「食べる順番が健康を左右する」ってお医者様はいっています。きっとあなたも一度は聞いたことはありますよね。
運動するのって最初はイイけど結局続かないものです。時間もありません。ジム通いではお金がかかってしまいそう。
でも特別、何かを足さない食事なら気軽にできそうな気がしませんか?
- 何から食べるとイイのか
- 何から食べるとよくないのか
その辺も合わせて伝えします。
▼前回に書いた関連の記事です。
リンク老後の生活費が心配な40代は健康遺伝子を「オン」にするといい
今回も、「40歳からは食べ方を変えなさい!」の書籍を参考にしています。
「まず野菜から食べるべし」の意味とは?
さっそく”なぜ野菜から食べるのか”の結論からお伝えします。
- 野菜の食物繊維を利用するため
- 食物繊維には糖分と脂肪分を吸収する働きがある
- 余分な糖と脂肪分は食物繊維にくっつき”うんち”となって出て行く
この機能を活かすにはポイントがあります。
大事なのは「野菜だけを胃に入れること」
体に必要以上の糖分(米など)や肉の脂肪分を野菜の繊維質に吸着させるには、糖分や肉よりも最初に野菜をとる必要があるといっています。
「最初に食物繊維から食べる」ことで、中年太りの原因になる体脂肪をおさえてくれるのが最大の理由です。
米を食べるまでの間、時間を開けること
精製されて白くなった(米・パン・小麦粉)イモ類などは糖分のかたまりの様なものです。空腹時の腹ペコなときに、いきなり胃に入れてしまっては血糖値が急激に上がってしまいます。
いつも血糖が高くなる食習慣をすると最悪は糖尿病になることにもつながるのです。
■血糖値が上がると糖尿病になる流れ
- いきなり糖分をとる
- 上がった血糖値を下げようとして
- 膵臓からインスリンが大量に分泌し
- 膵臓が疲れて弱ってしまう
- 疲れきった膵臓は機能低下
- インスリンの分泌が減る
- 糖尿病になる
- インスリンを注射するようになる
正常な血糖値にする体の機能を使いすぎた結果、壊れてしまうという分けなんですね。
とはいえ、食事をすれば必ず血糖値は上がるものです。でも野菜から食べ出せば血糖値はゆるやかに上がっていくそうですよ。
いきなり大人数の前でスピーチをするよりも、まずは一対一でプレゼンの練習をした方が、人前でも上がらないって感じでしょうか。
でも、自分にとって”言いづらいはなし”をジワジワと遠回しに言われるよりも、ビシっといきなりストレートで言ってもらった方がいい場合もありますよね。
食物繊維は野菜だけではない
実は、冒頭の章のタイトル(まず野菜から食べる)が気になったので、食物繊維についてちょっと検索してみたんですよ。そしたら食物繊維表を見つけたんです。
食物繊維って野菜だけじゃなくて
(キノコ・果物・豆・海藻)にもふくまれていたんですね。
中でも
(ヒジキ・焼きのり・わかめ・昆布)などの海藻類は、だんとつの成分量でしたよ。
だったら章タイトルは(まず食物繊維を食え)にしてもよさそうですが、情報元の著者はお医者様です。野菜をセレクトしたのには何か理由があるのでしょう。
「総合的に効果がある」って判断したからだと思うし、細かい理由を説明するよりも素人には、分かりやすく馴染みやすいって考えたのかも知れません。
医者でないわたしがいま書けるのは、医師のすすめる方法をお伝えするだけです。なので、「最初は野菜から食べる」というまです。
まとめ
若い頃ってコース料理にイライラする男子も少なくないと思います。
「いいからそのメインの肉を丼に乗っけて最初に持って来て!サラダと味噌汁は最後にかっ込むから後でいい。それと割り箸もお願い」
最初にスープ、次にサラダでは、ガッツリと食べた気がしません。でもコースとは、実は理にかなった順番だったんですね?
そうなると、「お寿司はネタを最初に食べて、仕上げにシャリを」って感じでしょうか。
そうではなく、サイドメニューのサラダや味噌汁を飲んで胃を落ち着かせてから食べるのが望ましいのでしょう。
米を食べるのが最後になれば、お腹いっぱいになっていき、いつもよりも糖分を減らすことにもつながります。
誰かに食事をおごることがあるときは、食べる順番を刷り込んでからお店に行けば、財布に優しくなりそうです。
「コーラを飲んでから飯を食べるとイイみたい?」ってウソをついてはダメですよ?炭酸と糖分でお腹がふくれて嫌われるだけですよ。友達は大事にしましょうね。
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