種をまいてから上に何かをかぶせるメリットとは何なのか?
- 土の保湿効果
- ある程度の気候変動に対応(暑さ寒さ)
- タネを鳥害から守れる
種が発芽するには『水』は必要な条件の1つ。なのでモノによっては、土が湿り気のある状態にしてくれる。ついでに、タネ雨水流され防止にもなる。
タネの発芽には『光』も重要な条件の1つ。なので、太陽光が透ける素材が無難だ。
鳥害について、トウモロコシや大豆とちがってオクラの種は食べられない。よって今回はこの限りではない。
そんなお悩みを解消してくれるのが不織布。ホームセンターやネットで売ってる。
けど『不織布の代用品』の検索からあなたはやって来た。という訳で、今回はTシャツを使って、タネが発芽するのか?実験してみることにする。
今回使ったTシャツは『ユニクロ』素材:綿66% ポリエステル34%。
不織布の素材を調べると、綿やポリエステルの素材もあった。他は(繊維・麻・パルプ・レーヨン・ポリエステルなど)なので素材的には問題なし。
けど心配は厚み。四六時中、見てる訳にはいかないし、無いよりは良いのでやってみることにした。
▼「タネまき」から「実る」まで。
『Tシャツの古着』を使って土の乾きを防ぐ
オクラの種を水につけ置きした
わたしはオクラ栽培を多分8年くらいやっている。お皿に水を張って、そこに種を一昼夜浸してから土に埋めている。種の発芽をうながす。浮いた種はダメらしいとのこと。
◼デメリットとして、水に浸す=種は濡れている。それをつまんで土に入れる。すると指についた土がドロになり、種を埋めにくいこと。
着古したTシャツを不織布の代わりにした
前回のときは「刈り取った芝草」を使用。新聞紙を使ったこともある。
「何かないものか?」丁度その前日にTシャツを買ってきた。もう何年も着たTシャツ。襟首(えりくび)もほつれ、色も濁っている。新品と比べると、その違いがハッキリ分る。
「そうだ!これ不織布の代用品にならないか?」使えるのか分かりないけど、実験してみることにした。
・・・
徐々に変化しているモノってその変化に気づきにくい。こういった部分で人は評価されてしまう。淡ゆくコレを着て出かけるところだった。危なかった。(^_^;)
そんな想いと、マルチシートに開ける穴の大きさ考えながら、ジョキジョキと古びたTシャツにハサミをいていた。
お疲れ様。何かちょっぴり切なくなった。
もし自分が母親で娘が居たとする。もし娘の古着を切ったとしたら、「この服は娘のお気に入り。コレを来てお買い物に行ったよね・・」とかノスタルジーな想いにふけるのかも知れない。
まだ着られるなら処分するんじゃなく、「本当は誰かに着て欲しい」って思うのかも知れないね。
私自身、過去に大量断捨離したことがある。いま「アレ取って置けば良かったなぁ」と、思い出の品になることなど知るよしも無かった。あの時わたしは若かった。゚( ´ー`)y-~~
⇒年末の大掃除で子供の私物を断捨離!取って置く置かないの判断とは?
マルチシートの穴に入れるだけ
本当は、不織布を布団の様にシート全体を覆った方が何かとよろしいかと思う。贅沢をいえば、寒冷紗で日陰を作ればベストかな。
仕上げに水をたっぷりかけて完成。
別バージョンにて実験
種が少し余ってしまった。そんな時はいつもポットにまいて様子を見る。けど今回は、土に直播きしてみた。
その場所は全く何も処置を施してない、ただの土。このエリアで野菜を作ってないから、連作障害などのリスクは無いかも知れない。
畑の端の方は雑草が生い茂る場所でもある。不耕起栽培じゃないけど、実験的も兼ね、自然に任せてみることにした。
方や、立派なお膳立て、方や、ただの土。
タダの土のオクラの成長が気になってしまう自分がいる。
おわりに
不織布の代わりにTシャツを使うのは今回が始めてのこと。なのでどうなるのか分かりません。あとは見守るだけ、と言ったところです。
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