芝生を剥がしたい。
でもシャベルだと全身を使うのでクタクタ。
そんなときは、刈り込み鋏が意外と使える。
今回は、
- 刈り込み鋏の使い方
- 刈り込み鋏を使った事例
などについての記事をお伝え。
刈り込み鋏(ハサミ)を芝へ縦に差し込んで根をカット
まず、刈り込み鋏とは。生け垣などの枝を剪定する際に使う柄の長いハサミのこと。
そして、刈り込み鋏の使い方はいたってシンプル。
- カットしたい場所に
- 刈り込み鋏の刃を適当に開いた状態で
- 垂直にグサッと刺して
- 根を挟んで切る
- 根が生えてない下の層まで切り下げる
- それを横展開して行く
- 芝生の端をつかんで剥ぎ取る
この、一連の流れで芝を剥ぎ取ることが可能。
刈り込み鋏は「力が倍増する」装置
刈り込み鋏とは、柄(持つ部分)の長さによって、テコの原理が働いて、小さな力が大きな力となる構造。
なので、地中にびっしり生えた密度の濃い芝の根が切れやすい。
実際やってみると、バリバリ、ジョリッと音を立てて根が切れる。その感触が快感なほど面白いように切れてくれる。
わたしが使う刈り込み鋏は古く、切れ味が落ちていて、生け垣の枝が切れにくい状態だった。
とはいえ芝の根を切る際、それなりの力は必要だと思う。
けど、芝切りカッターやシャベルを使うよりも圧倒的に楽。しかも時短。
サッチが溜まっていたせいか、こいつはマジで切れにくい。
もう刈り込み鋏の使い勝手の良さを知ってしまった以上、元には戻れない。
防草シートを貼りたい部分の芝を刈り込み鋏でカット
先日お伝えした通り、いまわたしは防草シートを使って草刈り不要なエリアを拡大中。
芝は範囲が広いと一気にはぎ取れにくい。
芝を枯らせば簡単に取れるので、今回は根まで枯らすグリホサート系の除草剤を、このエリアに散布した。
※ちなみに、念のため、枯らしたくない芝の上に石板を置いてから除草剤をまいて、生かしたい芝をガードしている。
その他の芝生を剥ぐ方法
急ぎの場合は、切る範囲をせまく、細かく切って剥ぎ取っていく。
あとは、根を切った部分をめくって、地面に対して水平にハサミを入れて、根を横展開しながら切り進んで行くなど、チャレンジしてみよう。
→現在進行中なので、完成したら記事にします。
▼浄化槽に盛り上がった芝生を芝切りハサミでカットした話。
浄化槽のコンクリートに盛り上がった芝をトリミング
我が家の浄化槽のコンクリートの上に、芝生が乗り上がってしまった。
そのせいで、大雨になると、盛り上がった芝生が堤防の役目をして水をせき止めてしまう。
そうなると、行き場をなくして溜まった雨水は、浄化槽のフタの隙間から中へ落ちて行き、中の容量を増やしてしまうことも。
なので排水性のため、浄化槽の周囲に生えた芝生をトリミングするさいに刈り込み鋏を使った。
当日は台風が来る予報。小雨が降る最中だった。なので全てが雑になっている。
浄化槽の2面を切るのは速かった。ただ剥ぐのに少し時間がかかった。
底部の根を斜めに切りる様に刈込めば早かったと思う。
このままでは何かとよろしくないので、雨が止んだら次の作業に取り掛かるつもりだ。
おわりに
刈り込み鋏は生け垣の剪定だけじゃなく、芝生の葉や根を切ることにも使えるアイテムだ。
▼続きの記事。剥ぎ取った芝生をまた埋め戻した件。
▼雑草が生える芝庭には「芝刈り機」じゃなく「草刈り機」が使える件。
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