剥ぎ取った芝が何日生き延びるのか?は分からない。
ただ言えることは、店頭で芝生が売られている状態を見れば一目瞭然。
束になった芝生は、何段にも重なって陳列されている。別に鉢に植えてある分けじゃない。
芝は土に埋まってない状態でも、管理次第で長く生きることは可能だ。
なのでもし掘り出した芝をまた使うつもりなら再利用してみよう。
剥ぎ取った芝を4日後に埋め戻した件
わたしはこの記事から4日前、浄化槽のコンクリートの上に乗り上がった芝生を取り除く作業を開始した。
当初は浄化槽に面する芝生10cm程度の幅を根本から掘り出すつもりだった。
ところが実際やってみる流れで、芝を掘り出した部分を低くして、また芝生を貼り直すことを思いついた。
理由は、当初考えていた幅よりも広く剥がしてしまったことにより、土の部分が広くなったので。
土の部分があるということは、雑草に対して無防備な状況。
芝がびっしり生え揃うまで、草むしりをする羽目になることだろう。
掘った部分に芝が生え広がるのを待つよりも、剥ぎ取った芝生を、また同じ部分にはめれば話しは早い。
なのでちょっと細工をして再度埋め戻すことにした。
芝生の根を切って高さを下げてみた
わたしは芝の高さを低くするために、芝を掘り出してから、その部分の土を掘って低くしてから芝を埋めた。
でも15年物の芝の根は長い部分で15cmもある。なので埋め戻したものの、思ったよりも低くならなかった。
そこで今回ひらめいた方法が、芝生の長い根っ子を半分の長さに切ってしまう処置。
芝の根を半分くらいカット
剥ぎ取ってから4日経った芝生。根は乾燥気味だけど草はまだ青い。
芝草を下に根を上向きにセット。
刈り込み鋏で根を切っていく。
刈り込み鋏は面白いように切れてくれる。
これでも、売られている芝生より厚みはある。
溝に芝生をはめ込む
次に掘り出した部分に同じ芝を埋め戻す作業。
同じ部分なら幅も同じなので作業しやすい。
いい感じにはまってくれた。
そして埋め戻した芝生を上から押して土に触れることをうながす。
他の部分も同じ様に埋め戻した。
仕上げに水をたっぷり与えよう。
芝の根を切れば土を深く掘らなくても、芝を貼ったときに地面は低くなる。
芝は生命力が強いので、4日程度、根を空気に晒したくらいで枯れることはない。
ちなみに、掘り出した芝を枯らそうと、根を上にして放置していたので、直射日光は当たっていた。
そして芝生を掘り出した当日は雨。翌日〜4日目まで晴れだった。
おわりに
この様にして、剥ぎ取った芝生は再利用できるので、もしまた使いたいと思ったら早めに手直ししてみよう。
▼掘り出した芝を枯らした記事。
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