ある日のこと、気づくと庭の一角に何やら樹が生えていることがある。
そのまま放置してもいいのだろうか。
もしその樹がシマトネリコだとしたら、厄介な事態になる可能性を秘めている。
シマトネリコは最大15mにまで成長する熱帯植物
シマトネリコを庭に植えるのは止めておきましょう。わたしは超絶オススメしない。
なぜならその被害にあったからだ。
とにかく成長が早い。枝を切ればそこから新枝が群発し、さらに枝は密集する。
結局2階建ての屋根まで成長。
しかも建物との距離が近い場所に植えたことにより、2次被害の要因をつくってしまった。
建物に近い場所に植えることのデメリット
樹の高さ=根の広がりは比例する。
ってことは家の基礎の下に太い根が伸びていると想像できる。
そうなると家に何らかの影響が及ぶことだろう。植物の力をナメてはいけない。
街路樹の根が地面のアスファルトや石を盛り上げている様子を見たことがあると思う。
さらに、もしデカく成りすぎた大木を伐採し、根を薬剤で枯らしたとする。
根はやがて枯れ、自然の摂理によって土に還ることだろう。そうなると土はふかふか。
耐震の観点から見ると安全ではない状況だ。
せっかく基礎工事のとき土を固めたのに、基礎の下の土の中は空洞化する恐れがある。
なので、こういった場所に生えてきたシマトネリコの若木は、できるだけ早く引っこ抜くことをオススメしたい。
▼我が家のシマトネリコの事情を教訓に最悪を想定しよう。
せっかくだからシマトネリコを育ててみよう
もしシマトネリコが生えた場所が今後自分にとってデメリットになるとしたら、鉢に植え替えてみよう。
我が家の場合、外の水道の水受けに自然とシマトネリコが生えてきた。
間違えなく近くに植えたシマトネリコによるものだ。
そこからたくさんの落ち葉がこの水受けに落ち、それが肥やしとなったと思われる。
今回、砂利を全部取り出して土を一掃。ついでに自生したシマトネリコの若木を鉢上げすることにした。
鉢底石として、前回バラの鉢上げで余った排水性の高い比率の土を使用した。
鉢底石がある人はそれを使いましょう。
その上に鹿沼土を投入。
理由は、根を掘り出すときに太根や細かい根を切った。
この状態だと雑菌の影響が心配。
栄養の吸収よりも、まずは根をたくさん生やすことを優先させてみた。
もちろんこれはわたし独自の判断。普通に土をつかっても大丈夫だと思う。
ちなみにこの画像は、鉢上げから2週間後に撮影している。
黄色くなった葉もあるが、何とか生きながらえている感じ。
土の一番上に赤玉土(中玉)をマルチシートとして代用。
色合いがよくなってオシャレかな?
ちなみに未確認の情報だけど、鉢の土の上に赤玉土を敷くと、害虫の産卵防止にもなるらしい。
後は水切れさせない様に管理して、このまま様子見です。
おわりに
新たな葉が生えてきた頃にでも、栄養のある土に植え替えてみようかな。
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