中学を卒業した最初の秋は、一生に一度しかありません。校2、校3とは意味がちがいます。
男子校生にとって元中の女子は貴重な異性の人脈です。
そんな中、共学へ進学した女子の脳には新しい男子たちが書き込まれてしまう。
つながりは大事です。ここはもう一度、あなたの存在を思い出してもらいたいものです。
よくある話ですが、
「いまこのときにしか出来ないこと」はあるものです。
この記事は、今年の3月に中学を巣立った卒業生に当てはまる内容です。
関係性が薄れる前に手を打つべし
中学を卒業するとそれぞれ別の進路に歩んで行きます。
そんな中、あなたは男子校に進学しました。もちろん行った先は男だらけの男子天国です。当たり前ですが女子はいません。
そんなあなたにメッセージを贈ります。
「今から異性に対して何か手を打っておくのは将来の投資になる」と言ったらどうでしょう。
「いえいえ、わたしはモテますし、都会だから関係ないです。女子にも興味はありません。それに勉強しなくっちゃ」という人にはぜひ聞いてほしい、
「男子校は男女共学とはちがい日常的に異性と触れ合う機会が少ない」という事実です。
そしてこれからの時代まちがえなく、
いまよりも結婚しない人は確実に増えます。
いま考えるにはまだ早いはなしです。が将来はわかりません。手段が多いと選択肢も広がります。
まずは卒業した中学のイベントに参加するべし
高校に入学してから生活は一変、部活に入っている人は遊ぶ時間もかぎられてしまいますよね?
「家と学校の往復だけで夏休みは終わってしまった」なーんて人もいることでしょう。
中学を卒業して最初の夏、元の同じ中学の女子と会うものの、話かけるきっかけもなく夏休みも終わってしまったりするものです。
プールなんかで再会してもお互い知らない人のフリをしてしまうのはよくある話です。
出会いの場とは自分でつくるものです。家の中にいても偶然運命の人はやって来ないものです。ネットもありますが、最終的には会うことになりますからね?
そして健全な出会いの場にふさわし場所はいくつか存在します。
それが「元中学の運動会」です。
「えー?いまさら何をしに行くんです?」って言わないでちょっとだけ聞いてく見てださいよ。
高1の娘が休日、制服に着替えていた件
「あれ?今日、部活でもあるの?」わたしは娘の行動が不思議だったので理由を聞くことにします。
すると、
「卒業した中学校の運動会に行く」というはなし、
妻いわく、
「高校の制服姿を先生に見せたいんでしょ?」と、人の気持に鈍感なわたしにキツイ回答が返ってきました。
もしかしたら娘たちも先輩の制服姿を見て、
「わたしも卒業したら後輩たちに制服姿を見せたい!」卒業生の毎年のイベントになっているのかも知れません。
「なるほど」わたしにも経験があります
遠い過去の記憶がよみがえってきましたよ。
卒業後、最初の一年目に元中の男子グループと女子グループとで何度か交流した思い出があります。
中でも記憶に残っているのは先生に会いに行った件です。他にも何かあったと思うけど、何せ遠い昔のことなので思い出せません・・
次第に縁も薄れてしまい、つきあうことはなくなっていますが、
「関係性を保とうって努力していればその後も関係は続いたんじゃないの?」って思っています。
就職したり進学すればその先には新たな環境が待っています。男女共学だとしたら学校に行けば異性はたくさんいますからね。
でも男子校はちがいます。
気になる相手が地元にいるなら別ですが、幼馴染の顔見知りよりも、新たな環境で出会った異性に魅力を感じるものです。
元の中学の異性は貴重な人間関係です。
まだ若いし先のことは未知数です。もしかしたら将来モテモテになることだってあるかも知れません。
でも男子高のあなたは別です。男女共学ではありません。ここはしっかりと関係をつなげておきたいものです。
人は目に入らないことは忘れて行く
多くの人は過去の関係よりもいまの関係を大事にするものです。
「とにかく何人かグループをつくって学校に行ってみろ」とわたしは言いたい。2人でも3人でもいい、1人だってかまわない。
想像して見ましょうよ?
40才独身の男1人でウロウロする将来の姿と、まだ15・6歳の若者が1人でイベントに参加する姿を・・
グループはそれぞれの役目で成り立っているものです。
「ちょっとそこの男子ー!!」って仕切り屋の女子はいるものです。
「あれ?○○君1人なの?一緒に先生のところに行こうか?」って、もしたら誘ってくれるかも知れません。
「オレなんて相手にされない・・」って考えているのは自分の思い込みなことだってあるのです。意識すると相手も意識してしまうもの、
若い頃はグループで行動する性質があります。
こっちもグループの方が合流しやすいものです。誤解や問題にならないためにも、やっぱり1人以上で行った方が行動しやすいでしょう。
だれか「連れ」をさそって行ってみることです。
連絡を取りやすい関係を築く
もし卒業した中学時代の人たちに何かあったとき、人間関係をつなぎとめていれば集合する確率は高いです。
さきほどのわたしの様に、同級生や教わった先生の冠婚葬祭に呼ばれやすくなります。当たり前ですが連絡が取りやすい状態だからです。
とりあえず、どんな状態なのか近況を報告し合うことが会話の糸口になるでしょう。
経験上、連絡先を交換しあっても次第にフェイドアウトしがちなものですが、この先どうなるのかは未知数です。
今回の運動会に行く行動は、近所のコンビニ、行楽地、就職先、同窓会、10年後などに再会したときの話すきっかけとネタになるでしょう。
とにかく、待っているだけでは何もはじまらないし、行動しなくては何も変わりません。好きなアイドルにどんなに入れ込んでも、現実は身近な子に落ち着くものです。
いまは勉学やスポーツや好きなことに打ち込む時期ではありますが、年に一度くらい、お互いグループなんかで会える日があってもいいのではないでしょうか。
さー、ここまで聞いたら行かない手はありません。
かき氷を買いに行く素振りで行ってみましょう。
おわりに
何事も最初が肝心です。
まだ中学生気分がぬけない今の内にルーティン化させるのがポイントです。
汚いはなしになりますが、大人の出会いの場は大抵は有料です。近年、街をあげて婚活運動会も各地で開かれています。でも学校の運動会は入場無料。
別に恋活ではなくっても、異性の友人関係があってもいいと思いますよ。本当に人はどう変わるのかはわかりませんからね?
今が一番輝いている時期です。あなたの元気な姿を先生に見せるだけでも喜ばれるのではないでしょうか。
文化祭もあります。部活の後輩に会いに行くのもいいでしょう。
ちょっと早いけど同窓会がてらの女子たちに便乗して、何人か仲間を集めてあなたも会場に遊びに行ってみるのです。
▼大きな一撃よりも小さな継続を。
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