トマトを支柱栽培する場合、茎は上に伸ばして育てますよね。でも支柱の高さには限りがあります。もったいないと言うことで、裏技に挑戦です。
「いつもの育て方」からでも2本仕立て栽培はできる
通常、一つの苗につき、一本の支柱を立ててトマト栽培をしますよね?
わたしは毎年この方法でトマトを育ててます。今年も例年通り、作った畝(うね)に一本の支柱を立て、そこに苗を植えました。
いい感じにトマトは育ち、支柱の真ん中くらいの高さに苗の先端が着たころだったか、2本仕立てを知りました。
で、トマトの根本を見ると、ちょうど地面から良い感じにトマトの芽が伸びていて、その重みでぷらぷらと風にゆらいでいたのです。
これは?と思い、トマトの茎をしばる本支柱の真横の地面に、もう一本支柱を立てて、根本から伸びた茎をヒモで誘引しました。
写真では分かりづらいので、絵を描きました。
後で調べると、支柱は畝の両端に立てるやり方もありました。ま、この方が場所は取らないので、これはこれでよしとします。
一つの苗からたくさん実をつける=追肥も必要
”一つの苗から立派な実を育てるには、一度につける実の量を制限するといい”と言われています。ということは、2本仕立てにすると、実りが悪くなるとも言えます。
プチトマトの場合、一つの房にたくさん実をつけすぎると、房先の実が小さくなったり、地面に落ちてしまう、赤く実らないくなったりします。
穂先までしっかり栄養をとどけるためにも、一房に実らすトマトの数を減らすといいそうです。
わたしは今年、2本仕立ては初チャレンジなので、今の所は何とも言えません。トマト全体の状態を見て対処したいと考えてます。
プチトマトは品種か条件によっては、放置してもたくさん実る
プチトマトの品種にもよりますが、わたしが一番最初に育てた品種は『アイコ』。
当時小1の娘が学校で育てたのを庭に植えました。当時わけも分からず、何の知識もなく、ただ地面に植えただけ。(枯れ草が蓄積された肥沃な土地)
で、後から雨よけのため、小さなビニールハウス的なキットをホームセンターで買ってきて屋根を設置。
脇芽取りはもとより、実の数を調整も知りません。とうとう、トマトの茎は支柱の頂上まで伸びて、今度は下に向かい、地面で実をつけるまで成長。しかも実は甘かった。
そして、落ちた実から勝手に芽が出て、そこに実ったこともありました。アイコは本当にハングリーな品種です。
わたしの場合、まだ一度も野菜栽培をしてない土で苗を育てると、必ず立派に育ちました。そのせいか分かりませんが、とにかく大豊作でした。
おわりに
実るのが楽しみです。
コメント