【庭の雑草】すすき系・つる芋系の多年草を枯らしたい!ラウンドアップを使った1ヶ月後

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ヤマノイモ

春になると毎年決まって生えてきて、その範囲を広げていく、とても厄介な雑草がある。

雑草の地上部を切っても、やがてまた生えてくる。

根絶やしするには、根まで枯らすタイプの除草剤を使うしかない。

今回わたしは、2022年7月30日に除草剤ラウンドアップをまきました。

▼ラウンドアップのジェネリック的な除草剤で樹を枯らした件。

せまい隙間に生えた木は「枯らせて」取り除く
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管理楽な庭造りを目指して

わたしは今年から夢実現のため『管理が楽な庭造り』へと軌道修正することを決意した。

夢の話はさて置き、つまり時間と体力がうばわれてしまう除草作業などを極力減らすこと。

庭を管理維持するための時間がなくなれば、本当に自分がやりたいことができるという意味だ。

そのために先ずは、切っても刈っても毎年生えてきて、しかも生息範囲を拡大させていく。多年タイプの雑草を根絶やしにしなくてはならない。

CMでお馴染みのラウンドアップという除草剤を使ってみることにしよう。

夢実現のため『管理が楽な庭造り』へ軌道修正

頑固な雑草をラウンドアップで根絶やしを期待

枯らしたい雑草が成長するまで待つ

ラウンドアップのようなグリホサート系の除草剤の効き方は、葉から成分を吸収し、根まで到達し、枯れていく。

普通の除草剤では歯が立たない。根は生きているので、また雑草は生えてしまう。

けどグリホサート系は根絶やしにしてくれる、とても強力な除草剤だ。

なので、ラウンドアップの効果を最大化するには、たくさん葉がつく時期まで待つこと。

出来れば、成長期の春〜夏よりも秋の方がよい

秋は葉の成長が終わって根に向かう時期なので、薬も根に届きやすいそうだ。

そんなわけでわたしは、今年の家庭菜園は中止。春からじっと雑草が生えそろうのを待つことにした。

ある意味それは、ご近所からの「あそこの家の人はだらしない」という自意識との葛藤でもある。

ラウンドアップはその誤解を解いてくれのだろうか。

畑エリアのチガヤ

まずは畑エリアに生え広がったチガヤというススキのような雑草だ。

これがとても厄介な植物で、竹のように、根が地続きに広がって行くタイプ。

さらにススキ系なだけに、背丈も高くなるので、草の根元に日光が届かないから家庭菜園どころでない。

毎年わたしは少し伸びた段階で刈り取ってきた。しかしキリがない。

なぜなら普通の雑草のように、1本ぬいて終わりではない。その1本は地続きで繋がっているから、また生えてきてしまう。

そして葉の先が尖っているので、地面に張ったマルチシートを突き破ってしまう。そんな状況もプラスして、やる気も失せてしまった。

もし畑を続けるのなら、まずはチガヤを全部取り除き、一旦リセットした方が効率がいい。

そんな訳で今年のオクラ栽培はお蔵入り。

【オクラ栽培】タネまき~実る期間はどのくらい?

花壇エリアのヤマノイモ

放ったらかしにしたら、たくさんの種類の雑草が生えてきた。

花壇エリアに生えるヤマノイモも厄介な雑草のひとつ。

このヤマノイモは、地中にイモがあって、そこからツルが伸びてくる。

なので地中に埋まっている、親イモを掘り出すか、死滅させない限り、地上部のツルを切っても、再生してしまう。

どこにあるのか?分からない親イモを見つけるよりも、葉にラウンドアップを散布した方が効率がいい。

名前に「イモ」とつくだけにツル(つた)が、地面を這(は)い、壁をのぼり、見た目的にもよろしくない。

当時このエリアにはつるバラを誘引したドーム型のオベリスクがあった。そこにヤマノイモのツルが絡みつき、見るも無惨な光景となっていた。

なのでヤマノイモ・チガヤ・スギナを根絶やするべく、ラウンドアップをこのエリアにも散布することにした。

そのためには、そこに植えてあるバラをはじめ、他の球根系の花を掘り出して、他へ避難させている。

玄関アプローチのドクダミ

理由は分からないが、玄関アプローチの花壇にドクダミが生えている。これも同じで根が地続きで横にはて広がっていた。

ドクダミは臭いが独特で、わたしは好きじゃない。

その場所に植えてあるグラウンドカバープランツに影響が出そうなので、これも根絶やししたい雑草だ。

生垣の下のチガヤ

他には生垣の下から毎年生えてくるチガヤも厄介だ。

わたしはレッドロビンという生垣を楽に管理するため、数年に一度、樹の高さを短く詰めている。

日が当たるようになったせいもあり、今年はチガヤの量が増えた気もする。

このエリアもラウンドアップをつかって、根絶やししてみよう。

ラウンドアップを噴霧器で散布〜37日後。雑草は枯れたのか?

