「雑草の根絶やしにラウンドアップ・マックスロードは最強!」という農家の知人からの意見を聞いて除草してみたが、残念な結果になった。
使い方の問題もあるかと思うので、もう一度、追いランをやってみた。
【これまでの流れ】ラウンドアップ1回目の使用
我が家の庭には、ススキ系の「チガヤ」と、つる(つた)系の「ヤマノイモ」の、雑草が生える土地だ。
これらは、土の上の部分に生えた、葉っぱやツルなどを切ったとしても、根っこが地下で繋がっているせいもあり、枯れることはない。
なので、根こそぎ取り除くか、もしくは成分が根まで届いて枯らす効果がある除草剤を使うしかない。
そんな訳で前回わたしは、葉に除草成分が付着するだけで、その薬効が根まで届いて枯れるというラウンドアップを使ってみた。
使用から1ヶ月経過したが、思ったような効果を得られないという残念な結果に終わっている。
ラウンドアップの効果を高める使い方
ただ、チガヤについては、葉が密集していたせいもあり、薬剤が付着してない葉もあったと思う。
更に、水で薄めて使う濃縮タイプとは違い、そのまま使用できるラウンドアップは、霧状に噴霧して使うのではなく、ジョウロになった出口から、中の液体を水をまくように使うそうだ。
なので今回のわたしがやった様な、噴霧器で薬液を霧状にして吹きかける方法は、適して無いのかも知れない。
しかしながら、ラウンドアップは他の農薬と比べると値段が高いので、じゃぶじゃぶ使うわけにもいかない。
葉の一枚一枚に薬剤の塗り残しがないように、しっかり噴霧することを意識して、今回も噴霧器で根絶やしをすることにしよう。
2度目のラウンドアップ使用から23日後
今回も噴霧器をつかって除草剤をまくことに。
今回、ラウンドアップを水で薄める割合(希釈)を、前回よりも濃いめに作ることに。その結果は、
▲ラウンドアップ使用前の状況。2ヶ月23日前。
▲ラウンドアップ1回使用した1ヶ月13日後。
▲ラウンドアップ2回使用から23日後の本日。
地上部に生えた葉はほぼ枯れてくれた。朝に撮影したので、黄金色になっている。
密集する葉をかき分け、根本付近の様子を見てみよう。
試しに何本か枯れた草を引っこ抜いてみると、軽く力を入れるだけで、スッと取れたものもあるが、力任せに引かないと抜けないものもあった。
どちらかと言うと、力を入れないと抜けない方が多い印象だ。
茎を引っ張るとパチっと切れた。おそらく、土の中に生え広がっている親根(本体の根)は、死滅してないと思われる。
この場所は、となりの土地で家庭菜園をやっているご近所さんがいるので、薬剤散布を徹底できなかったせいもあり、まだ青い葉も残されていた。
花壇の様子
こちらは、先ほどとは違う花壇の様子。
ラウンドアップを使う前提で、雑草を伸ばし放題にしている。
▲ラウンドアップ使用前。
▲ラウンドアップ2回使用トータルで2ヶ月23日後の様子。
別の日の日中にて撮影。
▲ラウンドアップ使用前のヤマノイモの様子。
▲ラウンドアップ1回目。こちらも枯れた部分と、効き目が薄かった部分があった。
てか、ほぼ効いてない。凄まじいい生命力。精力剤ともいわれる山芋パワー。
▲今回の様子。2回目の前回のとき、これでもか!というほどに、薬剤を噴霧したせいか、葉は全部枯れてくれた。
しかしながら、大元のでかい部分はそうはいかない感じがする。こちらも手で引っこ抜けるか試してみたが、なかなか手強い。
とはいえ、以前、庭に勝手に生えてきた木に穴を開けて、除草剤を注入して根絶やしを試みたことがあった。
▼時間はかかったが、しっかり枯れてくれた経験がある。なので今後に期待したい。
そしてヤマノイモについては、アイビーのような生態で、木の様な根が地上にむき出しになっている。
なので、もしまだ生きている様なら、そこに穴を開け、ラウンドアップを注入する作戦も考えている。
ラウンドアップは球根に優しい
ラウンドアップは薬液が葉につくことで枯らす仕組みになっている。
言い換えると、薬液を土に浸透させて植物を枯らす仕組みでは無い。
なので、土の中に埋まっていた球根は枯れずにすみ、花を咲かせてくれた。
おわりに
この記事を書く本日は10月23日の秋なので、これから新芽が出ることはない。
このままでは来年、また雑草は生えてくると思われるので、別の対策をすることになるだろう。
まだ年齢が若い体力があるうちに、何年かかっても、チガヤとヤマノイモを庭から排除するつもりだ。
▼続きの記事
▼チガヤの関連記事。
もっと探してみる