この記事の2ヶ月前に、培養土をつかって大きな鉢に植え替えてました。どうなったのでしょう。
挿し木した苗木の成長には栄養が欠かせない
挿し木開始は、栄養の無い、水はけがよい赤玉土などが基本です。まずは挿し木した枝から根をはやすことが先決だからです。
けどせっかく生えた根ですが、土に栄養が無ければサイズUPは難しいもの。
前年に挿し木して越冬し、持ちこたえた苗を時期をみて地植えするなら、大きな鉢に植え替える必要は無いかも知れません。けど、
- もっと大きくなってから地植えしたい
- 鉢植として育てたい
と思うなら、それまでの鉢よりも大きなサイズに苗を植え替えて、土も栄養豊富なモノに変えると、苗は大きく育つでしょう。
そして、出来るだけ根が成長した状態の苗を地植えした方が失敗しにくいと、経験からわたしは考えています。
2ヶ月で急激に成長
大きな鉢に移植前(2020年6月15日)
▼挿し木から2年目の苗木
▼大きな鉢に植え替え後
⇒挿し木した2年目のボックスウッドを鉢に植え替えサイズUPを!
それから2ヶ月後(2020年8月15)
▼見やすい場所に移動
▼集合写真
植え替えた苗の中に一つだけ、もともと大きな苗もありましたが、枝の太さや葉の生い茂り具合に違いがでています。
実は2度目の移植
最初の移植(2019年5月)
この苗木は、この記事の2年前。2018年7月に挿し木開始。越冬した翌年5月の画像です。
⇒【ボックウッド挿し木】若い小枝1本より、太い3本枝の方が根がビッシリだった件
その2ヶ月後
左の苗はそのまま。右が移植し苗。畑の土を使ってます。一本だけ大きいのは、最初から大きな枝を使っているからです。
もしこの時点で、「ただの土」ではなく「培養土」をつかっていたとしたら、どうなったのか。
挿し木シルバープリペットの時はどうだった?
わたしはボックスウッドを挿し木する前にシルバープリペットもやっています。
庭の”赤土まじりの土”を使って移植した(2017年6月)
⇒挿し木したシルバープリペットの苗木を少し大きめのポットに移植
それから1年後(2018年6月)
栄養の少ない土だと、こんな感じです。栄養失調気味。 (›꒪⌓︎꒪‹)
もしこのとき培養土をつかって移植していたら、どうだったのか?今回のボックスウッドの様に葉が生い茂っていたのでは?と思うところです。
▼挿し木から地植えした、4年目のシルバープリペット
ちなみに2020年7月のシルバープリペットの様子です。ただの枝からここまで大きくなりました。
▼今回つかった観葉植物用の培養土。お近くのホームセンターとかにも売ってます。
おわりに
挿し木から1年経ったら、培養土をつかって大きな鉢に植え替えた方が無難です。地植えのときも失敗しにくいでしょう。
コメント