ラウンドアップマックスロードと、新たに噴霧器と、マスクを購入。

ラウンドアップは使う用途で分量が違う

ラウンドアップを使うには、その雑草によって分量が決まっている。

今回わたしはチガヤ(ススキ)に合わせた分量にしたいので、メーカーサイトをチェック。

「しつこい多年生雑草(ススキ)」には水1ℓに20mℓ。

あきらめていたスギナには水1ℓに40mℓ」とあった。

そして「キャップ一杯=15mℓ」になっている。

なのでわたしは2つの中を取って、水1ℓに30mℓ(キャップ2杯)と多めに設定。

計キャップ8杯で4ℓの除草剤作って散布することにした。

ラウンドアップ希釈タイプ雑草別の使い方

ラウンドアップを散布して8日後[2022/08/07]

ラウンドアップの効果について、ふうつの雑草なら散布してから2〜7日後あたりに、地上部の葉が枯れ始め、完全に枯れるまで数日かかるらしい。

確かに猫じゃらし的な雑草はいい感じに枯れてきた。

一方、チガヤのような頑固な多年草や笹のような雑干木は、枯れるまでに1ヶ月を要するそうだ。

まだ8日目なので、葉の一部の色が変わる程度。

ヤマノイモはやや葉の色が黄色くなってきた。

でもよく見ないと分からない程度。本当に枯れるのか?心配になってきた。

8日目の他のエリアの写真は撮ってない。

ラウンドアップ散布後〜21〜37日後[2022/08/20~09/05]

ランドアップを散布してから3週間経過した。

だいぶ葉の色が変わってきた。でもまだ黄緑色の部分が残っている。もう少し待つことにしよう。

ラウンドアップ散布から26日

ラウンドアップ散布から26日後の、花壇エリアのヤマノイモの様子。

葉はしっかり枯れてくれた。

だが、それはほんの一部。しっかりと葉に散布した先端部だけ。薬成分は根まで届いてない。

残念ながら、花壇中央に生えていたヤマノイモの葉はまだ緑色が強い。

画像左下に写っているチガヤも同様に、効き目はジャブ程度。

ラウンドアップ散布から37日後

ランドアップを散布してから1ヶ月6日が経過した。

こちらは畑エリアのチガヤの様子

枯れたチガヤの葉が倒れてきたが、まったく効かない葉も入り混ざっている。

おそらく葉が多く混み合っているせいで、噴霧した薬剤が、葉の一枚一枚に届かなかったと思う。

ラウンドアップの薬成分が土に残ってないせいか、1ヶ月したら他の雑草が生えてきた。

花壇エリアのチガヤ

つづいていこちらは花壇エリアに少し生えたチガヤの様子。

こちらも根絶やしにならずかな?

生垣下のチガヤ

そして生垣レッドロビンの下に生えたチガヤの様子。

こちらも効いてないよ〜!

レッドロビンが植えてあるので、少し気が引けて、サッとかけた程度なのが良くなかったのか?

玄関アプローチのドクダミ

さらに玄関アプローチ付近のドクダミ。

こちらも生垣付近と同様に、グランドカバープランツが生えているので、ダメ元で、サッと薬剤を吹きかけた程度のせいか、ダメージは少なめ。

枯れている部分もあったので、薬剤がしっかりと付着すれば枯れてくれそうだ。

戦いは終わらない

今回は、思ったような成果は見られなかったけど、ラウンドアップに効き目があることは体感的に理解した。

このままでは雑草は息を吹き返してしまうので、時間はかかっても全滅するまでは諦めずにやるしかない。

なので次回は、使用する原液の量を増やして散布してみよう。

おわりに

この後、追ラウンドアップをしたので、その後の様子をまたお伝えします。

▼続きの記事

しつこいススキ系・ツル系の多年草はラウンドアップでも効きにくい?〜追加使用23日後
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