「自分が思い入れのあるお店」とはホームグラウンドです。コロナ感染リスクがあるかも知れないこの時期に親子で行きました。
こんな時期だからこそ行くしかない!
コロナ感染にシビアな時、我々人類はどんな判断をすればイイのでしょう。家でじっとして居ればイイのでしょうか。
わたしは「人類最後のとき」を想像すると、こんな名言を思い出しました。
もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは本当に自分のやりたいことだろうか? by スティーブ・ジョブズ
この考え方を照らし合わせると、もしもの時になったとき、「もし我が子に”あのラーメンを食べさせてあげられない”としたら、絶対に後悔するだろう」とわたしは思いました。
「え?あんた生死を別けるこの時期に何を言ってらっしゃるの?お前の夢って小せえー」と思う人もいるはずです。
それでもわたしは「それで良いんです」と言い返すでしょう。やらずに後悔ほど毒はないからです。
そしてそのわたしがこよなく愛する「ラーメン店へ連れて行くから」と息子と約束してました。
「そんな行列も出来ない地方のラーメン店なんて、いつでも行けるでしょ?」と思うでしょうが、味付けが濃く量も多い一杯ってこともあり「中学生に成ってから」とわたしは決めていて、
そしていざ中学生になると、中々タイミングが合わず、ずっと後回し。妻はそのラーメン店の味が口に合わず食べたくない。他の家族を残し、息子と二人では何か気が引けます。
そんな中、春休みの今がチャンスという流れもありつつ、苦渋の決断と重い腰を上げたのです。
感染リスクを考えての行動
いざ行こうと思うと、やはりクラスター感染が心配です。一旦話は置いといて、突然ですが、わたしは人混みが得意ではありません。なのでいつもこのラーメン店へは、
- 平日・お客が少ない開店早々(朝飯には遅く昼飯には早い時間)
- 店内では、隣が居ないカウンターの隅の壁or窓際
以上がわたしのルーティンです。これなら、下手したら店員2名と親子の計4人。密接・密着を防げます。わたしは普段から、濃厚接触しないライフスタイルだったのですね。(*^ω^*)
で、実際はどうだった?
いざ店舗に入ると狙い通り。お客はわたしと息子だけ。本日まだ誰も来店してません。とりあえず安全確保!(^-^)/
厳密には店員さんや、前日のお客さんに感染者がいたり、除菌作業してなければ、まだ菌は生きていることもあるでしょう。けど可能性を下げることは出来たはず。
ところが、ところがです。普段この開店時間ならお客さんはまばら。けど、1人、また1人。あれよあれよとカウンターは埋まり、わたしの隣まで人が並んでしまったのです。
話を戻すと、もしかしたら、みーんな同じことを考えていたりして?
- 「何だよお前もかよ?やっぱりこの味食べたいよなぁ・・」
- 「そっか、この味を息子に継承しに来たのか!よし!食ってけ!」
- 「こんな時期に子連れかよ?バカ親か?それとも『アホアホマン』か?」
と思ったかどうかは分かりませんし、自意識過剰なのか分かりませんが、親子が浮いている感じを受けました。(*´∀`*)
思わぬ失態と今後の対策も
実はこのラーメン店とは、主に北関東でチェーン展開する「ネギ」が売りのお店です。
わたしは入店するときに、息子がなるべく物に触れない様に、先にドアを引き、感染しない様に心がけました。
そんなことよりも、「このラーメンの味を息子がどう評価するのか?」が気になって仕方が無い。
もう中学生。ということもあり、クールに無表情。小学生の頃の様な、とびっきりの笑顔を返してはくれませんでした。けど黙々と全部平らげてくれました。
するといきなり息子は、指を口の中に突っ込んでいるでは有りませんか!そうです。トッピングの白髪ねぎが奥歯に刺さり、それを取ろうとしていたのです。
「何だよ。それじゃ意味無いじゃん・・」とわたしはがっくりすると共に、感染のリスクでハラハラです。
「速報です。例のバカ親子がこんな時期に外食に行き感染しました。」なんてことになったら一大事。時既に遅し。
出かける前に「アルコールティッシュを持っていこう!」って思ってたのに、忘れたわたしが悪いのです。
何が起きるかわかりません。「備えあれば憂いなし」ということでしたね。
おわりに
あれからもうすぐ2週間。「詳細な感染の有無」は分かりませんが、親子とも熱も出ず、無事に過ごしています。
もう大都市では『緊急事態宣言』も出ています。もしまた外食に行くとしたら、よく考えてから行動に移したいと少し反省です。
さすがにもうヤバそうなので自粛モードに入ります。
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