
人生も半世紀近く歩んでくると、その先の道を逆算して考えてしまうもの。
- 収入が増えてからやることにしよう
- 子供が大きく成ってからやろう
- 定年してからにしよう
多くの人は人生を先延ばしにしがちだ。
でも今にしか出来ないこともあるし、今から準備して置かないと間に合わないこともあるはずだ。
後悔のない人生を送るには、自分が本当にやりたこと、成りたい自分に到達するための準備を今開始するしかない。
そんな訳で、「木々や花々で彩られた庭」ではなく、「なるべく手間いらずな整った庭」を目指すことにシフトチェンジする。
人生に悔いを残さないための行動を開始
わたしがブログを書き出したのは、ある日の職場にて、突然のメンタルダウンがきっかけになっている。
それから「なぜそうなったのか?」を自分なりに研究し、その克服に向けて自己治療を開始。そんな当時ブログと出会った。
ブログの可能性を信じ、ブログを通通じて、人生に何か爪痕を残したいとも考えた。
そして具体的な理想というか使命をノートに書いたりもした。
最初に立ち上げたブログから今月をもって8年半経過。
ここ最近は「当時描いた理想」とは違う方へ進んでいることに違和感。
ただ更新するだけ。それは手段が目的になっている。いったい自分は何がしたいのか分からない状態だ。
色々もがいてきたが、最近ようやく本当に自分がやりたかったことの1つが見えてきた。
というか、もしそれをやらなかったら後悔するだろう。
そしてもし自分が願う理想には成れなかったとしても、近づく努力をすることで、満足な人生を過ごせるとも考えた。
なぜなら幸せとは「叶う過程」にあるからだ。
その「やりたこと」の行動には庭はもちろん、やりたいこと以外にかける時間を極力減らすことが近道になる。
そして理想的な庭ではないかも知れないが、別の意味で、庭がキレイに保たれる。
その第1弾として「駐車場脇の花壇スペースを手間いらずに!作戦」を開始することにした。
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雑草は「つる性」と「イネ科」の厄介な多年草
この一角に生えてくる雑草は、イネ科の「チガヤ」というススキの様な多年草。
もう一つはヤマノイモの様な「つる性」の雑草。
これらは冬に休眠し、暖かくなると生えてくる多年草なので、そのうちまたワンサカ生えてくる。
これがこの一角に植えてあるつるバラや柵に巻き付いてしまい、切ても切ってもまた生えてくる。
しかもその範囲も年々拡大。もう手がつけられない状態だ。
せっかくのバラの花も台無し。これだったら植えてない方がマシなくらい。
去年は「葉に塗るだけで根絶やしに出来る除草剤」をつかって駆除を試みた。
とにかく広範囲に生育しているので全く歯が立たない。
退治するには、大元の「親イモ」を掘り出すか、この一角全体に強力な除草剤を散布するしか手はない。
そうなると、バラなどの植え込みが植えてない方が枯らしやすいという訳だ。
この一角の未来図。メリット・デメリット
管理が楽な植栽を植えようか?
この一角の雑草が生えない様に根絶やし後、「どういった状態」にするのかをまだ決めかねている。
- また何かを植える
- 何も植えない
の二択。
理想は駐車場を拡大することだけど、そんな費用はない。
当初、この一角に挿し木で増やしたボックスウッドを植えるつもりだったが、わたしは「管理が楽な庭造り」へとシフトした。
確かにボックスウッドは管理が楽だ。
実際、花壇に植えてある親ボックスウッドは、植えてから13年経過した今の今まで一度も剪定をしていない。
そうは言っても、その花壇の高さは腰あたりまであるので根は地面に届いてないと思われるら、成長が止まっているだけともいえそうだ。
一方、もしこの一角にボックスウッドを植え付けたら、恐らく選定が必要なほど大きくなることもあり得る。
そうなると、メンテナンスに時間を奪われてしまう。
更に「生け垣バリカン&替刃」の購入など、ランニングコストもかかってしまうことだろう。
その反面、ボックスウッド達が成長すれば、地面は日陰になるので雑草が生えてくる確率もグンと減る。
そしてボックスウッドはツゲ科の植物なので成長が遅い。悩むところだ。
彩りより機能性を重視する?
実は、去年辺りからあるプランを考えている。それは防草シートを使うこと。
防草シートいっても、ホームセンターで安く売られているものではない。
これは一度使った経験があるが、すぐにだめになってしまう。
今回わたしが検討している防草シートは、プロ御用達の品。
砂利などの下なら長期間の耐久性があり、その効果は半永久的に持続するとのこと。
値段は高いが、その効き目について、知り合いの農家の人からも聞いている。
そしてそのシートを敷いた、いくつかの場所を実際に見て、その効果を確認済み。
このシートを使う前には、雑草を根絶やしにしてからシートを敷くとよいそうだ。
なので先ずは多年雑草の根を全部取り除くか、除草剤で枯らす必要があるというわけ。
つまり「花より団子」。見栄えよりも機能性。
もしこの防草シートの見栄えがイヤだとしたら、多少お金はかかるが、その上にバークチップやオシャレな小石を敷き詰めればいい。
仮にその上に何か鉢植えを置けば簡易式の花壇が完成する。草むしりは鉢の中の土だけ。
水やりなどの手間はかかるが、あの夏の強力な日差しの下や、高温多湿下での草むしとは比較にはならない。きっと別世界が待っていることだろう。
あのでわたしは、バラを別の場所に植え替えるのではなく、鉢上げをした。
未来は『効率』を巡視しし始めた
最近思うのは、道路や会社に植えてある街路樹が不要な件。
確かに植えてあると塀代わりになるし、目にも優しいし季節も感じる。
でも枝を切ったり落ち葉の掃除などの管理は大変。車の運転にも支障をきたしているのは事実。
実際わたしの勤務先の街の道路に植えてある街路樹が全部伐採された区間があった。もしかしたら財政の軽減や、住民の声によるものかも知れない。
効率的にするのも自由な未来の1つだと思えてきた。
ちょっと寂しい様だけど、従来の考え方をアップデートする時期が来ているのかも知れない。
緑がみたいなら、緑がある場所に行けばいいだけのこと。
もしかしたら、木々をプロジェクションマッピングで映し出される未来が来るかも知れないね。
おわりに
そうは言っても、「やる。やらない」の「0か1か」思考ではない。
わたしの経済力で「豊かな老後」があるのかは分からないが、お庭時間も楽しみたいので、優先順位を下げただけ。
波紋のように、「やるべきこと」とは、まんべんなく視野を広げる必要はある。
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