何事もそのモノにとって最適な環境があるものです。
ボックスウッドはどんな場所が好みのでしょうか。
ボックスウッドの生息地を知ろう
ボックスウッドの生息地は、「地中海沿岸~西アジア」だそうです。
地中海、といっても広いですよね?Google Earthで比較して見てみましょう。
パット見、同じ位置にある感じですね。
▼もっと分かりやすいのがあったので、画像を引用させていただいます。
出典元⇒日本とヨーロッパの緯度
更に調べると、
- 日本(東京)35.4
- モロッコ(カサブランカ)35.3
地中海の高さは、ちょうど日本全土がスッポリ入る感じの場所にある様です。ヨーロッパって意外と寒い地域なんですね。
地中海の上の方は日本では北海道の緯度と同じ。けど地中海気候によって日本とは別の環境になっている様です。
ボックスウッドの生きやすさを考えてみる
ボックスウッドは寒さに強い植物です。それは私自身、植えているので、よく理解しています。
とはいうものの、越冬して春をむかえること出来なかった苗木もありました。やはり、寒いよりは温暖な方がイイのです。
⇒【ボックウッド挿し木】若い小枝1本より、太い3本枝の方が根がビッシリだった件
▼地中海気候についてネットから引用してみます。
地中海から西アジア、中央アジアの一部にかけては、夏は高温で乾燥し、冬は温暖で雨が多い、いわゆる地中海性気候である。そのため、秋に発芽して生育しながら冬を越し、春に開花、初夏に結実する植物が多い。
出典元⇒ながの教育情報プラザ
この情報元によると、
- 夏は高温で乾燥
- 冬は温暖で多雨
- 秋に発芽
- 春に開花
- 夏に実る
ってことは本来、ボックスウッドにとって日本の冬の寒さは厳しい環境下。秋に挿し木した苗木にとっては、かなりの試練とも言えそうです。(・_・;)
そういえば、ボックスウッドの種って初夏に実っていましたね。
⇒オシャレで管理が楽な生垣はボックスウッド(西洋ツゲ)を挿し木で増やす
家に入れて置く・ビニールハウス的な設備が理想なのかも知れませんね。
屋根の下に苗木を置き、寒さをしのぐ
そしてわたしは、ボサボサの生け垣(シルバープリペット)の下に、ボックスウッドの苗木を置いています。
ご覧の通り、いま現在(12月16日)霜に当てないことで紅葉してません。
ちなみに、今年の秋、新たに挿し木した苗木は紅葉しています。
枯れてるのでは?と思える苗木もありますが、何とか持ちこたえている様です。
もし枯れているとしたら、こんな感じになるからです。
ブロンド色ではあるものの、枯れてしまうと光沢がありません。
おわりに
とりあえず、今回も生け垣の下にて苗木を育てるつもりです。
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