
時期外れでも何とかしたい!
「初心者ですが、寒い時期にサンセベリアを増やしたいんです」と思い立ったあなたへ。
- サンセベリアの葉を切って土にさすと増える
- その最適な時期は5月~7月の間
- 気温10℃以下で休眠する
こんな情報がある中。
12月に葉ざしを始めて、本当に新芽が出るのか?
という実験開始の記事です。
実際にやった手順と気づきなどを画像で説明
葉挿しに適した土でベッドを作る
今回サンセベリアの葉挿し用に『鹿沼土』を使います。
赤玉土や日向土の様な水はけのよい土なら何でもイイ様です。
その理由など、詳細は後に書きました。
▼ 「植え方は知っているよ!」って人は飛ばし読みしてください。
底に穴がある器を用意
排水性・根腐れ防止のため、当然、穴が開いた鉢植えを使用です。
わたしの場合、この鉢植えは外に放置されてあり、中に雨水が溜り藻(も)が生え不衛生でした。
雑菌防止も兼ねて、タワシや軍手などを使って、キレイに水洗いして置きました。
土が流れ出ない工夫
「鉢底ネット」を使えば、網の目によって、鉢の土が流れにくいので念の為つかいました。
サイズは適当。
もっと小さく切ってもよかった感じです。
穴とネットの位置がズレない様、丁寧に土を盛りましょう。
「土入れ器」が便利
「土入れ器」があると便利です。
スコップと違って、幅はせまく、たくさんの量を一度に移し替えられます。
切り取って、しばらく置いた葉を使う
今回、「葉挿し・水差し用」に切り取った葉を乾燥させたモノを使います。
わたしは成り行きで、10日間、乾燥させた葉を使いました。
ちなみに上の画像の葉は、この状態になる前は水差しをして失敗。
それから陸に上げて、葉を乾燥させたモノです。
葉をさす深さは?
見えないので何となくですが、2センチくら葉を差し込みました。
後で知りましたが、差し込みが浅いと、大きく育ったとき、葉が真っ直ぐにならいそうです。
でもわたしは「この3つの葉」を「この鉢植え」で育てるつもりはなく、育ったら植え替えるつもりです。
水やりは慎重に
葉ざしするには、水を淹れる前の、土が乾いた状態がオススメです。
なぜなら、水をふくむと土が固くなり、葉が挿し込みにくいから。
それと、葉に水がかからない様にしてあげましょう。
わたしは水がかかってしまったので、ティッシュで優しく拭き取りました。
鉢中の水が落ちる時間
水をよく切ってから鉢受け皿を使いましょう。
しばらく置いて、「もう水は出ないかな?」と思っても甘いです。
わたしは後日「もしや?」と思い、鉢を持ち上げて確認。
すると皿いっぱいの水。
なので、水を与えて一晩置いてから、鉢受け皿にのせる方が無難です。
取りあえず完成
鉢は、窓辺の机の上に置きました。
- 日中、カーテン越しに日が当たる暖かい場所
- 尚且、外の寒い空気から遠い場所
■ 先程も書きましたが、水を含んだ鹿沼土は固いでので、挿し直しは注意です。
12月。葉挿し開始の室内温度
■ 今回、実験した状況
- 2020/12/09
- 北関東の平野部
- 2階西の部屋(冬一番寒い部屋)
画像の時刻は12時過ぎで約17℃。
ちなみに、リビングダイニングがある部屋の温度は25℃でした。やはり火を使う部屋は暖かいですね。
10℃以下になったら、リビングに移動するつもりです。
サンセベリアに適した土を選ぶ

画像はイメージです
サンセベリアは乾燥に強く多湿に弱いと言われてます。
なので生息地の環境を再現してあげることがベスト。と考えました。
■ ネット検索した結果をまとめると以下の通り。
- 保水性が低い土
- ph=弱酸性
さらにサンスベリアに適した土のph値(酸性~アルカリ性)を調べると、
- 鹿沼土=4.0~5.0
- 赤玉土=5.0~6.0
- ピートモス=4.5~5.0
ph=5を基準とすると、どれでもイイ。
そしてこれらの土壌は雑菌が少ないといわれているので安心です。
他にも「サンセベリア専用土で葉挿しする」などもありました。
でも結局、赤玉土や鹿沼土の様なベースになる土は、どんな植物にも使えるアイテムなので買っておいて損はありません。
という訳で、わたしは鹿沼土を選びました。
「火山灰土」は以外と安い
わたしにとって園芸用の土は高いイメージでした。
てっきり、「千円でお釣りが来る値段では?」の先入観から、まったく価格を調べませんでした。
ところが今回買った鹿沼土は14リットル。10%税込みで300円でお釣りがきます。
『〇〇用の土』の様な肥料がミックスされた土は値段が高めですが、赤玉土も同様、この様な火山灰土は安いです。
「早いとこ買えばよかった」と、後悔しかありません。^^;
おわりに
メチャクチャで自然の摂理に反する実験と、失敗の連続からの葉ざしです。
取りあえず、今後を見守っていくことにします。
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