オクラ栽培で失敗しないコツは、冷気にさらさないこと。なぜなら原産国がアフリカ・インドだからです。
わたしの経験上、「冬に逆戻り」な気候に遭遇してしまうと苗は台無しです。特に遅霜には注意。なので畑に直播栽培をするなら5月下旬がおすすめ。
タネまきから収穫までを画像で見てみましょう。
初収穫は2ヶ月後。5月28日~7月29日
5月28日
▼オクラのタネを一昼夜、水にひたしてからまきました。芽が出るまでTシャツで保湿しています。
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5月29日
布をペラっとめくると、前日にまいた種は翌日には目が出ています。
この年、この季節の気候は暑かった。なのでもうしばらく、布をかけて保水しています。それと鳥が若い新芽を食べるかも?と思ったのもその理由です。
6月1日
タネまきから5日後。布はもっこりしてきました。布をめくると、立派な双葉がニョキと元気に育ってます。
土がカラカラになるのがちょっと不安でしたが、芽の成長を優先しました。
▼刈り取った芝草を使えば土の保湿ができます。
6月6日
いよいよ双葉が大きくなってきます。まだ茎がおぼつかない状態です。
6月10日
こちらは、まったく耕してないエリアにまいたタネです。草刈りのときに、間違って何本かぬいてしまいました。これで育てば「マルチシート意味ないじゃん」ってなります。
▼追肥は液体肥料を使ってます。
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6月15日
双葉の後から次々と葉が生まれてきます。苗の成長のために株元に生えた雑草を、気づいたら取りました。
7月8日
タネまきから1ヶ月いじょう経過。結構葉っぱが虫食いにやられたり、病気なのか枯れた葉っぱもありました。でもここまでくれば、まず大丈夫でしょう。
7月18日
すでに花の蕾(つぼみ)ができています。つぼみの右上には、花が先終え小さな実ができています。
こっちは野生児のオクラ達。ちょっとひ弱な印象です。
7月18日
最盛期のように次々にとは行きませんが、ちらほら花が咲くようになりました。
7月29日
やっと食べられるサイズになりました。
真夏なら、朝、小ぶりでも翌日には大きくなり過ぎるくらいです。長梅雨のせいか「今年の成長は少し遅い」のが印象的です。
オクラは8月に間に合えば良し!
今回、タネまきから収穫までにかかった日数は2ヶ月。
オクラは寒さに弱い野菜です。ホームセンターなどで売られる時期に合わせて種まきをするには、冷害に合わない対策が必要です。
以前わたしは、まだ寒さが残る早春のころミニビニールハウスを作り、そこでポットに種をまき、苗を育て、それから地植えをしてました。
けど、植え替え作業やら、色々と理由もあり、種は畑に直まきする様になりました。
そしてわたしの場合、身体がオクラを欲するのは夏本番の梅雨明けです。なので寒さが完全になくなる5月下旬にタネまきをすれば、8月には間に合うという算段です。
おわりに
オクラを食べて、夏に負けない身体をつくりましょう。
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