芝生は植えてから年月が経つに連れ、地面の高さは上がるもの。
特にコンクリート製の「犬走り・浄化槽・駐車場など」、元々ある構造物よりも、芝が高くなってしまうと厄介だ。
今回わたしは、長さ約3m、幅15cm程度の芝の位置を低くした。
その様子なども交えてお伝え。
■当初の予定よりも芝の幅を切りすぎたので、急遽、一部の芝を低くしている。
芝の根を切ってはぎ取る→土を掘る→芝を埋め戻す
植えた芝の高さを低くする方法はタイトルの通り。
- 芝を剥ぎ取ってから
- その下の土を掘り出して
- また芝生を貼り直す
この3つの工程をするだけ。
とはいえ範囲が広いと、かなり大掛かりな仕事になるだろう。
もし芝が高くなってしまったら、構造物に面した部分だけでも低くすればいい。
見栄えはよくないかも知れないが、放置すればするほど状況は悪化するだけ。
とりあえず悩みは消え、芝刈りを繰り返す手間も数年はぶける。
浄化槽に面した芝生を取り除いた件
▼今回の本来のミッションは、浄化槽のコンクリートの上に乗り上がった芝の除去。
理由は、盛り上がった芝が堤防と化し、浄化槽の上に水たまりをつくってしまうから。
当初の予定としては、浄化槽に面した芝を、幅10cmくらい切るつもりだった。
ところが、その倍以上の幅になってしまった部分もあったので後日、手直しをする羽目に。
画像中の赤い矢印が指している切れ目まで、芝の根の底部は切れいる状態。
この場所は通り道。危ないので、切り取った芝をとりあえず穴に戻し、その日は作業を終わりにした。
切りすぎた芝を任意の長さに切って埋め戻す
そして翌日。切り過ぎた芝生を、一旦、掘った穴に埋めて、幅を確認しながら、半分に切っている最中。
芝を剥ぎ取ったら、その下の土を、任意の低さになる様に土を掘る。
剥ぎ取った芝の幅がベストな部分の芝は戻さないことに。この部分を任意の深さまで掘り下げた。
土がむき出しになる範囲は狭い方がいい他の理由
芝を剥ぎ取った部分が広いことで、よくない未来がもう一つある。
それは雑草が生えてしまうこと。
なので出来るだけ土の部分は狭い方が無難だ。
剥ぎ取った芝の下の土を任意の深さに掘ってまた芝を戻す
剥ぎ取った芝の下の土を任意の深さまで掘り下げてから、再度、剥ぎ取った芝を戻して確認。
元々芝はコンクリートに10cmていど盛り上がっていた。
本当はもっと細く切って、浄化槽との距離を開けたかったけど、剥ぎ取った芝が細かったので難しかった。
芝生下の断層が見えている。
元々生えていた高さよりも低くなっていることが分かるかと思う。
おぉ!いい感じに地盤沈下してくれた。
浄化槽との距離はあまり広がらなかったけど、作業前よりも芝の高さを、かなり低くすることが出来た。
芝は生き物。手直しは可能
とりあえず完成。ずいぶん雑な状態。
この様に、理想的な芝はぎが出来なくても大丈夫。
このまま放置して、芝がまた生え揃ってから、任意の幅に切ればいいだけ。
果報は寝て待て。時間はかかるかも知れないが、どうにでもなる。
もし芝を掘った部分を綺麗にしたいなら
もし芝を切り取った部分を綺麗にしたいと思うなら、芝の目土・砂・などで掘った穴を埋めてしまおう。
その際のポイントは、芝が生えた最終的な高さを逆算して埋めること。
もし芝と同じ高さに目土などを埋めてしまったら、今以上の高さになってしまう。
それじゃ意味がない。なので出来るだけ低く埋めることがポイントとなる。
ただ、広さに応じた資金はかかるので、予算を考えてやってみた方がいい。
それと、砂を使えば雑草が生えても、土よりは抜きやすい。
▼芝を貼るときのポイントを書いた記事。
15年経過した芝生の深さは何cmか掘り出してみた
我が家に芝を貼ってから今年で15年目。
試しに掘り出した芝の根の長さを測ってみよう。
根を測ってみると、長い部分で約15cm。
1年で1cm伸びた計算になるかな。
恐ろしや、芝生。
なのでこれから芝生を貼る人は、出来るだけ低く植えれば将来は安泰となるだろう。
おわりに
手間はかかってしまうけど、一度植えた芝生の高さを低くすることは可能だ。
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