わたしは挿し木で作った苗木を生け垣として地植えした。
このとき、市販の腐葉土ではなく、刈り取った枝草や枯れ草が土に返ったモノを使用。
何とかすくすく育つ個体もあれば、そうでない苗木もある。
そこで落ち葉の掃除ついでと試しにやってみることにした。
拾った落ち葉と土を植木の側に置いてみた
■まずは4枚の画像から。
こんな感じで、植木のかたわらに落ち葉をまいて、その上に土をかぶせただけ。
後は水をかけて完成。
『養分は重力で下へ落ちる』理由もある
堆肥づくりのポイントを農家の友人に聞いた話をする。
さっそく結論からいうと、落ち葉から堆肥になる段階で、その養分は下に染み込んでいくらしい。
だから堆肥を作る設備としてコンクリートで造られていた。
以前わたしは新築当時、その友人に土を分けてもらったことがある。
そのとき連れて行かれたのが巨大な堆肥作りをする現場。
それは金持ちの家の駐車場の様な形をした、大きなコンクリート製の三面の壁と床で囲まれた施設。
その中に落ち葉などが山積みにされていた。
出来上がった堆肥は、これまた巨大なブルドーザー的なマシーンで畑まで運ぶ手はず。
もちろんブルドーザーのバケットで堆肥をすくい上げやすい様、床がコンクリートの意味でもある。
仮に床が地面だとしたら土もすくい上げるのでよろしくない。
『でもそれよりも、養分が下に落ちるのがもったいない』と声を大にして友人はいっていた。
食うために本気でやっている。
試行錯誤して成果が出た話や失敗談を熱くかたる彼の言葉を思い出した。
そんな分けで、植木の根の上に落ち葉と土を直まきすれば、養分を漏れなく与えられるかも知れない。
地植えにはやはり腐葉土が必要
確かに腐葉土を植木の養分とした方が間違えなく使える。
実際わたしも腐葉土をたっぷり使ったときより、まったく使わずに植えた苗木は成長が遅い。
だから苗木を地植えするときに腐葉土をつかうのは必要だと学んだ。
今回わたしはその成長の遅い苗木の追肥や保温がてら、落ち葉が使えないだろかとひらめいた。
もちろん地植えした後、地中に刺すタイプの肥料も売っている。
でもいま恥ずかしながら、その資金を回す余裕はない。
そんな訳で、時間はかかると思うけど、やらないよりはマシかと思い試したという分けだ。
おわりに
時期的に木は休眠してるので、効果が出るとするならば、もっと後になるのかな?
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