ユッカ挿し木から8ヶ月。葉無しの枝は失敗

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ユッカ挿し木

挿し木用の土は栄養のない土が理想。

でも植物が成長するためには栄養が必要。

なので成長に合わせて土を入れ替えてみよう。

今回は、「葉付き・茎だけ」の挿し木ユッカの話。

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根が張ってきたので土を仕様変更

当ユッカの挿し木は当初、根を生やすことを意識した土として、赤玉土をメインに作った。

挿し木全般に通じる概念として、芽出し(根出し)に栄養は要らないといわれている。

有機物(動物のうんち・腐葉土など)を使うと、雑菌にやられてしまうこともあるそうだ。

当ユッカを挿し木してから約8ヶ月(254日)経過した。もう根はいい感じに生えたはず。

ユッカの成長のために栄養のある土にして、排水性の高い土に入れ替えようと考えた。

挿し木ユッカの土を入れ替え

当ユッカの挿し木に使った土は、ほぼ赤玉土。

これを、

  • 赤玉土
  • 鹿沼土
  • 腐葉土

この3つをメインにした土を使うことに。

左側:葉付き   右側:茎だけ

茎だけのものを土から抜いてみよう。

残念ながらダメになっていた。

根は数本生えているが、ギュッと握ると中はスカスカの空洞。

▼途中、抜いて土を入れ替えたとき、カビの様なものがあったから、あの時点で終る運命だったのだろう。

ユッカを挿し木して3ヶ月で分かった挿し木用の幹の条件

気を取り直して、葉付きのものを土から抜いてみよう。

やはり、赤玉土を長く使うと、鉢底の土が固形からパウダー状に変わってしまっている。

これでは土が根にまとわりついて、排水性が悪く根腐れの恐れあり。

ユッカはとにかく乾燥に強い。

▼親ユッカに何ヶ月も水を与えなくても、何年も土を入れ替えもなく、土の量より根の量が多くても枯れることはなかった。

成長したユッカを植え替え&伸びた枝で挿し木してみた
親ユッカ鉢替えの様子

逆にいえば、それだけ水が苦手という訳だ。

根はバスケットの様に鉢全体を囲む状態。中に赤玉土が詰まっている。これを軽く取り除く。

▼土は以前、何でも使えるような配合の土を作り置きしていた物を。

【園芸初心者】鉢土は最低この3つあれば何とかなる

ユッカを手に持ち、鉢の中へ入れて、宙に浮かせた状態で土を入れる。

土の中の隙間を無くすため、棒で土を突っついたり、地面に軽くトントンと叩いたりした。

土が減ったら少し土を足す。

ウォータースペースを残して土の高さが決まったら、鉢底から茶色くにごった泥水が透明になるまでホースで水をかけた。

水をしっかり切ってから部屋にいれた。

ユッカは直射日光を避けた明るい場所が好みらしいので、早々に切り上げた。

おわりに

実は、もし挿し木が失敗したときに、また赤玉土を再利用しやすい様にと、赤玉土、一種類だけ使うことにした。

さっきも少し触れたけど、挿し木の最初の段階は根を出すことが目的になっている。

実際わたしは他にも、シルバープリペットボックスウッドの挿し木を成功させているので間違えない。

面倒だが、この手順でやった方が無難なのだろう。

今回、腐葉土が多い配合だった分、水持ちがいいので少し不安。

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