コガネムシはしつこい虫だった。殺虫剤〜4日間の記録

この記事は約6分で読めます。
薬剤散布には保護メガネ

今年もまた、コガネムシの大群がやってきた。

実はコガネムシではなく、ドウガネブイブイだと思われる。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

コガネムシは8月から活動が活発に

我が家の庭に植えてある生け垣シルバープリペット。数年前からがコガネムシの被害にあっている。

でも今年は7月に入っても姿は見当たらない。

そして7月下旬になると、二三匹、見るようになった。

「まぁ数匹程度だし、きっと去年まいた殺虫剤が効いたから、減ったのだろう・・」と気に留めることはなかった。

ところが8月7日の朝、いつもの様に庭をパトロールしたときだ。

昨日まで見かけなかったコガネムシの大群が、びっしりとシルバープリペットに群がっているではなか!

マジですか・・

この樹の下に潜んでいたのか。それとも別の場所からやってきたのか。それは分からない。

ただ言えのは、このままでは、また来年も同じ轍を踏むということだ。

そうならないためには、一匹でも多く駆除する必要がある。

そんな訳で、やれることをやってみることにしよう。

一匹ずつ捕殺するには多すぎる

実は当初、捕殺するつもりだった。

昼のコガネムシは基本、飛ばない。

棒で突くと、簡単に下に落ちる。なので、水を張った入れ物を下に持っていれば、その中に捕まえることができてしまう。

ところが今年は例年と少し状況が違う。

毎年わたしは生け垣シルバープリペットを春辺りに剪定し、小さくしていた。

でも今年は伸ばし放題にしている。それはコガネムシを捕まえづらい状態。

虫の数も多い。木もデカくなり過ぎて手が届かない。木の数も多い。

なので別の手段をつかってみることにした。

▼コガネムシを捕殺。

殺虫剤(水和剤)をまいてみた。2023/08/07

除草剤をまくときに使う、噴霧器をつかって水和剤を散布してみよう。

コガネムシは木にびっしり、たかっている。

葉も食害にあっている。

さっきも言ったけど、木は剪定してないので、葉の数は多い。

なのでこのまま放って置いても、樹が駄目になることはないはず。

オルトラン水和剤をつかってみよう。

2リットルの水に対して3袋を使用。薬液は濃いめに作った。

コガネムシではなくドウガネブイブイかも

試しに一匹捕まえて、薬液を噴霧してみると、直ぐに茶色い液体を出した。

この液体を調べたところ、驚いたりすると茶色い液体を出すらしい。「ドウガネブイブイ」か「アオドウガネ」がそれに当たるそうだ。

そして数時間後に確認するとすでに逝っていた。

この日は気温が高かったので、薬の効果なのか、高温にやられたのかは不明。

身の丈以上の樹への薬剤散布には保護メガネを

実は最初、薬をまく最中、風のせいで、顔に薬液がかかってしまった。

木が大きいので上から散布したせいだ。地面に向かって散布する雑草とはちがう。

メガネをしていたので、直接、目にかからなかったのは不幸中の幸い。

なので作業を中断して保護メガネを用意。

といっても、さほど強い薬ではないと思う。でも念のため、顔と目を洗ってから作業再開をした。

薬剤をまいた直後の状況

水和剤をまいていくと、コガネムシはポロポロと、面白いように落下。

ところがしばらくしてから確認すると、5割くらい元通り。

このときの個人的な推測は、噴霧器の水圧に驚いて落下しただけに思えた。

夏の強い日差しを避ける様に、樹の西側に移動した気もする。

それでも数匹、息絶えたものも目視できたので、全く効果がなかった分けじゃないのかな。

地中の虫と葉を食べた虫を退治する

その他のアイテムを使って、土の中と葉につく害虫を退治することに。

今回もオルトランDX顆粒タイプを樹の下へまくことにした。

水に溶けたオルトランDX顆粒タイプを根が吸収すると、薬効成分が樹、全体に行き渡り、葉を食べた害虫を退治する仕組み。

生け垣は10本近くあるので、量は一気に減った。また買わないと。

各オルトランを使った翌日の様子。2023/08/08

各オルトランをつかった翌日、確認してみると、ドウガネブイブイの死骸がポツポツ転がっていた。

上の画像中の赤い矢印がそれ。

そして、生け垣にたかるドウガネブイブイは、当初ほどでなはいが、まだ健在。

それでも薬剤散布前よりは減っていた。

殺虫剤をつかってから2日後。2023/08/09

オルトランの水和剤と顆粒タイプをつかってから2日後の朝、例のごとく、わたしはシルバープリペットをパトロールした。

すると嬉しいことに、ドウガネブイブイは激減!

生け垣の葉の部分を、ざっと見ただけだが、ほんの数匹程度しか見当たらない。

そうはいっても、この日の夜に雨が降った様なので、もしかしたら隠れている可能性もある。なのでまた明日、確認してみよう。

▲上の画像は、死んだカナブンとのツーショット。なぜか芝生の上でじっとしているドウガネブイブイ。いじったら飛んでいった。

各オルトランを使ってから3日後。2023/08/10

各オルトランを使ってから、また同じ様に生け垣の早朝パトロール。

樹全体に薬液を散布できた8割の生け垣において、ドウガネブイブイを見かけた数は、なんと一匹だけ。

ところが、薬液を上から散布できなかった、高さが2mmを超えた2割の生け垣の最長部に、ドウガネブイブイを多数見かけた。

ちなみに前日は、激しい雨が降ったので、葉に散布した薬液は落ちてしまった気もする。

それでも木の根元にオルトラン顆粒をまいたので、薬効成分が地中に染み込んだことだろう。

オルトランの効果あり。4日後。2023/08/11

同じ様に四日目の朝も生け垣をパトロール。

水和剤を散布したエリアの生け垣では2匹だけ。とりあえず1匹はつかまえた。

なので薬は効く思われる。なぜならドウガネブイブイの寿命は、30〜50日らしいので。

それと、水和剤をかけなかったエリアには、まだ多数生存中。

なのでもう一度、薬を散布した方がいい。それには生け垣の剪定が必須。頂上部に薬が届かないので。

そして殺虫剤をまく前に、後尾をしているところをよく見かけた。

ドウガネブイブイは同じ場所で発生するので、来年のためにも見かけ次第、捕殺することにしよう。

おわりに

ドウガネブイブイは8月になると大発生する。

なのでその前にオルトランDXをつかって予防することが大事だった。

物忘れが酷いわたしにとっての問題は、来年の7月に、その件を思い出せるかどうかだ。

スポンサーリンク
よろしかったらシェアして下さい
スポンサーリンク

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました