前年の秋にラウンドアップを散布してから、翌年の5月の状況を報告。
除草剤を散布した庭の各エリアのその後、多年草(雑草)は枯れたのだろうか。
結論からいうと、根絶やしできたエリアと、根らし物が残っているエリアに分かれた。
そして、いずれも地上部の草は生えてない。
ではその詳細を見てみよう。
ラウンドアップでチガヤは撲滅できたのか【畑エリア】
▼まずは畑エリアのビフォー。(前年の9月)
▼枯らしたチガヤの地上部を刈り取った様子。(前年の12月)
▼アフター。(翌年5月)
庭をざっと見渡してみた。雑草は生え広がっているが、現状ではチガヤは1本も見当たらない。
立ち枯れしたチガヤ付近をチェックしてみよう。
抜いてみると、ホロッと簡単に取れてしまった。
土地の端っこ付近に除草剤は撒けなかった部分にチガヤらしき雑草を発見。
試しに抜いてみると、それはただの雑草だった。(画像は無し)
結論としては、この畑エリアを隅から隅まで、地面をじっくり見て歩き回ったが、チガヤらしき姿はどこにも見当たらなかった。
地中の根を確認
チガヤは地上に出た茎を切っても、根が生きている限り復活していまう。
去年、地上部が枯れてくれたけど、クワを使って土を掘ってみたら、土の中にびっしりと生え広がっている根によって、クワがはじき返えされた。
なので念のため、地中をシャベルで掘ることに。
すると、根に引っかかるかと思いきや、サクッと簡単に土にめり込んだ。
ところが拡大してみると、無数に張り巡らされている根を発見。
これはチガヤの根なのか?それともスギナの根なのか?
わたしの記憶ではチガヤだと思う。
見た感じでは枯れてないので、今後芽が出る可能性がある。
この根が生きているのか?を知るには、しばらく放置するしかない。
では他のエリアも見てみよう。
ラウンドアップで「ツル芋系雑草」は撲滅できたのか【花壇エリア】
▼花壇エリアのビフォー(前年の9月)
▼アフター。(翌年5月)
続いて花壇エリア。
取り敢えず、ざっと見渡してもツル芋系のヤマノイモとチガヤは見当たらなかった。
ツルが木化した物が4ヶ所、生えていたのでそれぞれ見てみよう。
▼ヤマノイモの茎。
太く立派に育ったヤマノイモ。見た目は完全に枯れている。
▼以下は、地中に埋まっていたヤマノイモの根を引っ張り出し、ラウンドアップを散布して放置した状態。
土の中から伸びたツルにも青い葉は無し。
念のため、茎の皮を割いて中を確認。
まだ弾力があって、少し青い。
▼以下の枯れた茎は、アイビー(ヘデラ)
こちらも枯れている。
▼今回、根絶やしを試みたヤマノイモとは違う葉の形をしたツル系の雑草が生えていた。
この後、この雑草にもラウンドアップの原液を塗って、根絶やしにするつもり。
生えているのはスギナがメイン。
ちなみに、球根系の花は無事。(葉先が枯れているのは、今年の春に除草剤をまいた為)
生け垣エリアのチガヤ
生け垣エリアのビフォー。(前年の9月)
この生け垣が植えてある狭いエリアにもチガヤは生えていた。
▼アフター。(翌年の4月)
春になって生えたのはスギナばかり。チガヤは生えてない。
▼アフター。(翌年の5月)
それまで植えていた生け垣(レッドロビン)を枯らして、新たにボックスウッドを植えた。
その際、土の中にチガヤの根らしき物は無かったと記憶している。
ラウンドアップで「名前不明の樹」は撲滅できたのか
ついでにもう一件、土地に隣接している青地付近に自生していた名前の分からない樹があった。
それもラウンドアップを使って根絶やしをやってみたので確認してみよう。
▼ビフォー。(同年1月)
生木を切って、幹に除草剤の原液を流し込んでいた。
▼アフター。(同年5月)
ご覧の通り。新芽も生えてない。木はカラカラに乾いているので撲滅したと思う。
この木は切っても切っても直ぐに枝が伸び広がってしまう、再生力の強い樹だった。
そして切り口はネバネバ。おそらくウツギだと思う。
まとめ
それぞれ3つのエリアに除草剤を散布してみた結果、6月上旬になった今現在、チガヤ・ヤマノイモの葉は確認できない。
そして畑エリアの地中にはチガヤらしき根が残されている。
そうはいっても、その他のエリアのチガヤは根絶やしできた。
なので、もし畑エリアからチガヤが芽吹いたら、今度は除草剤の濃度を濃くしてトライしてみよう。
他のエリアと同じ様に、いつか枯れてくれるはず。
おわりに
取り敢えず、生えてくるであろうチガヤの根絶やしを優先して、今年も家庭菜園は延期することにしよう。
ちなみに、家庭菜園で栽培していたネギは生き残っていた。
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