普通は、既に植えてある植栽の周囲に防草シートを貼ると思う。
でも今回は、何も植えてない場所に、防草シートを貼ってから植栽を植えてみた。
防草シートを貼って、草むしりの手間を無くし、有意義な時間を過ごそう。
▼この記事は「芝生の間仕切りと防草シートを貼る作業」と同時進行している。
2023/10/12日に施工。苗木の植え付け。
生け垣用の苗のサイズについて
まずこの施工法のやりやすさの前提として、
貼った防草シートに切れ込みを入れた部分から苗木を植えるので、できれば「大きくない根鉢」を選んだ方がいい。
でも、シートに入れた切れ込みは、後で以下用にもなるので絶対ではない。
では早速、作業に取り掛かろう。
苗木を植える場所の下準備
まずは、苗木を植えるための下準備から。
植えるのは苗木なので、これから成長するための栄養源は必須。
苗木の元肥として、植える場所の地中深くに腐葉土を埋めるための穴を掘る。
今回掘った深さはスコップの長さほどだった。
掘った穴に腐葉土をどっさり入れた。
次に、土を埋め戻してから、軽く手で転圧しよう。
わたしは土を押し込まないで、苗木を植えたので、苗木が沈んでしまった。
掘り出す際に根鉢が崩れるのも何なので、現時点ではそのまま。
基本的に苗木を植えるときは、低いよりは高い方が無難。排水性のため。
掘った穴の位置を把握しておく
防草シートを貼った後に、掘った穴の位置に切り込みを入れて苗を植える。
なので掘った穴の場所がわかる様に、シートを貼る前に目印を決めておこう。
わたしは巻き尺(スケール)を使って、穴の位置の縦と横の延長線上の場所を測定しておき、念のためスマホで撮影しておいた。
ヒント:(縦横の長さが交差した部分が穴だと判明する様に)
穴がある場所のシートに切れ込みを入れる
防草シートを貼ったら、先程掘った穴の場所に切れ込みを入れよう。
実際に、シートを上から手で押して、穴があることを確認。
ハサミで切れ込みを入れてから、更に中を確認。
防草シートの穴に苗木を植える
挿し木で育てたボックスウッド達。一番大きいのをチョイス。
実際に入れてみて、切れ込みのサイズの最終調整をする。
切れ込みが狭いと苗を入れにくいし、広すぎると後で雑草が生えやすくなるし・・
このデュポン社製の防草シート(プランテックス)やザバーンには、専用のテープが販売されているので、後で張り合わせれば穴は塞がる。
▼風で苗木が折れない様に支柱を立てて麻ひもで結ぶ。
後は成長を待つだけ。
▲一週間後の様子。
苗木の葉が変色して少し元気ない感じで心配。
でも前回のときも同じだったので大丈夫かな、と。↓
苗木を植える時期について
一般的に生け垣に使う常緑樹の植え付け時期は、3月下旬〜10月といわれている。
前回わたしは9月上旬のまだ暑い時期に植え付けをした。
植えてから1ヶ月半経過したが順調に育っている。
そして今回は10月上旬。ぎりぎり間に合ったかな。
プランテックスやザバーンは水を通すので、その辺は心配無用。
おわりに
庭管理とは草との戦いだ。
土が露出する部分に何の対策もないと、雑草は生えてきてしまう。
今回は生け垣の周囲に防草シートを貼ったので、当分は他のことに専念できそうだ。
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