伝染病にかかった樹の再生のため『幹一本立ち』にて対処しました。約4ヶ月経過した様子です。
6月30日 病原菌に汚染されだした
葉と小枝を全部刈り取って幹一本立ちにして、伝染病の一掃をしたのは、今年の3月上旬のこと。ところが残念なことに、5月下旬あたりにまた症状が復活です。
5月に入ってから薬剤を一度もまきませんでした。もし散布していたら、こうはならなかったかも知れませんね。
本当に悔しいです。色々とやることもあり、「もう大丈夫だろうという」慢心が引き起こしたのです。
丁度、穴の開いた樹にカミキリムシがいました。可愛そうですが、殺虫剤でコロッと逝って頂きました。(画像左上)
⇒生け垣レッドロビン葉枯れ広がり対策は「感染源」を一掃する【Part1】
7月8日 菌よりも葉の再生が優位
先程とは少し様子が変わり、葉の再生が優位になり始めています。
全体の様子
▼3月上旬、幹一本立ちにした頃の写真。
▼あれから約4ヶ月。やっと幹が隠れるくらい葉が生い茂ってきています。
これからどうする?
7月上旬の今は梅雨真っ只中。菌が繁殖しやすい時期に薬の散布はできません。
では「伝染した葉を全部取ってしまう」のはどうなのか?樹は葉によって光合成をしています。なので、養分の蓄えを終え、休眠期を経て、また来春まではおあずけです。
かといって、病気になった葉を一枚一枚、全部取り除くのは至難の業。てかやってられないでしょう。
今直ぐ枯れるわけじゃないので、取り敢えず梅雨が開けたら、また薬を散布しようと考えてます。
おわりに
また振り出しに戻った様です。ですが、刈り取る手間ははぶけました。何年かは楽できそうです。
ちょっとした変化を見逃さないためにも、樹の定期的な観察は大事でした。(^_^;)
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