ホームセンターに売られてる芝生は高麗芝がほとんどです。でも冬は色が茶色くなるのが残念ですよね。
西洋芝なら一年中ずっと緑色と聞いたので、西洋芝のタネをまくことに。
その結果、失敗に終わりました。その入れ物に描かれているみどり鮮やかな、じゅうたんにはなりませんでした。
買った商品には育てるポイントもかかれてなく、その当時はまだネット環境もなく、まったく知識もない中の話です。
▼前回は、芝刈りアイテムについてお伝えしました。
洋芝のタネをまきました。ところが・・・
わたしは洋芝のタネを買って、適当にタネをまきました。生え方はチラホラと、まばら。
「生えてきた芝が、そのうち広がって増えていくのだろう」そう思っていましたが、結果的に、売っている芝生のように目がびっしりとした芝にはなりませんでした。
でも、うまく生え揃わなかったのは、私の勉強不足が原因です。土作りなど何の下準備もせず、適当にタネまきをしたから。
▼芝を植えてはいけない場所があったんですね。
⇒芝の侵入を食い止めよう。うまく管理するには相手を知ることです
想像していた状態にはならなかった
発芽率が極端に引くいので、西洋芝計画を中止です。生えた芽を、手当り次第引っこ抜きました。
ところがチラホラ生えてきた
困ったことに、ぬいたはずの西洋芝の芽が、また生えてくる。
「これって芝生かな?」なんだか雑草のようでしたが引っこ抜くと、根が芋づる式になっているから、「あ~これは芝生なんだなぁ」とわかりました。
更に厄介ものだった
放って置くと、2・30センチも伸びてしまいます。
洋芝計画をやめるきっかけ
こんな状態ではよくないから、もう、全部引っこ抜くことにしました。
西洋芝のタネをまいた環境は、地盤がゆるく傾斜の場所。だから芝刈り機は使えません。
植栽が混在する場所に芝を植えてはいけない
植木エリアには他にも、妻が花を育ててます。
私が芝のタネをまいたことも知らずに妻は花の球根や寄せ植えをしました。花の成長と同時に芝の芽も出てきたから、何が何だか分からなくなったのです。
抜くわけにもいかず、そのままにして置いてら、芝はグングン伸びてしまい、もう雑草にしかみえなくないほど成長。
芝の根が残ると、そこから成長する
そんな訳で、洋芝らしき草を手当たり次第に全部引っこぬくことにします。
「バリバリバリッ」根ごと思いっきりむし取ったんですが、芝は根強い植物ですから、そう簡単になくなることはなく、
残されていた根からまた芽が出る始末。まったくもって、綺麗とは程遠い状態にガッカリです。
最終的にどうしたの?
私は植木エリアを全部リセットしました。
せっかくだけど、このままではらちがあかないし、知り合いのアドバイスもあったからです。
「庭は造り直していくものだ」と言った人の意見を思い出したのが、大きな後押しとなりました。
植木たちには申し訳ないけど、思い切って成仏してもらいました。お陰で残された芝の根は根こそぎ取り除くことに成功。
本当にこの時は「ごめんなさい」と思いましたよ。
西洋芝は冬でも綺麗なみどり色
それでも洋芝はいいものです。そこで芝生について、ちょっと調べてみました。
■西洋芝の特徴
冬の間は緑のままですが、夏の暑さに弱く、管理も大変で、関東より南の地域での栽培には適してない
■日本芝の特徴
日本芝は高温多湿な気候に適した芝生で、冬の寒さにも強く、北海道での栽培は難しい
一番ポピュラーなのが日本芝の方ですね。
私が植えた芝生の種類は日本芝です。
姫高麗芝は高麗芝よりも、きめ細かく色鮮やかなのが特徴です。覚えるなら「姫は繊細」でしょうかね。
確かに、私にはおぼえがあります。最初に植えた芝生よりも、後に追加した芝生の方が芽が細かく、色合いが薄緑でしたから。
それに、後から買ってきた芝は、地面が見えるほど葉の密度は少ない状態でした。先に植えたのが高麗芝で、後の方が姫高麗芝だったんだと思います。
日本芝とは正反対、西洋芝は暑さに弱い
西洋芝の中でも、暖地型と寒地型の2種類に分けられています。
暖地型は高麗芝とほぼ同じですが、寒地型は夏の暑さには弱い性質で、日本では北海道などの寒い気候で使われているそうです。
管理が大変
西洋芝は日本芝に比べて管理が大変なのは、日本芝よりも多く刈り込まなくてはいけないからです。芝刈に時間をかけられない忙しい人には不向きかも知れませんね。
終わりに
芝を育てる前にはまず、芝に関しての知識を学んでから育てることが必要でしたね。
【追記】あれから13年経ちました。当時リセットできなかった植栽のあるエリアの西洋芝は、薄っすらまばらに生え続けてます。
▼生け垣は挿し木からつくる