
類は友を呼ぶ
「恋人が出来ないのはなぜだろう・・」って考えている人はいませんか?
もしかしたらあなたと、あなたが望む相手の考え方にちがいがあるのかも知れません。
「良縁」「良運」を引き寄せる可能性をつぶさないためには、一体どうすればいいのでしょう。
結局、自分が望むものを遠ざけている
人は不合理な判断をする生き物です。
素直に受け取った方が得なことも時としてこばむことがあります。合理的なのに行動しないのは人は機械や動物ではないからです。
でも合理的な方がいいときもあります。変なこだわりやプライドを捨てた方が生きやすいし、得だと思うからです。でも本当の意味で「お得」なのでしょうか。
合理的に生きるとは「人目を気にしない」という意味でもあります。同時に、本人が「良し」と判断する基準に対して「それダメでしょ?」と他人が思う気持ちでもあります。
もしあなたの基準に対して、あなたが望む相手が「それダメ派」だとしたらあなたは受け入れられません。結果、望む状況を手に入れることが出来ないでしょう。
あなたが「お得」だと思っているスタイルによって「損」を招くことになるのです。
「結果を見すえた判断」が行動基準になっている人
たとえば「はじめてのデートをする」とします。あなたはデート直前まで仕事をしていました。
はじめてのデートです。時間がなくてもシャワーを浴びて、とびきりのオシャレをして出かけたいもの、誰だって相手に好印象を与えたいと思うからです。
でも合理的な世界に住む人はちょっとちがいます。
仕事を終えた作業服のまま、時間丁度にやって来ます。なぜなら、服を2組も洗うことになるし、デートをして帰ってからお風呂に入った方が明日まで身体を綺麗に保てるからです。
「たった2・3時間のことに神経を使うのはもったいない」と思う気持ちもわかります。余計な気づかいがかからないのが親しい関係でもあるからです。
しかし記念日や行事ごとは特別な日です。慣れた関係でも特別仕様になるべき日はあります。
初デートは2人にとって特別な日です。相手と特別な関係になれないのは、自らが特別な行動をしないからです。つまり、合理的な判断が相手を遠ざけているのです。
これに気づいてない・・
「そうだ!昨日の夕飯のおかずが、まだ残っていた!」といって、自宅で食事をすればデート代と残飯整理の一石二鳥です。費用を最小限におさえられます。合理的に見ればお得で賢い行動です。
でも、人は感情の動物です。初デートには初デートになる理由を求めるものです。
もし、あなたが相手を合理的に選ぶのなら合理的に接しても問題はないでしょう。
ところが人は相手には不合理を望むものです。
「整った顔で、スタイルもいい」のは合理的に見たら何の特もないはずです。顔がよくなくっても、太っていても、背が低くても、お金があればいい分けなのにです。
審査員にならないで?
ここに有名な教訓があります。
「人を裁いてはダメですよ」「自分の秤(はかり)で人を量って(はかって)はイケませんからね」というキリストさんの言葉です。
わたしは無宗教な人です。でもおじさんになったせいか、何かの法則が当てはまるような気がする、
「あの娘、オレのタイプじゃない」って異性を評価する人がいます。
「向こうも、そう思っているよ?」ってアドバイスをしたくなるのはわたしだけでしょうか。常に自分本位の上から目線は受け身でいる証拠です。あなたがお願いする立場なら相手はお客様になるからです。
相手とは、あなたに選ばれる商品ではありません。あなたが相手にとって対等か上等ではないかぎり、あなたの思い通りになることは永遠にないでしょう。
もしこの原理を理解した行動をしたときにのみ、あなたが望む結果になる確率は上がります。
おわりに
わたしもふくめて、人は自己中心的に世界を見がちです。自意識過剰はよくないことだけど、自分がやってもいないことを他人に求めるのだけは、やってはイケないことなのは分かります。
人を選ぶのではなく、人に選ばれる人間になることが近道です。
■心理学的なデート攻略法について書いています。
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