家の外から中を見られたくない人はいるものです。そうなると何か目隠しが欲しいですよね。
世間から仕切られたプライベート空間は理想だったりします。でもブロック塀もいいけど値段は高いです。
「生け垣を植えよう」と考えている人に朗報です。枝葉が隙間なくビッシリと生える生け垣をご紹介します。
レッドロビンは人気の生け垣。でも下スカスカの悩みもある
我が家のレッドロビンは下がスカスカな木と、そうでない木が混ざっている状態です。決して綺麗ではなく、下の隙間からお隣さんがよーく観えています。
何でそうなってしまったのか。理由についてはよく分かりません。が、選定の仕方だと思っています。最初のころは下までボウボウだったからです。
そして一度スカスカになってしまうと、樹の下まで枝葉をボウボウにするのは難しかったりします。そんな困りごとがある人はいるものです。
”ネットの利用者がどんなキーワードで検索したのか”が分かるシステムがあって、そこを調べると「レッドロビン下スカスカ」と打ち込んだ結果、わたしのブログにやって来てくれた人がいることがわかるからです。
レッドロビンは病気にかかることもある
レッドロビンは伝染病に感染する場合もあります。
⇒レッドロビンの葉に黒い点々が!放って置いても大丈夫なのか?
まだ実際に生け垣を植えた経験がないあなたとしては、どの生け垣が「隙間のない生け垣」なのかわかりませんよね?
そこで確実に隙間なく枝葉が生えてくれる生け垣用の植物をご紹介します。
「シルバープリペット」は上から下まで間違えなく隙間を隠してくれる
まずは地植え10年目の8月中旬の画像を見てください。
もちろん最初のころはそうはいかないでしょう。けれど数年でボウボウになったと記憶しています。
枝を切って「いじめる」ことで、枝がたくさん生えるようになるでしょう。
放って置くと枝葉は地面をはう
画像の向かって左側は若干下の方に隙間があり、右側の枝は地面をはうように伸びています。
上の写真は、真上から撮った画像です。芝生を覆い隠しているのがわかるでしょうか?
実際の色は黄緑です。夕方撮影したせいか、どことなく葉の色がシルバーに観えませんか?綺麗な色です。
これなら完全に向こう側を見通すことは難しいでしょう。庭のプライバシーを保護できます。
小さなお子様がいるご家庭の人も安心です。ボールが外に飛び出す確率は減るでしょう。子供の安全も守れます。
ここまでボウボウになるのに一体何年かかるのですか?と思うかも知れません。が、実は同年の春にバッサリと枝葉を切り落としています。
幹や枝葉をバッサリ切り詰めても夏にはボウボウになる
■4月18日に撮影(カット画像)
同年の春にノコギリで切り詰めました。
⇒洋風生垣シルバープリペットの剪定は春に年1回の枝切りでも大丈夫?
■8月17日に撮影(現在の写真)
5ヶ月でボウボウです。
ところがいい面だけではなくデメリットもあったりします。
成長が早い=管理に手こずる場合もある
成長が早いということは、その分、切り落とした枝葉の始末が大変になることを意味します。
大きくなる樹は当初中々大きくはなりません。だからこまめな選定とは無縁です。
その逆に「切っても直ぐに生える」ということは、切っても切っても生えてくる状況です。
つまりその分、捨てるゴミの量が半端ないってこと。
- 枝葉の切り落とす手間
- 切った枝葉を捨てる行為
- 捨てる場所の確保
「枝葉を選定する手間」と「大量の枝葉を処分すること」と引き換えに目隠しとして生け垣を選ぶ覚悟が必要になるでしょう。
別におどしているわけではなく、実際、私自身その手間はけっこう厄介になっています。でも年に数回のこと。直ぐに慣れます。
わたしは空き地に穴を掘ってそこに埋めています。
⇒庭管理ゴミ始末はリサイクル!雑草・剪定枝・芝生の処分地をつくる
家庭菜園をする予定の人は肥料として役立てるでしょう。
おわりに
基本、生垣用の植木は成長が速いのが特徴です。
シルバープリペットなら小枝は細いからハサミをつかった人力でもさほど力は要りません。特にその年に生えた新枝は紙を切るかのごとくサクサク刈り取れちゃいます。
繰り返しますが、刈り取った枝葉の処分は大変になることでしょう。
でも、レッドロビンと比べてシルバープリペットは枝が細いから、穴を掘ってうめるにしてもがさばりにくいです。
目隠しとして、
「ブロック塀」にするのか。
(料金が高いけどメンテナンスいらず)
「生け垣」にするのか。
(安いけど、管理が面倒)
どちらも一長一短。今一度よく考えてみることです。
シルバープリペットは挿し木で簡単に増やせます。
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