相手を傷つけてしまう言葉をつい言ってしまう癖がある人はどこにでもいるものです。
一度口から出たことばを取り消すことはできません。特に”お酒を飲んでの事情”はあるのではないでしょうか。
もし大事なパートナーを傷つけてしまったとしたら、それこそ”後悔先に立たず”です。言ってしまった責任を背負って生きていくしかありません。
▼前回の記事
リンク妻の態度が冷たいのは別れの予兆?熟年離婚を避けるには女脳を理解する
女性とは「されたこと・やってもらえなかったこと」を決して忘れません。別ればなしが出て、はじめて男はあわてふためきます。
今後、辛い結婚生活を送りたくはないのなら、真剣に妻の話を聴くこと
もし奥さんを傷つけることばを言ってしまい険悪なムードになったとしても、何とか平然を装って普段と変わらない生活をしてくれているのだとしら、心を入れ替えるチャンスを与えられ、いつも監視されつづける未来が待っています。
一生、執行猶予中だという状況を受け入れて生きることを意味します。
- 対等な立場でいられなくなる
- 事件の加害者あつかいをされ一生を終える
- 一字一句ことばを選ぶ生活を強いられる
どうでしょう。コレでは針のむしろ。そこまでされて一緒にいる意味があるのでしょうか。
こんな状態が今後もずーっと続く結婚生活になるって想像して見てくださいよ。生きた心地はしませんよね?
奥さんを傷つけてしまった、そんなあなたが今出来ることは、ひたすら奥さんの要望にこたえ、誠意を見せ、一つづつ信頼を積み上げていくしかありません。
もし執行猶予中の身であることを忘れてしまったとしたら、将来、熟年離婚が待っているかも知れません。なぜなら女は忘れない脳だからです。
一度、立場が逆転してしまうとすっごく生きにくい未来になることは想定の範囲です。実際に知り合いにいたので、その辺を書いてみることにしますね。
知り合いのBさん(男性)
理想の家庭を絵に描いたようなBさん家族。ところが仮面夫婦だと本人はいっています。
「もうカレコレ2年近くまともに口をきいていない」様子。ある日から突然Bさんを無視するようになったそうです。
その理由とは、”酒に酔って奥さんを傷つけることばを言ってしまったようだ”ということでした。
しかも当の本人は、何を言ったのかまったく覚えていないそうです。「自分がいったい何をいってしまったのかは怖くて聞けない」ともいっていましたよ。
ただこのBさん。ちょっとビックマックで、他人から論破されるのを嫌いウソをつく習性があるようです。本当は気が小さいから自分を大きく見せてしまうのでしょう。
「本心ではないことをいって相手を傷つけてしまうことがある」ともいっていたのですが、後の祭りです。
そんなわたしもBさんのことはいえません。
歳のせいか分かりませんが、少ない飲酒でコロッとコタツで寝てしまう。いつ寝てしまったのか記憶にないことがあるからです。
何をしても頑な(かたくな)にBさんを避けた態度が余りにもひどいので、問いただしてみたことがあるそうです。
「絶対に忘れない」という言葉、そのとき奥さんは怒りをおさえた面持ちで冷静に一言だけいったそうですよ。強い信念のようなものを感じたそうです。
- 何を聞いても返答の言葉に角がある
- まったく笑顔を見せてくれない
- Bさんが”良かれ”と思ってしてあげた好意に逆上する
- Bさんが奥さんの近くに座ると奥さんは別の場所へ行く
Bさんが傷つける言葉を言ってから何年もの間、家庭内別居状態にあるといっています。
口を聴かないというだけで、他のことは同じように続けているそうです。これでは外からではまったく中の事情は見えてこない、話しを聴くまではまったく分かりませんでしたよ。
義務だけを果たす関係では本当の夫婦だとは言えなません。そんなBさん自身も以前よりも無口になって独りでいることが増えいています。
人は1つの理由だけでは人をキライにはならないもの
でも「暴言は”キッカケ”なのでは?」って思うのです。
▼人と人との関係とは銀行のようなもの。
リンク恩を仇で返す理由とは?もう○○がなくなってしまったから
このBさんはルーズな一面を持っています。何でも後回しにするタイプで、いつも土壇場になって大騒ぎ。それに振り回される奥さんは大変だと思います。
本人も”有言不実行の癖がある”ともいっていました。
- 我が家もそろそろマイホームだね
- 壊れた車は直さず買い替える
- 今度の夏、旅行にでも行こう
「いつかきっと!」に対して「また言ってるよ・・」そんなBさんの”卓上の空論”や”絵に描いた餅”を聞かされ続けた奥さんの気持ちもわからなくはありません。
結局、時間をかけても実現はしているのですが、実現できたのは奥さんの強い後押しがあるからだとも言っています。
「大変だった、要望をきいてもらえなかった」という奥さんの気持ちはバケツからあふれ、ひっくり返した(無視)としても、下にあるタライにたっぷりと怒りは溜め込まれているのです。
こんなルーズで人の心を傷つけてしまったBさんは奥さんに、どう”つぐなえば”許してもらえる日が来るのでしょうか。
これを読んで「こんな事例はイヤだ」とあなたは思うのなら、是非とも気をつけた方がイイことがあります。
一章目のタイトルに書いた様に、”妻のはなしをちゃんと聴くことで末永く良好な関係を維持することができる様になる”と思うのです。
- 出来なくても真剣に向き合い目をそむけない
- 仕事とおなじ様に真面目に取り組む
- 相手の目線に立って考えてあげる
釣った魚にエサを与えないのはやめましょう。
はなしを「聴く」とは、言うことを「きく」ことだと理解することです。
おわりに
酒で人生をダメにしてしまった話しが跡を絶ちません。
酒に弱い体質で人生を棒に振りたくないという人は、この辺でいっその事”お酒をやめる”か、”ほどほど”にしないと絶望がまっているかも知れません。
とはいえ、Bさんは心を入れ替えて、無視されたり、そっけない態度をされつづけてもめげないようです。
「コレだけやったんだ・・熟年離婚になっても悔いはない」と思っているようにも見えました。
ひたすら耐え忍ことでしか方法はないのでしょうか。そのかいもあってか、奥さんは徐々に心を開きつつあるともいっています。
もしかしたら、操られているのかも知れませんね。
▼自分をコントロールするスキルを身に着けたいものです。
リンク人生に絶望する自分に気づいたら前もって対策すればいい
もっと探してみる