親が子供に整理整頓法を教えてあげないと、子供はどうしてイイのか分かりません。
それに、ルールを作っても中々うまくいかないもしょーがないんです。相手は子供。自分たちがやってないことを押し付けても効果が薄いのは「子は親の鏡」だからです。
我が家のキッズスペースは物であふれかえっています。もう子供の手に負えない状況になりました。という訳で、仕分けをすることにします。
自分の子供時代を思い出しつつ、大人の判断で取捨選択をした
捨てたもの
教科書・テストの答案
- 学校で出されたテスト
- 夏休みの宿題
- 前年度の教科書など
- 工作
なんかは、これからも使わないだろうと判断しました。
とはいえ、テストの間違えた問題とは「その子が直すべき部分」です。復習のためにとって置いてもいいかも知れませんね。
図画工作について
色鉛筆・クーピー・蛍光マジックが大量にありまして、新しいのから短くなったものもあり、混ざり合っていました。
息子は鉛筆などをすっごく短くなるまで使うタイプです。そうなると、短い鉛筆やクーピーが大量に残されてしまいます。なので、1つの入れ物に全種類にして、かぶった「色」は思い切って捨てることにしましたよ。
授業で使った教材
図工と同じで、理科の実験でつかった道具(モーター・ピストン)などもおもちゃ箱を占領している物の1つです。
最初、珍しさから遊んでましたが、どうやら飽きた感じです。ほぼ触っていなかったので処分することにしました。
とって置くのかを聞いたら本人が迷いそうなので、親の判断で捨てることに決めたのです。
おもちゃの細かいパーツ
「その部分単体でとって置いてもどうしようもないだろう」とわたし自身が思った物は捨てるこにしました。
- ガチャガチャの入れ物
- ファミレスや百均で買える様なプラスチック製のパーツ
- ある部品が無いと使えないおもちゃ
それまでは、使うかも知れないと考えてとって置きましたが、使うことはありませんでした。なので処分の対象です。
取って置いたもの
子供目線に立って
息子は絵が得意なので、絵についてはまだ保留中です。展覧会で賞を取った絵画は思い出になりそうですしね。
- まだたくさん書けるページがある自由帳
- トレーシングペーパー
- 折り紙
- 段ボール
- 幼児・低学年の子供が見る本や図鑑
息子はマンガ家になる夢を持っていて、オリジナルの漫画をノートにせっせと描いています。なので、絵を描くためのアイテムは必要というわけです。これが第一に優先する部分。
絵だけではなく、工作も同時進行でやっています。最初は折り紙で好きな形を表現してました。でもユーチュブの影響で、ダンボールクラフトをやり始めたのです。箸休め。
次の世代へ「お下がり」
ウルトラマンやポケモンや恐竜などの図鑑は捨てる気になれません。なぜなら一生物だと思うからです。
プレミアもありますが、自分の経験から「大人になっても欲しい本になる」と推測したからです。
わたし自身、小学生の当時にガンダム(初期)関連の図鑑を持っていました。いまでも見たいなぁと思います。
(*´∀`*)
そして私たち家族には甥っ子姪っ子がたくさんいます。丁度いい歳頃になったので断捨離を期に、もし相手の親の了解をもられたら差し上げようと考えました。
教育方針はその家庭によってちがいます。ありがた迷惑だと痛い人になるだけ。
親の独断と偏見での仕分け
子供に捨てるかどうか聞いてみて「それいらない」と言った物でも密かに取って置いた物があります。先程の話とかぶりますが、
- 子供が描きためた過去の作品(漫画・イラスト)
- 「もう遊ばないだろう」と思うおもちゃ
漫画を書き出した当初から比べると、格段に腕が上がっています。息子にとっては過ぎ去った過去。興味や執着なのはないのでしょう。
でも、まだ幼い頃や小学低学年の頃のあどけない絵。親としては本当に愛おしく思えてしまい、簡単には捨てられませんでしたよ。(TдT)
それにもしプロになれたらプレミアになったりして?それと、孫がお父さん(将来の息子)の子供の頃に興味が湧くかも知れませんしね。
将来もし夢を断念したとしても、何らかのメッセージになればイイと考えました。
まだ使えるゲーム類も取っておきました
最初に買ったポータブルゲーム機は、現在つかっていません。でも懐かしさから、またやってみたい!って思うはずです。ファミコンが復活しているのは需要があるからです。
カードゲームやその当時流行ったバトルアニメの対戦アイテムなども取っておきました。
何にでも言えることですが、初代の物はプレミアがついてます。実際それを息子は公園で無くしたことがありまして、その価値を教えたら超ガッカリしてました。
小さな物だし場所も取りません。カードと一緒に残してもいいと思いましたよ。
一度、断捨離すると取捨選択が見えてくるもの
わたしはこの記事を書く6年位前に大々的な断捨離をした過去があります。その当時の「捨てる・とって置く」の基準とは、
いま現時点で「いらない」と思った物は、「何でもイイからとにかく捨ててしまおう」をポイントにしてました。
当然、家の中も外も綺麗さっぱりです。でもそこですっごく大事な経験というか学びがあったのです。
- 自分以外の人を考えて行動する
- 捨てる以外の方法はないか?
- 深くよく考えてから行動する
という気づきの様なものです。
とにかく遊ばなくなった子供達のおもちゃを潔く大量に捨てました。なぜなら、もう本人が遊ぶことはないからです。
実際、わたしには甥っ子姪っ子がたくさんいます。知り合いにも小さな子もいる。中古市場に売る方法もありました。でもそうしなかったのは、
面倒くさかったから。
選別して整理して、その人に合うか考えて、ノーサンキューだとありがた迷惑です。中古市場に持って行くのも面倒だったからです。売り買いアプリもメジャーではなかった頃の話。
それまでの自分の趣味を変えようと考えて、奇抜な洋服なんかも思い切って捨てました。
しかし断捨離後「あれ捨てなければよかったなぁ」という物も出てきました。そして買い直しの経験もしました。
たとえば、趣味が変わってしまった服なんかは捨てなくても、家庭菜園で着れば汚れても平気です。いらないと思っていたガラクタが、実は必要な道具にもなれたのです。
でも実際に捨ててみないと分からないのです。その「それやっぱり必要になるからとって置くべき物だったね」に気づけるそれも断捨離なのですね。
そして前回の大胆な初断捨離が今回の断捨離に活かすポイントになりました。それが、思い出になる物はとって置くの判断です。
しかしながら「その、切り捨てる行為こそが断捨離だよ」なのかも知れないけど、本人が納得できればそれでイイのです。
おわりに
物を片付けるとき同時に考えたいこととは、「これ以上モノを増やさないこと」も1つのポイントになりますよね。
今回わたしの場合、「カラーボックスの上に大きな箱を置いていたのを、そこから何とかしてどかせないか」と悩んでいました。
なぜかと言うと、入れ物があると、息子はそこに何でもかんでもポイッと投げ込んでしまうのです。そうなると細かい物でグチャグチャです。
整理整頓が苦手な人にとって、机の上・棚の上とは物置のスペースになりがちです。
そもそも台があるから置いてしまうのです。だったらそこに箱や台が無ければイイという理屈です。
「どうすればいいのか?」を、腕を組み仁王立ちで何分もの間、必死に考えましたが、答えは出ませんでした。
整理しなくちゃならない場所もまだまだ残っています。年末年始の休みを使って、一つ一つ吟味して片付けようと考えています。
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