
美容おじさん
人はストレスを受けると、脳の司令で副腎はアドレナリンとコルチゾールを出し、心身共に、いつでも戦える準備をはじめます。
心拍や呼吸は増え、血圧は上がり興奮状態。恐怖や怒りで身体はレッドゾーン。これでは疲れて当然です。
その結果、若さがうばわれてしまった。
そして唯一それを回避する方法は「ストレスだと思わない思考になる」こと。
人は自分の「常識」で物事の善悪を判断し、身体は反応する。でも長年染み付いたその思考を正すのは、とても難しく時間がかかります。
それは激しい運動も同じこと。
わたしは本来、薬やサプリは好きではなく、他の方法で色々挑んでます。けど断酒や筋トレの再開からサプリの必要性を知りました。
なので、もうこれ以上ストレスによって
- やつれたくない
- 顔のシワも増やしたくない
- 髪が細くなのもどうにかしたい
40後半メンズではありますが、過去の経験や時代の後押しもあり「本心を大事にしよう」そう考えました。
そうなると、なぜかポジティブで気持ちが楽になり、生きる希望を持てる様にもなれました。
その作戦の一つが『ビタミンCの摂取』。
少しでも身体の負担を減らし、本来自分があるべき姿を取り戻すことにします。
心身のストレスから身を守るホルモンが身体を壊す
コルチゾールが大量に出ると身体にとって良くありません。
- 筋肉を分解する
- 成長ホルモンの抑制
- 性ホルモンの抑制
- 血中ビタミンC濃度の低下
- 脳機能低下
このような症状になるといわれます。
わたしはこの記事を書く約2年前までの10年間、ストレスとの戦いで、本来あるべき若さを失ったと思ってます。
その内容は長くなるので省略ですが、
職場での立場や人間関係などの様々なストレスで、脂肪は減り、シワも刻まれ、髪の毛が細くなる始末。
わたしは元々スマートではありますが、ある時期から急激に痩せてしまったのです。
- 同僚からは、『大丈夫?どこか悪いんじゃない?癌だ!』
- 地元の後輩からは『先輩・・何か病的な顔ですが・・』
- 健診の看護師さんからは『〇〇さん。どこか具合が悪いことは無いですか?』
特に体型を崩した人達が、痩せたわたしをダシにして、自分達の正当性を確認しあってもいました。(これは「認知的不協和」という心理状態)
ビタミンCで老化に歯止め
そんな訳もあり、もしかしたら「本来ゆっくり進むべき老化が加速したのでは?」と考える様になりました。
その原因の一つが副腎皮質から出るストレスホルモンのコルチゾール。
年齢や遺伝子もありますが、その時期と連動し、シワが増え顔つきも強張り、内出血の症状や、歯茎から出血もありました。免疫機能も落ち風邪やインフルも。
それまではと変わってメンタルもダウン気味。考えがまとまらなく、短期記憶も下がりミスも多かった。
「もう終わったな・・もうどうにでもなれ」って覚悟を決めたのもこの時期でした。ちなみに、うつ病患者はコルチゾール値が高いそうです。
そしてコルチゾール製造には大量のビタミンCが必要。なので失っていくビタミンCをサプリで補い老化を防ぎましょうというのが美容の1つ。
そして、先程も少し触れましたが、どうやら筋トレにもこのコルチゾールは関連してるそうです。


男が容姿を気にするのは悪いことじゃない
そして何を隠そうわたしは子供の頃から童顔で、実年齢より、かなり若く見えるそうで、いまでも年齢を話すと誰もが確実に驚きます。
若い頃はそれが嫌でわざと大人っぽく装っていましたが、歳を重ねると、そのギャップがたまらなくもなりました。
ところが認知の歪み(自身の考え方の間違え)によって、身も心もボロボロ。当時はひどかったけど、いまは回復期。
これも健康ライフ(断酒・筋トレ・プロテイン・サプリ)を本気で取り組もうと思い立った理由の1つになってます。
人が持ち合わせた財産を守ることは恥じゃない
そして気づきました。無いものをあきらめ、持つもので満足する。それが美容おじさんへの道。
例えば学校では受験する教科の点数が評価。だから苦手教科の点数を上げるために頑張りますよね。
