ボックスウッドの挿し木適期をネット検索してみると7月上旬でした。そんな中、実験的に9月上旬に挿し木を開始しています。あれから2ヶ月経ちました。近況報告の記事になっています。
▼上の画像は、今回挿し木する前に挿し木した苗木と2つ並べての撮影です。
⇒挿し木ボックスウッド翌年に若葉を確認!自力で生き始めている
ダメになった苗木は無い。風合いは個体によって様々
苗木の集合写真です。
枯れている?と思いきや、これは葉が紅葉している状態でした。画像の一部を拡大してみましょう。
枯れた葉なら光沢は無いはずですよね?これぞボックスウッド。
コッチの茶色い葉は枯れてるのでしょうか?試しに1つつまんでみるとポロッと葉が取れちゃいました。けど、まだ青い葉もあるし幹も枯れている様には見えません。
真ん中の苗木は一番青々としています。
コッチは色の薄い苗木です。何だかオリーブ色の様。もしかしたらこれら葉は紅葉するのでしょうか。
同じ時期に同じ様に切り取って、同じ土に挿しています。それでも成長に違いが出るんですね。もしかしたら、最初の枝選びにヒントがある様な気もしてきました。
植栽している”大元のボックスウッド”の葉の様子
■東側からの撮影
コチラも苗木と同じで、葉が茶色くなり出しました。
こっちはまだ黄緑色。
■西側から撮影
コチラは東側とは打って変わって葉は濃い緑色。もしかしたら光が当たって無いから色が濃いのかも知れませんね。時植えしてある樹でさえ場所によって違いが出ているのは明らかなことでした。
★★★★
いまとなっては、「どの苗木が、どの部分の枝を使った苗木だったのか」は分かりません。
けど、こうして大元の地植えしてあるボックスウッドを眺めていると、その樹の、
- どの部分の枝を使うのか
- 古い枝か、今年生えた枝なのか
もしかしたら、それによって「その後の発育状況は変わる」ことも考えてしまうとろこです。
挿し木の成功は地植えしなけりゃ分からない
結局、どの苗木も最終的には同じ樹になると私は考えています。
例え苗木の状態が優秀でも地植えするまで結果はわからない。なぜなら、他の種類の挿し木をした時、実際に植えたら成長に差が出たからです。
そして地植えすれば根が土に張り、樹は大きくなるものです。何割か成長しない個体もあるかもですが、結局どの苗木も最終的には同じ樹になると考えています。
★★★★
最近はめっきりですが、わたしは家庭菜園をしています。以前、となりのおばちゃんにナスの苗木をもらったことあります。けど、うちでも植えていてノーサンキューでした。
植える場所も気も無く、けどナスの苗に罪もなく、ポットのまま水だけを与えてました。そのうちナスは成長するでもなく、かなり小さい状態で枯れる寸前でした。
試しに地植えしたところ、みるみるうちに大きく成長し、立派な実をつけたのです。これには本当に驚きました。
人も同じではないでしょうか。いくら成績優秀でも社会に出なくちゃ分からない。逆に、ダメだと言われていた人が活躍することもある。人生とは、やってみなくちゃ分からないのですね。
だから、いま現在「何かを始めたばかり」だとか「調べるだけで実行に移せない」など、苗木状態にある人は、実際にやってみることをオススメします。
もし思う様な結果が出ないなら、
- もっと勉強してみる(肥料を与えること)
- 最初からやり直してみる(枝選び・土・環境など)
- 自分にあった物・方法に変える(心から好きなこと)
など、試行錯誤とチャレンジをやめないことで結果が出るのではないでしょうか。
おわりに
ボックスウッドは9月に挿し木しても、11月(2ヶ月)たっても、木が枯れることはありませんでした。
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