芝生に生えてくる雑草を、芝生を枯らさずに枯らすことが出来るのだろうか。
- 液剤タイプの2つの除草剤を使用
- 除草剤散布から7日後・23日後
- 仕上げは草刈り機
そんな内容。
芝の除草剤として「液剤」を使いたい私の目的
今回芝生に生えてくる雑草を枯らすために使った除草剤は、
- 石原バイオサイエンス 除草剤 アージラン 液剤 500ml
- 住友化学園芸 除草剤 家庭園芸用日産MCPソーダ塩300g
この2つを混ぜて散布することに。
個人的に、芝生の雑草対策で最も効率がいい方法は、シバキープの様な、雑草を生やさないことだと思う。
▼時間はかかるが、いい感じにクローバーを追い込んでくれた。散布の時期もポイント。
でも我が家の芝生エリアは広いので、まんべんなく薬をまくためには、たくさん買うことになってしまう。
当然お金もかかるので、現実的じゃない。なので、水で薄めて使うタイプの除草剤が自分には合っている。
そんな理由もあって、今回、この2つの薬剤を使うことにした。
芝生に生える雑草は液剤で駆除できるのか。2023/04/11
今回も、4Lの蓄圧式噴霧器を使う。
使用目的に合った分量が記載されているけど分量は適当。
わたしは液剤それぞれのキャップ1杯に対して水1Lで割った。
もし効き目が薄いそのときは、徐々に量をふやしていくつもり。
前回、クローバー駆除用に使ったMCPソーダ塩のかいもなく今年もまた増殖中。
使用後は噴霧器のお手入れを
除草剤を散布し終えたら、タンクの中とホースの中を水洗いしよう。
そしてタンクに水を少し入れてから水を噴霧する。そうすればホースの中に残った薬剤を綺麗に洗い流せる。
放って置くと、薬が白く固まってしまい、目詰まりの可能性もあるので清潔にして置くとよい。
芝管理は雑草を成長させないこと
スギナやカタバミなど他の雑草も生えてきて、芝生が汚染され始めた。
もしシバキープの様な顆粒タイプの薬剤を前もって散布して置けば、雨水で分解された薬液が土に染みて、雑草を枯らしてくれるのだろう。
今年もシバキープをまいてないので、雑草は生えてきてしまった。
▼シバキープは薬剤をまく時期が遅いと効き目は薄いので、雑草が生える前にまくべし。
アージランは遅効性なので気長に待て。2023/04/17
アージランは遅効性。つまり薬をまいてから完全に枯れるまでには時間がかかるそうだ。
「遅効性ですので気長に枯れるのをお待ちください。」
Amazon:カスタマーQ&Aより引用
スギナに一番早く効果が現れた。茶色に変色している。
分かりにくいけどメヒシバも変色し始めた。
クローバーも黄色くなってきた。
カラスノエンドウも同じ黄色に。
こいつはその名の通り、種を撒き散らすタイプなので、もっと早い段階で枯らすことが理想。
ハルジオン系も茎が折れてきた。
液剤散布から23日後。2023/05/04
残念ながらこの時点では期待した様な成果は見られなかった。
クローバーは黄色くなった部分もあるが、緑色の部分が消えてくれない。
前回同様、もしかしたら量を減らすには時間が必要なのかも知れない。
メヒシバも色が黄色くなってきたので、こいつには効き目ありかな。いずれ枯れることだろう。
こいつはおそらく、ススキの様な生体のチガヤ。
▼変色しているが、生命力が強いので効き目は薄いと思う。
名前が分からない雑草が生えてきた。
これはどう見ても綺麗な芝庭ではない。
ということで、恒例の今年一番の芝刈りと、枯れた雑草や生きた雑草を一緒に刈り取ることにしよう。
枯れだした雑草は草刈り機で綺麗にする
▼雑草が完全に枯れるのを待てないので、草刈り機で綺麗にすることにした。
わたしは刈り取った草は2段階で集めることにしている。
まず、竹箒(タケボウキ)で雑草の残骸を、かき集め、量が溜まったらレーキでかき集める。
そうすることで、タケボウキが壊れることを防げるからだ。
▼雑草のボリュームが多いとタケボウキの箒部分と棒の連結部が破損したり、取れてしまうことがあったので。
草刈り機をつかうので、たまに、芝を根本から切ってしまい、地面がむき出しになってしまうので、坊主の部分が出来がち。
この、むき出しの地面から雑草が生えてくるという負のサイクルが草刈り機のデメリット。
トレードオフではないが、両方を取ることは出来ない。芝刈り機と草刈り機の双方にはそれぞれメリット・デメリットがあるものだ。
▼ロータリー式刃の芝刈り機のデメリットなど。
お世辞にも綺麗とはいえないが、「隣の芝生は青く見える」状態にはなったかな(笑い)
おわりに
この時点に置いて、期待したほどの効果は見られなかったが、芝生を枯らさずに、ある程度、雑草を枯らすことも出来た。
今回、全く枯れなかった種類も分かったし、やってみてよかったと思う。また別の種類の薬剤を揃える必要が出てきた。
実際に本薬剤を使ってみて、何となくある程度の実感がつかめた気もする。
次は当液剤の濃度を濃くして散布してみようかな。
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