けど頑張って駄目なこともある。そんなときは、自分の得意教科を極めればいい。
確かにそれによって目指す学校に入れる見込みは下がるけど、別の道は開けるでしょう。
出世の見込みが無いとか、なりたい職業につけないなら、自分が得意とする立ち位置を極めればいいのです。
それと同じで、その「若さ」という得意教科を持つ人ならば、その容姿にこだわってもイイし、心理的な満足の近道だと思います。
そうなった未来の姿を想像すると何か希望が持てる気がします。
もう「男は、こうあるべき」という、時代は終わり、新しい価値観の時代へと向かい出しています。
それでもあなたを否定する人は表れるでしょう。でもそれはあなた自身の価値観がそうさせていることに気づきましょう。
そうでないと、自分の貴重な人生という時間のロスタイムになるし、他人軸で生きたことを晩年後悔するからです。
美容とは諸行無常。心構えは学び続けること
ですがここで全く正反対の重要なマインドを知って置きましょう。それは、移りゆくモノへの執着は身を滅ぼすということ。
つまり、美容=健康=人間はタンパク質の塊。いずれ朽ち果てる運命です。なので、そこにこだわって生きれば辛い人生をずっと歩むことにもなりかねません。
だからこそ、心の美しさを日々学ぶ活動を同時進行するのです。
そして、心の美しさ=見た目の美しさは科学的にも証明されています。特に年齢が増せば顕著に現れます。
なので心清らかにする心理の学びと実践は必要不可欠。
わたしなりの人生を歩んで様々な人達と関わってきましたが、間違えない事実だと、わたしは信じて疑いません。
そのかけられたマウントは嘘。他人に流されてはイケナイ
わたしは社会人になった若い頃、各方面の方々から色んなマウントをとられて来ました。
- 意識高い系な人『男は見た目じゃなく中身』
- 武闘派を好む人『男の容姿のカッコ良さとはガッチリした体型』
- スナックのママ『男の魅力は金と権力よ』
カッコ良さとは、ジャニ顔やビジャル系や二枚目俳優じゃなく、強面やゴリマッチョ。社長や政治家などの大物。これが男の魅力という話。
つまりルックスは評価に値しない。逆にキモいし、可愛そう。何の価値もないってこと。
そんなマウントをとる人がいつも現れるたびに、「そうなんだ!自分もそうならなくっちゃ!」と本気で考えて、そんな道を目指したこともありました。(~_~メ)凸
けど蓋を開けると、その言った本人達は結局、見た目にこだわっていた。
高級車に乗り、高級腕時計をはめ、白髪を気にして、体型を気にし、人の持ち物や着る服を評価。
異性に対してもそれは同じで、「誰は綺麗だ」「誰はスタイルがイマイチ」など、結局この人達、自身が言う”中身”で勝負じゃなく、見た目に価値を置いていたのです。
そんな、人の切ない心理を理解するとわたしは「男らしく・・」にベクトルを向けるのを止めるに至りました。
結局人は見た目を重視する。これは紛れもない事実。脳科学的にもそう言われています。
だったら自分を磨いて最適化された肉体になった自分や、そこにたどり着くまでの日々を送る自分を好きになってもイイ。そうと思いました。
こう書くと、ナルシストの勘違い野郎!と思うのも無理はありません。
ですが、人それぞれ自然に持つ、または既に身に着けている、個性化された「何か」を磨く方が、自己実現の近道では?とわたしは思うのです。
もっと自分を好きになりましょう。
おわりに
今回、「美容おじさん、やってみようかな?」と思ったのは、Twitterで知り合った同世代の男性。堂々と顔を出し若さアピール。全く嫌味もなく応援したくなりました。
「この歳でもやってイイんだ!」そう思うと、過去に忘れ去られた「美意識」が触発された様です。
『男がそんなのみっともない!恥を知れ』そんなのは既にナンセンス。
古い価値観を捨て、時流に乗って考え方もアップデートする方が生きやすいので、美容おじさんに興味がある人は、ぜひやってみてはどうでしょう。
人生100年時代。健康で長生きした者が真の勝者です。

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