで野菜を育てます。

水はけをよくするために、高くするのが主な理由です。

ここでは、盛り上がっていない部分から雑草が生えないように、まくと言うことです。

雑草は命をつなぐためにタネを飛ばす種類もいます。刈った芝草をまいて地面にしきつめれば、雑草の根付きを防ぐこともできます。

もともと地面にあった雑草のタネは防草効果によって、お日様の光をあびることができなくなります。光合成が出来ない雑草のタネは発芽できなくなると言う仕組みなんですよ。

3)防寒効果

また、冬は畑にとって芝草は布団の役目もしてくれます。地面の熱を逃がさない効果が働き、とても利用価値もあります。

ただ一点、もみがらと違うことがあります。

※芝草は乾いていると、風に飛ばされる場合があるんですよ。それが特徴なんですけどね。

気をつけること

気をつけたいのは、芝生の根っこが刈った芝の中に入っているのかどうかです。

芝刈り機によって細かく砕かれていれば問題ありませんが、

「手でむしり取った状態」だとしたら、問題になる場合があります。なぜなら、芝生の根が他の場所に根付いてしまうからです。

絶対ではありませんが、条件が整えばまた、芝が復活する可能性も考えられますよ。

おわりに

いかかでしたか?

刈り取った植物を燃えるゴミに出すのもいいですが、ちょっと面倒ですが、

自然の摂理を使った生活もいいものですよ。

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