家の回りを生垣でぐるっと囲めばその分お金はかかります。
そうなると一部だけ植えることもあるでしょう。
ところが「やっぱり残りの部分も生垣にしたい」って気が変わる未来は無きにしもあらず。
目隠しは欲しいですからね。
だったら、とりあえず庭の一面だけ苗木を植えて、残りの面は挿し木で増やすのはどうでしょう。
時間はかかりますが、うまくいけば「ほぼ0円」で生垣が手に入るかも知れません。
わたしは”シルバープリペット”という洋風生垣を挿し木から苗木をつくり、地植えできました。
挿し木1年後に地植え。6月の梅雨の季節が丁度いい
挿し木をしてから早いものでもうすぐ1年をむかえようとしています。
すでに少し前に別の場所へ数本ばかり地植えしています。何とか枯れずに育っている様子です。
⇒庭にプライベート空間を!10年目の芝にブスッと穴を開け生垣を植えた
というわけで、早速、残りの苗木を植えることにします。
苗木を何本か取り出してサイズを見てみましょう。
ポットが大きいと木も大きくなるとはいえない感じですね。
このシルバープリペットの苗木は生垣用につくりました。我が家の庭は外から丸見えだからです。
グリーンの部分に苗木を植えていきます。
「苗木と苗木のかんかくはどんの位がいいのか」を苗木をポットから出す前に仮置きして間合いを測ることにします。
オーバーですがシルバープリペットはいくらでも広がります。
横枝を伸ばしていけば、けっこう間隔を広めに開けても大丈夫でしょう。
わたしは肩幅くらいにしましたよ。
この地植えする場所は盛り土をしています。黄色いねんど土。栄養はありません。
なので、畑エリアの良質な黒土を元肥代わりに使うことにします。
刈り取った生け垣の枝や雑草や枯木などを土に埋めてつくった腐葉土です。
栄養たっぷりだと思います。
最近もまた穴掘りをして庭ゴミを埋めています。
⇒庭管理ゴミ始末はリサイクル!雑草・剪定枝・芝生の処分地をつくる
自作腐葉土を一面にばらまいて、クワでよーくかきまぜる様に耕しました。
植える場所にスコップでちょっと深めに穴を掘って、底に栄養たっぷりの黒土を敷き詰めてから地植えします。
ポットの土の高さと地面の位置も気にせず適当です。
わたしは”面一”にしました。
植えたら水をあげましょう。
We are X!!
苗木を守るために、とりあえず家にあった物を支えに使うことにします。
ちなみに肌色の棒はドラムスティックです。
安いのを買ってしまい重くて使えませんでした。ほぼ新品です。
前回べつの場所に地植えしたときに苗木の枝が一本折れました。風か猫か鳥が人なのか犯人はわかりません。
大きくなったら別の支えに替えるつもりです。それまでの仮。
最後に保湿と栄養もかねて落ち葉などをかぶせます。
画像には写ってませんが、枯れ葉の下に刈り取った芝草を敷いています。
ミミズとか微生物が活動しやすくなる気がするからでもあります。
何とか根付いてくれることを祈るのみです。
おわりに
去年の6月下旬に挿し木したシルバープリペットを今年の6月に地植えすることに成功です。
挿し木当初は、日差しと水を切らさないことに気を使う日々でした。
でも真夏を越えればほぼ成功したようなもの。
とはいえ、まだ根が定着するまでは安心はできません。
気を抜かず観察していく次第でござします。
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