夏の終わりに挿し木したブルーベリーの冬ごもりの記録。
▼前回の記事
ブルーベリーの夏剪定で切った枝から挿し木[2022/08/31]
この記事から読む人のために、過去ログを簡単に紹介しよう。
章タイトルの通り、わたしは庭に植えてあるブルーベリーの樹を夏剪定したときの枝を使って、だめ元で挿し木してみた。
夏と書いたが、挿し木した当日は8月31日。猛暑も落ち着き、涼しくなり始めた頃。シンボルツリーの木漏れ日の下で、挿し木達を管理していた。
あれから明日で丁度4ヶ月経つ。見た目には枝は生きている様に見える。
▼挿し木当日の記事。
冬の冷気から挿し木を守る[2022/11/29]
この挿し木は、庭樹の下で管理していた。夏の強い日差しや激しい雨や強風から守る役割があった。おかげで何とか持ちこたえることが出来たと思う。
ただ冬になるとここは冬の強い風が吹き付ける場所でもあるし、風をガードする物もない。
なので家の軒下(のきした)に移動することに。背面は家の壁があるので、何もないよりはいいと考えた。
「箱」で風避け「腐葉土」でマルチング。冷気から挿し木を守る
この記事を書く本日は12月30日。これから冬本番に突入する。わたしの住む街では、気温は既にマイナスの日も増えてきた。
それでも挿し木たちに変化は見られない。おそらくこのままの状態でも越冬できる気もするけど、念の為マルチングをすることにした。
マルチングとは、植えた植物の地表面に、物理的な物(シート・腐葉土・刈り取った雑草など)で覆うこと。
わたしは挿し木した土の表面に腐葉土を敷き詰めて、特大サイズの野菜栽培用の底が深いプランターの中に入れて軒下に設置。
実は最初、自然環境をイメージして、落ち葉を敷き詰めていた。ところが強風で飛ばされた経緯がある。画像左の入れ物は風に飛ばされなかったのでそのままに。
なので堀が深い容器に鉢を入れて置けば落ち葉でもいいと思う。
ツボミがついた枝。他の枝は、ここまで大きなツボミは付いてない。
一つ気になるのは、下の色が茶色く木化してる様な枝。上の部分は薄緑色を維持しているので生きていると期待しよう。
マルチングは完全に冬になってからの方がいい?
「挿し木した枝をできるだけ冷気にさらさな方がいい」と考えて、気温が高いうちからマルチングをした方がいいのだろうか?
これはあくまで個人的な推測だけど、気温が高いうちにマルチングをするということは、害虫の住処にされてしまう可能性があると思う。
つまり、霜が降り、バケツの水が凍る季節にもなれば、当然、食害をする害虫の活動は止まる。
なので、害虫の活動が止まる時期まで待ってからマルチングをすれば、腐葉土などを敷き詰めた下に、虫が入り込み産卵したり冬眠される可能性はかなり低いはず。
そしてわたしは秋のうちに、挿し木した土の中に冬越えのために害虫が潜り込んでもいいようにオルトランDXをまいている。
水やりについて
わたしが住む街は、水が凍るマイナス気温の日がある地域なので、12月の水やりはどうなのか?と思ったが、土がカラカラだったので、一日中晴れの予報の日。気温が上がった午前中に少し水を与えている。
自然環境を想像すると、軒下じゃなければ、霜が降りて、それが溶けて水分になるはずだ。それを考えると、全く水分が無いのは不自然だと思うので、折を見て、たまに水やりをすることにした。
ちなみにブルーベリーには「休眠挿し」という挿し木法があるそうだ。切り取った枝を、挿し木の時期まで冷蔵保存するやり方。なので水やりは不要ともいえそうだ。
おわりに
このまま様子を見ることにしよう。
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