ボックスウッドは、レッドロビンやシルバープリペットと違って、成長がゆっくりな特徴の生垣です。
ちなみに我が家のボックスウッドは植えてから10年、ただの一度も剪定していません。
葉が小さいから落ちても「がさばらない」ので枯れ葉はそのまんま。
こんな手間のかからないお利口さんの生垣を増やせたらイイですよね?
ボックスウッドの挿し木を私流でやってみることにします。
▼追記。この記事の方法で無事にすくすく育ってます。
挿し木した2年目のボックスウッドを鉢に植え替えサイズUPを!
2018年7月1日に枝をもぎって挿し木を開始
木の枝を切り落とす
上の画像は我が家のボックスウッドです。
「つげの木の洋風バージョン」って感じ。
まずは枝をハサミで切り落とします。大きさは適当。
この時点で「こんな大きさにしよう!」っていうイメージはありません。やって見てから考えることにします。
わたしは「なるべく若い葉」を選んでカットしました。
更に選んでカットする
まだ枝が木になっていない「緑の若々しい脇枝」を切って挿し木にすることにします。
ボックスウッドの種
↓実の様なタネがついてたので撮影して置きましたよ。埋めたら芽が出るのでしょうか?
宇宙人の様ですね。
水を吸わせる
水を張ったバケツに切った枝を入れて、枝にたっぷりと水を吸わせてあげましょう。
シルバープリペットを挿し木にするとき、最初しおれてしまった原因は、水を吸わせる手順をしなかったからです。
一切ネットも見ずにの完全我流の思いつき。上手くいくのかはまだ未知数です。
取りあえず、一晩寝かせてからポットに挿し木することにします。
同年7月2日。土を入れたポットに挿し木した
ポットの準備
ポットに挿し木に適した土を入れます。
土の中まで浸透するくらいにたっぷりと水をかけましょう。
挿し木用の土は、栄養の無い水はけが良い土を使った方がいいそうです。
わたしは自宅の庭を深く掘ったときに鹿沼土が出たので、前回同様その土を使うことにしました。
普通の土も若干まざってます。
「シルバープリペット挿し木」のときは、この土で栽培に成功しています。
一晩寝かせた枝をポットに植える
別に一晩じゃなくてはダメではなく、何となくです。平日、仕事だったので翌日の朝になっただけ。
色々と実験してみた
どんなタイプでも育つのか?を実験することにします。
- 大きいの
- 小さいの
- 枝が太いの
色々とチャレンジです。
上の画像のポットが一番デカイ挿し木です。
もしこの状態で上手く育ってくれたら、かなり時短になりますよね?
わざわざ小さいのから育てる手間がはぶけちゃいます。
完成。あとは様子を見る
取りあえずこんな感じで、しばらく経過観察といったところです。時期は夏。
必ず日陰の涼しい場所に置きましょう。
わたしは木漏れ日がある「ちょっと大きな木の下」に置きました。
植栽に囲まれているから、涼しげです。
もちろんポットの下は土になっています。コンクリートや砂利よりはいいのでは?
同年7月8日。挿し木してから一週間後の様子
一週間たちました。何とか生きています。まったく枯れたりしおれたりしていません。
8日前に切り落とした別の場所にあった枝の様子
上の画像は切り落として、その辺に放置していた枝です。色が変わってしまい枯れはじめています。
上の画像は、バケツの水に入れたまま放置していたボックスウッドの枝達です。
葉の色が薄くなっています。水から顔を出している枝は色落ちしてない感じです。
この2つを見て分かるように、ポットに挿し木したボックスウッドの色は、挿し木当初とまったく変わってません。
取りあえずセ~フ。(^.^;
このまま、水を切らさない様に管理して様子を見ることにします。
おわりに
挿し木したシルバープリペットの時もそうだったけど、上手く育ってくれる木と、ダメになってしまう木に分かれると思います。
まだポットはあまっているので、最初の挿し木の様子次第で、もっと追加しようと考えています。
もし、ほとんど上手く育たなかったとしたら、また別のやり方をする必要があるからです。
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