本質が見えてればリスクを取る必要はないのか?

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生き方はそれぞれ

このヒビ割れたトマト。無料で「無傷なトマトに生育」する方法があります。

「成功するにはリスクを取れ!」よくいわれる言葉。今回はそんなたわごとです。

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今の自分にとって『何が必要か?』が重要

今年もまた出来のよくないトマトがなりました。

アイキャッチ画像を見てのとおり、実の上部にヒビが入り、見た目もよくありません。

一見食べられそうにないトマト。けどはたして本当にそうなのか。カットして中身を見てみましょう。

見た目が悪いのは上だけ。残った多くの部分は真っ赤に熟し、とてもジューシーです。こんな状態では、通常売り物にはなりません。でも外見とは裏腹に普通に食べられるのです。

リスク1・無駄遣い

そうは言っても本当はキレイな実の方がイイに決まってます。トマトのヒビ割れを防ぐには実を雨に当てない屋根もその対策の一つです。

わたしは家庭菜園を始めた当初、ホームセンターで売られている「トマト栽培用のミニビニールハウス」を買って設置したことがあります。

結果、強風によってビニールシートはあおられ、耐えきれなくなった支柱は根本から折れて、数メートル飛ばされました。

ホームセンターには折れにくいプロ仕様も売られているので、それを使えば丈夫で長持ちすると思います。

でもその大きさを収納できる場所が我が家にはありません。外に放置すれば痛み、また買い直し。わたしはそんな買い物をするのを止めました。

なぜなら、ケース・バイ・ケースにもよりますが、それでも食べられるトマトを収穫できるからです。

リスク2・村社会に生きる

近所に住む家庭菜園をする人は、竹を使って野菜栽培の道具にしています。きっと直ぐ側の竹林から取ってきたのでしょう。なぜそんなことが出来るのか。

大人は子供ではありません。だまって取れば泥棒と同じです。やはり「知った仲」の関係生が出来上がっているのでしょう。

ではわたしもその竹を頂くための行動をした方がイイのでしょうか。「お互い様・持ちつ持たれつ」とは村社会の関係図。

確かに長い目で見れば、遠くの親戚より近くの他人というように、困った時の人手になり得ます。ジモティーを増やすのもまたリスク対策です。

とはいっても、見知らぬ人に自分から「竹をちょーだいな」と、お願いしに行くのもまたリスクです。今以上に人間関係が増えるとは、悩みも増え、時間もうばわれるからです。

実際その竹のせいで、少し困ることもあったりします。台風や雪の日には、上からしなって、車の通行の邪魔になる。日陰で見通しや景観も悪い、冬は路面は凍結しやすい状態です。

もし竹をもらったら、何もいえません。引っ越してきた当初、「この竹、どうにかならないか・・」と、思ったこともありましたが、田舎では、事を荒立てずが基本。スルーしています。

リスクを取った人だけが利益を得るのもまた事実

村社会とは「お互い許し、助け合う関係」のこと。いまこの関係生が見直され、以前の日本に戻ろうとしてると言われています。

かつての経済は、B to B(企業が企業に物を売る)」や、B to C(企業が個人に物を売る)でした。しかしいまは、C to C ・ C 2 C(個人が個人に物を売る)のが可能な時代です。

いま、大企業が倒産し、個人が起業し成功する時代。村社会の様な、小さなつながりから経済を回すことも可能になりつつある。

そんなとき、もし地元同士の関係生を築いていたとしたら、色んな可能性が広がるのも事実です。きっとこんな関係生が普遍的な人類(ヒト)のDNAに刻まれた行動で、正解なのだと思います。

けど今のわたしは、ヒビトマトでもイイと思ってます。なぜならダメな部分を切り捨てるだけで、美味しくたべられるからです。

そして人の性格もひとそれぞれ。無理の無い付き合いもまた正解ではないでしょうか。

おわりに

この完熟トマト。ざく切りにして、残り物のカレーと一緒にレンチンしたら、驚くほどジューシーで酸味の効いた、激ウマカレーとなりました。(〃∇〃)

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