ガクアジサイの挿し木に初挑戦

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挿し木マニアのおっさんです。

今回はガクアジサイに挑戦だ。

▼生け垣用に挿し木で増やして、実際に生け垣にしました。

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紫陽花の挿し木適期は梅雨

あじさいを挿し木するべくネット検索してみると、時期は5月〜7月。

とくに雨や曇りの日が多く、湿度が高い梅雨の時期がいいらしい。

これはいままで色々と挿し木をやってきたわたしとしても何となく、そうだと思う。

ということで、6月25日の本日。紫陽花を挿し木してみることに。

挿し木用の穂木を用意

まずは紫陽花の枝を切って、穂木をつくるところから始めよう。

挿し木用につかう枝は、花をつけた枝。花が無いもの。どちらでもいいらしい。

今回は、花を咲かせてない枝を使うことにした。

枝は長めに切る。

上2枚の葉を残して、それ以下の枝を全部切り落とす。

あまり長いと水を吸い上げにくい気もするが、情報の通りにやってみよう。

ちなみに枝が短いと、土に刺す部分も短くなるので倒れやすいことが想像できる。そして地面に刺した枝から根がたくさん出てくれるかも知れない。まだ未知数ではあるが。

葉っぱから水分が蒸散しにくいように、葉をハサミでカット。

【紫陽花の挿し木】色々なバージョンを試しに実験

どのようにすることがベターなのか?を見極めるため、色んなバージョンで試してみよう。

  • 茎の先端に葉の有る無し
  • 太い枝・細い枝

大きく別けて4つのタイプに分類することに。

▼茎の先に新芽が展開しはじめた穂木。

▼先端の葉を切ったもの。

▼先端についた葉が広がりかけ葉を残したものと細い枝。全部一緒に撮影。

これらを使って挿し木にトライ。

紫陽花の穂木は1時間ほど水につけ置き

穂木にした枝は、一時間ほど水に浸して給水して置く。

1本増やして8本にした。

▼今回はルートんとメネデールは不使用。

紫陽花の挿し木用の土を用意

あじさいに適した土は、

  • 赤玉土(小粒)
  • 鹿沼土
  • 川砂利
  • パーライト
  • バーミキュライト

などの、水はけがよく・栄養の無い土がいいとのこと。

これは挿し木全般にいえることなので、アジサイも同じ様だ。

わたしは鹿沼土を切らせてしまったし、水持ちも気になるので、赤玉土(小粒)を使うことに。

アジサイの穂木が4本入るサイズのポットを使うことに。

例のごとく、鉢底シートを使って土の流失をガード。

土は事前に湿らせて置く

挿し木用の土は前もって水を吸わせておこう。

とくに赤玉土は、細かく削れた土が鉢底にたまると、詰まる原因になるので。

茶色くにごった水が出なくなるまで水をかけ続けること。

あとは穂木を土に刺す工程に移ろう。

アジサイの穂木を土に刺す

事前に湿らせておいた土に、棒などで、穴をこじ開けて、アジサイの穂木を刺していく。

ポイントは、葉と葉が重なり合わない様な位置に刺すこと。

全部の穂木に、まんべんなく陽の光が当たるようにするため。

わたしはドライバーを使って土に穴を開けた。

垂直に刺すと葉がかぶるので、やや外向きに刺している。

続いてジョウロかシャワーを使って水をたっぷりかけて土をギュッと圧縮。

紫陽花の挿し木苗を育てる場所

アジサイに限らず挿し木したばかりの苗を直射日光に当てない方が無難だ。

なぜなら水が蒸発しやすく、根がまだ生えてない弱い状態なので、しばらくは半日陰がいい。

そして日中、つきっきりで見張っている訳にもいかない。

そうなると日向よりも日陰が適している。

我が家のシンボルツリーの樹の下は半日陰になる唯一の場所。ここに紫陽花の苗を置くことにした。

挿し木したアジサイの根腐れに注意

挿し木したアジサイの水やりのポイントは、

  • 挿し木しから3日は毎日水やりをする
  • 4日からは土が乾いてから水を与える

土がずっと湿っていると、根が出る前に枝が腐ってしまうそうだ。

これにはわたし自身、心当たりがある。

なので水やりのタイミングはケースバイケースかな。

そうなると、一日中、日が差さないのもよろしくない。

わたしは挿し木したアジサイを置いた付近に、挿し木したボックスウッドを置いている。

そして土はずっと湿ったままなので、もう少し日差しがある場所がよさそうだ。

挿し木したての苗を外敵から守る

挿し木したばかりの穂木にはまだ根が生えてない。なので「強風」や「転倒」に無防備。

実は我が家の庭には、近所の猫さんがよく現れる。

いままで何度か挿し木苗や植木鉢をひっくり返されたことがあった。

なので枝を土に刺したばかりの弱い状態を守るため、猫よけに、いくつか植木鉢を盾として配置。

深さのある大きな箱やプランターの中に鉢を入れ、寒冷紗などで日除けしておけば、日差し・強風・外敵から苗を守れそうだ。

アジサイ本体の枝の切り口の今後

今回、挿し木するために、アジサイの枝を切り取った。

その後、切り口はどう変化するのだろう。

そのまま成長が止まるのか。はたまた新たにツボミができて、花を咲かせるのか?気になるところ。

茎から両サイドに生えた枝の付け根に芽がついている。

なので、ここから何かが起きそうだ。

おわりに

今回アジサイの挿し木を8つこしらえたが、成功するかは今のところ未知数。

▼この記事の続き。

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