植えてから約14年経ったフラミンゴの木がついに立ち枯れ。
なので木の株から上を切ることにした。
樹が枯れた判断と生きている判断
我が家のフラミンゴの樹は春になっても葉が茂らない。
せっかく成長した樹を切るのも忍びない。
とはいえこのままでは見栄えもよくないので伐採することにした。
そうなると本当に枯れたのか?を見極める必要がある。そのポイントは、
- もし樹が生きていれば枝先に蕾がある
- 冬に葉は落ちてもツボミがついて春になると葉が広がる
残念ながら我が家のフラミンゴの枝先には1つもツボミは付いてないし、葉の展開もない。
なので樹は枯れてしまったのだと思う。
そしてフラミンゴは元々枝は折れやすい性質ではあるが、今回は、やけに折れやすい気がする。
枝が折れやすいく、しならないのは中に水分が無いからだ。
そんな訳で、約14年経った樹を伐採することにした。
太い枝も「間伐用のノコギリ」は時短で楽に切れる
冬はこの状態で、春になると葉が生い茂る。でも5月下旬になってもこの状態。
樹の株元に1本だけ伸びた枝に葉の茂りを発見。かろうじて生きている。
裏手に回ると株元に穴が。カミキリムシホールかな?
今回もツルギカーブちゃんの出番。これは革命的なアイテム。
もっと早く出会いたかった。5センチ程度の枝なら、力まなくても秒で切れてしまう。
時間を測ってないが、数分程度。
さすがに幹は太いので、一気に切らず、何度か数秒、休みを入れての作業。筋肉にたまった乳酸を開放。
てか重力の問題で、切り口に幹の重さがダイレクトにかかるので、刃を前後に動かしにくいので、これは仕方ない。
幹を倒すときに枝を折ってしまった。
まぁ・・また生えてくるだろう。
実はフラミンゴの隣に将来大木に成長する樹が植えてある。その都合で、いずれは引っこ抜くつもりでいた。
枯れてしまったら枯れたでいい。
樹を切った感覚と断面を見ても、枯れていると思われる。
今回も切れ味は最高だった。
▼二階の屋根まで伸びた樹。太さ30cmの太い幹も切れてしまう。
なぜネグンドカエデ・フラミンゴの樹は枯れたのか?
確かな理由は分からない。
ただ思い当たる節が2つある。
- 去年の猛暑によるもの
- カミキリムシの食害
2022年(去年)猛暑続きな年だった。
実際、生育期にも関わらず、例年に比べて枝が伸びにくかった。
というのもネグンドカエデ・フラミンゴは枝を剪定しても草の様に、あっという間に伸びて葉が生い茂る性質があるからだ。
そして、暑さのせいか、葉がしおれてしまい枯れたことも。
いままで水やりという水やりはしてこなくても平気だった。
けど去年は異常的な猛暑。おそらく水を与えなかったことも原因だと思う。
なのでもしかしたら緊急処置として、生命を維持するため、樹は自らを枯らせてしまったこともあり得る。
そして新たに小さな芽を出し、身軽になって再起起動する仕組み。
薔薇の樹も同じ様になったことがあったけど、後に再生している。
今回、樹は枯れてしまったが、株元から1本枝が出来てきたので生きている。
そして樹の株元に丸く多いきな穴が開いている。これはカミキリムシによるものだろう。
カブの中を確認できないが、致命傷になるほどとは思えない。
そして我が家の生け垣シルバープリペットもカミキリムシによる食害があった。
▼今年も葉が生い茂っている。
ネグンドカエデ・フラミンゴは挿し木で増やせる
実は今から3年前に、当フラミンゴの枝をつかって挿し木してた。
▼1つだけうまくいった苗が成長して、命は繋いでいる。
おわりに
木は生きている。
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