庭のど真ん中なら芝刈りしやすいけど、いつもそうとは限りません。芝は場所を選ばずに伸びてしまう植物だからです。
大きな機械ではとどかない場所は、どうやって芝刈りをしたらいいのでしょうか。
前回は、「芝生を放って置くと、どこまでも伸びてしまう」をお伝えしました。
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その続きになりますが、今回は、私が対策として行った行動を書いてみました。
芝はどこまでも広がります
芝生は横に広がって行くものなのですが、実話、上にも登って行くんです。どう言うことかと言うと、
障害物を乗り越える習性を持っています。
「土がないから安心だ」と考えてしまいがちですが、芝はそんなのお構いなしなんですね。
そして、その乗り越えた場所が厄介なんですよ。それは芝を刈りにくい場所だからです。
でも大丈夫です。面白い道具がありますから。
芝生と壁の間を刈りたい
家と庭の間には「犬走り」と言う境界があるのが定番です。
●犬走りとは
建物の南側の地面にある、コンクリートなどでできた少し高い場所を言います。壁際に物置を置いたり、物干し台を置いたり、縁側やバルコニーのある場所です。
犬小屋や、タイヤを積み上げている人もいますよね?
我が家では芝刈をしないと、芝生が犬走りの段差を乗り越えてしまいます。ふつうは、犬走りと庭には高低差があるものですが、
私が芝生を張ったせいで、庭の高さが上がってしまいました。つまり、
芝生と犬走りとの高さがフラット気味になってしまったんですよ。
元々、他の家よりも低い犬走りだったのと、私に知識がなかったからなんです。でも、もう、やってしまったのですから、これかどうにかするしかありませんよね。それでは、どう付き合っていけばいいのでしょう。
専用ツールを使う
犬走りと芝との堺では手押しタイプの芝刈り機は使えませんよ。無理に使えばトラブルの原因になるかもしれません。芝刈り機の刃がかけてしまい、切れ味が落ちてしまいます。
私の芝刈り機の刃は変形しいます。それは段差ギリギリを攻めるからです。
それでも、角は刈り残してしまうんです。
掃除機で部屋のすみを掃除するときは苦戦しませんか?最近では掃除機の機能も進化して、色々と使いやすくなっているようですね。芝刈も同じに、
壁があると刈りにくいんですよ。なので私は、
「角用剪定バサミ」を使って角の芝を刈っています。
ハサミの説明
これは私が愛用しているハサミです。
実はこのハサミ、片側の刃しか動かないんです。
その動かない刃を壁を背に、芝を刈る仕組みになっています。
面白いですよね?よく考えついたものです。例えるならアゴの様です。下アゴだけを動かして、ものを食べるからです。
このハサミ、買ってから9年くらい経ちますが、個人的に切れ味は変わってない印象です。
「ハンディタイプ電動芝刈り機」は約2年で切れ味が落ちてしまったけど、このハサミは実に使えます。
「これからもずっと使えるように」と、ちゃんと管理していますよ。
芝は刈った後が大事です
刈った芝を片付けないと、刈った草が蓄積されて、芝の高さが上がってしまいます。なぜなら、枯れ草が土台になるからです。
とは言え、掃除機でもなければ、刈り取った芝をすべて掃除するのは難しいでしょう。
私は、レーキ(ステンレスの熊手)を掃除の仕上げに使っています。
支柱でカスタマイズ。延長してあります。
レーキは小さいですが、けっこうキレイになりますよ。芝の範囲が広い人は、大きなレーキもありますよからね。
おわりに
面倒ですが、芝の高さを上げないためには、高さを上げない管理を続けていくしかありませんね。理想の庭を維持するには、小さな努力が大事です。
芝生を張るときは、周囲の高さを考えて、低い位置に張りましょうね。その方が後が楽になりますから。
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