芝生と防草シートの区切りに『あぜ波シート』を使ってみた

この記事は約5分で読めます。

畦波(あぜなみ)シートとは、田んぼなどの土留・水漏れ防止用に使われる、プラスチック製の板のこと。

今回、芝生と防草シートエリアの間仕切りとして『畦波シート』なる物を埋め込むことにした。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

防草シートを貼るエリアの下準備

余分な芝生を剥がす

防草シートを貼るエリアに生えている芝生を剥がす作業からスタート。

該当の芝生は、事前に除草剤を散布して白く枯れている。

まずは芝生を剥がしやすい様に、刈り込み鋏を使ってコンパクトサイズに刈り込む。

続いて、先が平らなスコップで、芝生を掘り出してみよう。

芝の根の隙間にスコップを真横から差し込んで、根を切るイメージで。

芝生の地上部は枯れているのに、根はシッカリしていたので、思いの外、手こずった。

それでも、除草剤を使ってないよりは、掘りやすかったと思う。

続いて、畦波シートを埋め込む作業に入ってみよう。

溝を掘り「畦波シート」を埋める

地上に出す畦波シートの高さを決める

畦波シートを埋める前に、まず考えることは、

  • シートを何センチ地上に出すか?
  • シートを何センチ埋めるか?

理由は、芝生の拡大防止のため。

上に出す意味=ランナーの広がり防止。埋める意味=根の侵入防止。

芝生のサイズを知る

先日、芝生の一部を掘り出して測定した結果、全長15cmだった。

芝生の高さ調整

ちなみに、芝生を植えて15年経っている。

これから芝生を貼る人も、将来的にこのサイズになることを知っておいた方がいい。

「芝用の間仕切り」を買う場合、最低でも高さ15cmはあった方が無難かな。

畦波シートの長さを測定

縦を測ってみると25cm。これだけあれば問題ないだろう。

シートの高さ(25cm)から芝生の深さ(15cm)を引いた、10cmが地上部に出るように埋めることにしよう。

シートの切断は百均のハサミで十分

畦波シートはプラスチック製。

今回わたしは百均にて、ギザギザ刃のハサミを購入。

なかなかの切れ味。使用に問題なかった。

続いて溝を掘ってシートを埋め込んでみよう。

深さ15cm以上の溝を掘る

シートを15cm埋めるため、深さ15cm以上の溝を掘ることに。

深さの目明日を知るために、スコップ部の長さを測定。

約30センチあったので、スコップ半分くらいを目明日に掘ってみよう。

雑だけど目分量で掘ってみた。

溝の深さと畦波シートの露出を確認

溝の深さ確認のため、試しに掘った溝にシートをはめ込んで見る。

地上部の高さも確認。

8cmかな?

今回、施工する場所は、一部が通り道になっているので、高す過ぎず低すぎずを目指している。

ちなみに、上からの侵入は除草剤でカットできるので、下の深さを意識した方が無難。

そして上の高さは後から継ぎ足すことも出来ると、わたしはみているので。

切った畦波シートの繋目の施工

わたしはカットしたシートのつなぎ目の施工で、1つやらかしてしまった。

画像を見てわかる様に、これだと、シートとシートの隙間から芝の根が入り込んでしまうことだろう。

なので、シートは切らずに曲げて使うべし。

曲げる方法として、実際にやってないけど、角に打った杭(棒)を支点に折り曲げるとか。(鉄筋が使えそう)

もし切った場合は、シートとシートをピッタリ重ね(貼り合わせ)て、芝の根が入り込まない様にしよう。

別の部分は貼り直した。が、

うまく重ならなかったので、かなり隙間ができた。

これだと間違えなく芝生は侵入して来るだろう。

ちなみに、この境界部分の芝生は、将来的に無くすつもりなので、アバウトな施工になっている。

とりあえず畦波シートの埋め込みは完了。

つづいて、防草シートを貼ってみよう。

防草シートを貼る

▼今回は防草シートの施工は割愛。

シートとは10cm以上重ねて貼っている。

いきなりだけど完成。

今回は、防草シートを貼るその前に、植木を一本、植える下準備をしている。

▼なのでもし、これから植栽を植える人は参考までに見てほしい。

段差をフラットにする

防草シートを貼ったエリアは芝生エリアよりも高さが低いので、何か置いて高さをフラットに。

我が家には石板があったので、それを敷いて高さをフラットにした。

事前に長さを測ったわけじゃないのに、ぴったりハマってくれたのは感動。

通り道の部分の畦波シートはハサミで切ってバリアフリー状態にした。

もし芝生が侵入してきたそのときは、除草剤で根絶やしにするつもり。

ちなみに、畦波シートを切る作業は切りにくいので、石を敷く前がやりやすい。かなり苦戦した。

おわりに

見栄えは素人工事になってしまったが、草むしりの手間を思えば全然まし。

こんな感じで徐々に芝生エリアを縮小していくつもりだ。

今回使用した防草シート(プランテックス)は、耐久性が高い素材といわれている。

ちなみに砂利下だと半永久的などの情報も。

どのくらい持ってくれるのかは未知数だが、しばらくは草むしりから開放されるはず。

わたしは以前、安価な防草シートを貼ったことがある。

結果は数年でボロボロ。スギナは突き破って生えてくるし、まったく使えなく、無駄遣いに終わった。

タイトルとURLをコピーしました