アスパラガス農家の友人から苗を頂いた。教えてもらった情報を参考に我流で植えてみた。
アスパラはめちゃくちゃ肥料喰い
アスパラガスはとにかく肥料を食うそうなので、それに見合った対応が必須。
実際に自身が運営するアスパラ畑での栽培について聞いてみると、ざっくりと説明してくれた。
- ビニールハウスの全長の長さ/深さ30cm ほどの穴を掘る
- 自家製の堆肥を穴に埋める
- アスパラの種か苗を植える
- 短いスパンで堆肥を追肥し続ける
- 伸びた芽を成長させて株(根)を豊かにする
収穫が出来るまでに成長すれば、堆肥を追肥し続けることで、収穫し続けることが出来るそうだ。
穴はユンボで掘ったので、深さは目分量。
路地栽培だと収穫は春と秋だけど、ハウスは違うみたい。
家庭菜園でアスパラを育てる場合もほぼ同じ
実は今回、アスパラ農家の友人から苗をいただいた。その際に植え方や育て方をレクチャーしてもらった。
■苗の植え方
- 30センチほど穴を掘る
- 堆肥(豚糞か牛糞)をたっぷり入れる
- 苗を植え付ける
- その上に堆肥(豚糞か牛糞)をまぶす
■芽が出たら
- 芽は3本伸ばして育てる(当苗の条件の場合)
- 枝が倒れない様に支柱か何かで伸びた茎を補助する
そして追肥(堆肥)は短いスパンで与えれば、それに応じて芽を出すそうだ。
細かいことは忘れたけど、ざっくりと説明を受けた。
まずは根を張ることが優先。
アスパラガスは水はけの良い条件がいい
実はわたしは15年ほど前にアスパラガスを種から育てたことがある。
そのとき調べた知識では、水はけがよくなる様、畝(うね)を作り、地面よりも高い位置に植えることだった。
実際、友人のアスパラガスが植えてある状態を見ても、一段高く苗は植えられていた。
そして友人がアスパラ畑を作るその前まで、その場所は田んぼだった。田んぼの地下は暗渠排水がされているらしい。
なので、アスパラの苗や種は、他よりも高い位置に植えた方が無難。
巨大アスパラガスの苗を植えてみた
その手順は以下の通り。
- 深さ30センチの穴を掘る
- 穴の底に腐葉土・牛糞を投下
- その上に土を入れる
- その上にピートモスを入れる
- 周りに地面と同じ高さまで土を入れる
- アスパラの苗を置く
- その上に苗が隠れる程度に土をかける
- その上に牛糞をかける
穴を掘ると黄色土が出てきた。
まずは、腐葉土を投入。袋の3割り程度の量かな。
続いて牛糞を袋の3割の量を度入れた。
画像は無いが、この上に土を入れて、かき混ぜている。
そうでないと、時間が経過すると、穴が凹んで苗が沈んでしまう可能性がある。
丁度ピートモスがあったので、水はけが良い土にするためにチョイス。
ピートモスとは水苔なので堆肥でもある。
画像は無いけど、ピートモスを入れてから土を加え、かき混ぜてから、周りの地面と同じ高さまで土を投下している。
穴を埋めた、その真上にアスパラガスの苗を置く。
かなりデカい。
仕上げに、苗の上から苗が見えない程度に土をかける。
続いてその上から牛糞をかけて土を覆う。
仕上げに水をたっぷり与えたら、苗の上にまいた牛糞が水で流れ落ちた。
雨よけ様に、ミニビニールハウスにした方がいいのかなぁ。
ちなみに農家の友人いわく、牛糞・豚糞をまいておくと、雑草は生えてこないそうだ。
おわりに
多年草のアスパラガスの寿命は10年とも言われているので、掘った穴に入れる堆肥はケチらない方がいい。
今回はそれほど穴を深く掘ったり、大量の元肥は入れなかった。
でも堆肥(牛糞・豚糞)は後から追加出来るので、とりあえず様子をみていこう。
もっと探してみる