枯れた芝が目立ちます。
これを「サッチ」と言うそうです。
何か・・新芽が生えてくるのをジャマしている感じ。
このままでは「まだら」に生えてしまいそう。どうせなら、びっしりと密度が濃い芝が生えて欲しいものです。
キレイな芝を生やすために芝焼きをします。時期は冬の終わりのころ。刈残った枯れ芝を燃やすことで芝の成長を助ける働きにもなるからです。
しかし、出来ない場合もあったりします。
「ご近所さんが気になる」「子供がまだ小さい」「道具を持ってない」、理由はさまざまあることでしょう。
それは「火を使う作業」だからです。
でも燃やす以外にも方法はあります。
今回はそんな方法を使ってサッチを取ってみましたよ。
レーキ(熊手)と体力を使ってサッチを必死にかきむしるだけ
芝の枯れ残りはレーキなどで、引っかいて除去することができます。火を使うよりはとても安全な方法です。
サッチを取るには道具が必要です。なので、まずは芝用レーキを用意してください。
■芝生についての関連記事です。
⇒芝の侵入を食い止めよう。うまく管理するには相手を知ることです
レーキを自作
我が家には「ミニレーキ」があります。もともとは「落ち葉を集めるため」が使用目的でした。
が、「階段にある窓の外側をふけない」という理由で、ミニレーキに棒をくっつけてロングタイプに自作したんです。
■とどかない外の窓の掃除をするために作りました。
⇒開かない窓の掃除に困ったら?2つの道具で安全に外から綺麗にする
柄が長いから立ちながら除去作業ができます。もし、ミニサイズのままだったら、しゃがんでやらなくちゃいけないからです。
家庭菜園で使っている支柱とミニレーキを太い針金でしめつけただけの簡単加工。
芝生のエリアが少ないなら、ミニレーキでも十分でしょう。
実際にサッチを取ってみた
思いの外、サッチが取れることにおどろきです。
まるで、せっけんの泡の様。やればやるだけ出てきます。
たまに根っこが引っかかります。時折、引っかく方向を変えました。
本当に、引っかいても、引っかいても、サッチが出てきます。
そうとうたまっていたようです。最後に芝を燃やしたのは、たぶん6年くらい前のことだから、しょーがないです。
畳2条の範囲をちょっと引っかいたら、この有様。これだけ取っても、一向に枯れ芝はなくなりません。「一体どれだけたまってんの?」って感じです。
というか、
完全に取るなんて不可能です。
レーキを使った除去作業の感想というより反省
たった一坪くらいの作業範囲でしたが、「とにかく疲れた」が正直な感想です。
「こんな重労働をするくらいなら、芝焼きをしたほ方がマシ」って思いましたよ。
■火を使うときに注意いてほしいことを書いています。
⇒「近所の人が外でゴミを燃やした煙が臭って困ってます」やっていいこと悪いこととは?
疲れたのは、もしかしたら自作したレーキのせいかも知れません。
柄(持つところ)が柔らかく、しなって、力が分散し、余計な体力を使ってしまったことが原因に考えれるからです。
専用のレーキを使ったことがないから分かりませんが、
毎年、欠かさず、サッチ除去をしていれば、もっと楽な作業になったような気がします。
夜勤明けのせいもあり、今回はあきらめモードです。
「来年は芝焼きを実行しよう」って思いましたよ。
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