家庭菜園の元肥を買わずに何とかならないか?

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循環が理想

何らかの事情によって、「元肥を用意でいない」、または「使いたくない」ことがあったりします。

◼出来ればお金をかけたくない

  • 範囲が広い
  • そもそも資金不足
  • そこまで本気じゃない
  • 何を買ったら良いのかよく分からない

◼動物性の堆肥の臭いが嫌い

  • 安いものほど臭いがキツイ
  • 運搬・持ち帰る試練がある
  • 畑にまくと臭い・ご近所が気になる

◼自然農法を目指している

  • 自然食品に興味がある
  • 自然のサイクルで菜園を循環させたい
  • 化学肥料のデメリットを知っている

など、人によってそれぞれ悩みはあるかと思います。

結論からいいますと、刈り取った雑草や生ゴミを『堆肥』として育てれば最高のコストパフォマンスになります。

わたしの場合は「使う範囲が広い・節約志向・お店から運搬時のニオイ・自然サイクルで回したい」総合的に割に合わないのが主な理由です。

以前は3年分くらいの堆肥を一度にたくさん買いだめして置きました。けどそれを使い果たしてから、数年間、自作堆肥で何とかなっています。

ちなみにその野菜とは「ナス・トマト・ピーマン・ししとう・オクラ・ネギ」比較的、難易度の低い野菜ですけどね。

去年はコンポストで作った堆肥を畑にまぜて使いましたが、今年は草堆肥をブレンドしてやることにします。

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土作りのベースは『2種類の自作堆肥』をブレンドで

『草堆肥』は刈り取った雑草を積み上げるだけで完成する

「草に(米ぬか)を混ぜシートをかぶせて発酵せる」などネットで見ることがありますが、そんなことはありません。

栄養価は分かりませんが、ひたすら放置するだけでも草は自然に返ります。(´ε` )

先に謝って置きます。すいません。去年だったのか?その前の年だったのか?忘れましたが、刈り取った雑草を積み上げて作った草堆肥です。

スコップでホジホジすると、いい感じのパウダー状の良質な土になりました。何もまぜないよりはイイのでは?というレベルなので参考までに悪しからず。m(_ _)m

中をよく見ると、ミミズ君がいました。せっせと土つくりの仕事してくれています。ありがとー!お疲れ様です。

山の表面に生えていた新しい雑草を取り除くと、まだ上の部分には草の形が残されています。山の内側から使いました。

刈り取った芝は再利用。じょうずに使えばみんな幸せ

コンポスト堆肥

コンポストで作った堆肥は、春のこの時期に毎年、ほじって畑にまいています。

約一年でほぼ土に返っています。ニオイは無し。気になるのは、穴を掘ると土の中の小虫がぷ~んと飛び回ることくらい。そして卵の殻(から)だけは分解されずに残ってしまう。

気になる人はカラだけはゴミの日に処分してください。そのまま畑にまくとビジュアル的に他の人から、ちょっと引かれるかも知れません。 l||l(›ଳдଳ‹)l||l

家庭の生ゴミ処理は「庭・コンポスト・力」で解決

『農業 一輪車』は使えます

コンポスト堆肥と草堆肥を畑に直接まいてから耕すことも出来ますが、農業一輪車を使えば何かと便利だったりします。

わたしの場合はコンポストや草堆肥や畑をつくる場所のそれぞれの間隔が、必ずしも近いばかりではありません。なので遠いときは一輪車で時間と労力を減らしています。

それぞれをシャベルで掘って1:1の割合でバケットに放り込む。後はシャベルでガサガサ混ぜて出来上がり。\(^o^)/

それを畑にする場所に小分けにしながらおろす、またはダンプカー的に一ドバっと一気におろしています。

土のペーハー(HP)具合を調整する

後は畑の土とまぜてから、土の酸度を測定します。

  • 5 ~ 6  酸性 シャクナゲ・すずらん・モチノキ・ツツジ
  • 5 ~ 5.6 酸性~微酸性 ジャガイモ・ソバ・トウモロコシ・ダイコン
  • 6 ~ 8 酸性 アルカリ性 ホウレン草・インゲン・ダイコン・タマネギ・キューリ・ニンジン・トマト・春菊・カブ・ナス・セロリ・キャベツ・サトイモ ・キク・バラ・ダリア・スイセン・チューリップ
  • 7 ~ 8 中性 アルカリ性 大麦・小麦・エンドウ・テンサイ・クローバー・アルファルファー
野菜だけじゃなく、花木なども表示されています。

もし酸度が強ければ「消石灰か苦土石灰」を土にふりかけてから、再度クワで畑を耕します。

この土壌酸度計でph値を計らずいつもの様に消石灰を巻きました。それから値を確認すると7に近い数値。

「まぁこんなもんかな?」くらいの気でいたのですが、ネットでナス科の野菜の値を調べてみると、6 ~ 6.5 !「やっちまったか?」驚きと後悔でした。

もしやと思い、消石灰をまかずな場所や、畑とは全く別の庭エリアを計って見ると丁度いいph値。

日本は雨が多い国ということで土は酸性化している」という言葉を鵜呑みにしたせいもあり、お約束のオープニングセレモニーの様に、毎回土壌をアルカリ性寄りの土にしていたのです。

今回レビューもかねて土壌酸度計を使ってみたお陰で真実を知ることが出来ました。

土を寝かせてから苗床を作る

  1. クワで深く溝を掘る
  2. ブレンド堆肥を元肥として投入する
  3. 消石灰または苦土石灰をまく
  4. 掘り出した土を戻して堆肥と良くまぜる
  5. 土を寝かす(2週間~1週間)
  6. 畝(うね)を作る
  7. 畝の周りに溝を掘る(シートを埋める為)
  8. マルチシートを張る
  9. 土をかぶせて周囲を固める(じょうろで水をまく or 雨降って地固まるを待つ)
長期栽培する野菜の場合、深堀にしてジワジワ肥やしが効く様にすると良いとのこと。

後はシートに丸く穴を開け、野菜の苗を植えたら完成です。

おわりに

今年も何とか夏野菜を育てる下準備が出来ました。野菜の苗はすでに買って置いてあるので、頃合いを見ながら植えたいと思います。

気になるのは近所のネコさんがこの場所を気に入っていること。(p_-)

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