一昨年の春。当ネグンドカエデフラミンゴを挿し木してから今年で2年経過した。
上のアイキャッチ画像は挿し木当初の画像。
挿し木した枝の本数は全部で11本。生き残ったのはたった1本。
ずっとそのままだったので、今年は栄養たっぷりの土に移し替え、大きく育てることにしよう。
▼前回の記事
挿し木ネグンドカエデ・フラミンゴを少し大きな鉢に植え替え
フラミンゴは冬になると葉は落ち、一見枯れている様に見える。
でも春が来ると、枝の色が黄緑になり、新芽が生えてくる。
2年目も越冬に成功した。
まずはポットから苗を取り出してみよう。
挿し木用の土として鹿沼土を使用。
ご覧の通り、細い根がとぐろを巻いている。
このまま植え替えも良さそうだが、根詰まり防止も兼ね、多少根をほぐして使うことにした。
植え替えに使う土をどうしよう
一番迷ったのが土の配合。
今回の配合は、
- 赤玉土=3
- 鹿沼土=3
- 培養土=3
- 腐葉土=1
の割合にした。
先日の記事で書いた様に、ネグンドカエデフラミンゴに適した土は、栄養豊富で水持ちが良い土。
なので「その辺の土+腐葉土+堆肥」辺りがベストなのだろう。
けど当フラミンゴはまだ根が子供の苗。
「植物の苗も人間の赤ちゃんが離乳食を食べる様、栄養を吸収しやすくした方が良さそうだ」とわたしは考え、
赤玉土・鹿沼土・培養土をメインに、腐葉土を少な目の配合比率にした。
詳しい理由は記事の後の方に書くことにする。
とりあえず完成
今回は鉢底石は使わず、当土だけを使用した。
ここでハプニング発生!
虫が鉢の中に入り込まない様に、鉢植えの下に石を敷いたりしていたら、新芽が取れてしまった。
子どもの苗はどうなのか分からないが、大人のフラミンゴは、切っても切ってもワンサカ生えてくる。
恐らくまた新芽が出てくることだろう。
実は最初に別の配合の土を作っていた
実は今回つかった土を使う直前に、一度、別配合の土を作っていた。
その配合は、
- 赤玉土=2
- 畑の土=3
- 腐葉土=3
- 培養土=2
なぜ取りやめたのかと言うと、
鉢植えに当土を入れ、苗木を入れてから水をたっぷり投入。すると水切れがとても悪かった。
そして腐葉土の比率が多過ぎる気がして不安にもなった。
これは実話だが、知り合いが家庭菜園でナスを育てたら、いつまでたっても購入当初と同じサイズで、まった大きくならなかったことがある。
土の様子をうかがうと、「とにかく腐葉土をタップリ入れました!」といっていた。
腐葉土や堆肥は完熟じゃないと、植物の成長によろしくないらしい。
最初の配合は、畑の土の量も多いので水切れが悪い。
そして日本には梅雨がある。雨の日が続けば、鉢に水が溜まってしまい、よろしくない気もする。
そして当苗は、ずっと鹿沼土だけで生きながらえて来た。
そんな訳で、種の発芽にも使われる培養土と、
水持ちが良く、排水性もあり、土の中に適度な空気の層を作ってくれる赤玉土・鹿沼土を配合した土を使うことに変更した。
おわりに
今回、苗を移すとき、根を大胆にいじったので、最悪を覚悟して置くことにする。
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