ブルーベリーの枝を使って、夏に「緑枝挿し」をした結果、無事、翌年の春になり、葉が広がってきた。
- 8本挿し木
- 葉が広がった穂木=3本
- 葉が開きそうな穂木=2本
- 枝が緑色で小蕾の穂木=1本
- 枯れた穂木=2本
この様な途中経過。
このままだと根同士ケンカしてしまう。そしてブルーベリーの植え替え時期は3月または11月。
なので、大きなポットに移し替えることにしよう。
▼前回の記事
【ブルーベリー挿し木】8月〜3月のビフォー・アフター
▼まずはブルーベリーを挿し木した前年の8月31日の様子。
▼続いて同年12月30日。越冬前の様子。
▼そして挿し木してから翌春3月14日の様子。
冬の冷気ガードのため、深いプランターの中に入れていた。
やりました!これは成功といえるでしょう。
このままだだと、枝それぞれの根がからまってしまうので、成長にとってよろしくない。
なので1つずつ新居へと移すことにしよう。
葉芽したブルーベリーの穂木の発根を確認
「葉芽(はめ)」とは、成長して葉になる芽のこと。
本日は3月21日。一週間で大分つぼみが開いてきた。
まずは穂木(さし穂)の根の状態を確認してみよう。
▼茶色くなった穂木が2本。
やはりダメだった。
▼以前、部屋で挿し木したときと同じ様に、土に挿した枝先が白くカビている。
▼続いて、葉芽してない穂木。
こちらも残念ながら発根なし。でも枝の色は緑色を維持しているから生きているはず。
▼最後は、葉芽が開いた3つの穂木。おそらく根は、かなり広がっていると思われる。
なので枝をつまんで引き抜かず、鉢の周りから鉢底の土を盛り上げるイメージで穂木を取ることにした。
想像の通り、細かい根がびっしり張り巡らされていた。ここまで来れば、もう大丈夫なはず。
続いて、鉢増しで穂木を大きく育ててみよう。
寄植えした挿し木ブルーベリーの穂木を4号ポットで個別に栽培
1つの鉢では窮屈なので、わたしは4号ポット(12cm)で育てることにした。
今回も使用する土は、ピートモスと鹿沼土。
今回の挿し木で使った土は、もったいないのでそのまま使うことして、足りない分量を作ることに。
ピートモスは水を吸い込む時間がかかるので、バケツを使って時間短縮。
土の配合割合は適当。わたしは1:1にした。
ちなみに土が足りなくなったので、都度追加している。何でもいいんだよ。
ここに水を入れてから、ピートモスをつかんでギュッと、水を吸わせる様にもみ込む。
前日に用意して置こうと思ったが使う量が分からない。余っても使い道もない。足りないと、結局、継ぎ足すことになる。なのでわたしは当日に用意している。考えるよりも行動優先。
鉢底ネットを水抜き穴の上の敷く。ポットの土漏れと、害虫の侵入防止も兼ねて。
▼コガネムシ対策。
穂木の根についた土と、ポットの中の土のバランスを考えて穴を開けておく。
わたしは何度か土の出し入れをした。
土を入れたら、軽く押して隙間をなくす。
とりあえず、一旦完了。
緩効性肥料で成長は促進するのか?
このままでもイイと思う。なぜなら肥料なしでも、葉が開いて成長しつつあるからだ。
でも早く大きく成ってほしい。そこでネット検索。
その結果、肥料として「ぼかし肥料」を使うと、成長しやすいとのこと。
ぼかしは無い。ぼかし肥料って何だろう。
米ぬか・油かす・鶏糞などを微生物の力で分解発酵させた肥料だそうだ。
そして、ブルーベリーの成木の追肥として、緩効性肥料の油かすがよく使われている。
丁度、油かすが手元にあったので、それを使ってみることにした。
ぼかし肥料を真似て、固形のままではなく、ハンマーで砕いてから振りかけることに。
水をたっぷり与えて完成。
我が家の映えスポットにて撮影。
2023年の3月は3月とは思えない暖かさ。とはいえ、まだまだ朝は冷え込む季節。
なので冬越で使った、プランターの中に戻すことにした。
続いて、他の2パターンの穂木達も見てみよう。
その他の挿し木したブルーベリー
▼この、底部が網状になった袋で育てた穂木の芽もふくらんできた。なので恐らく発根していると思われる。このまま袋の中で育てることに。
さっき発根してない1本の穂木もここに挿してみた。
▼それと、1本だけ3号ポットに挿した穂木。
つぼみは膨らんで来たものの、この様子だと発根してないと思われる。
こちらは鉢増しせず、比較のため、そのままにして置くことにしよう。
おわりに
追肥につかった油かすが、根を痛めないことを祈るしかない。
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