成長サイクルがバカ早い、西洋落葉樹をご紹介。
葉のふちが白く緑色にピンク混じりの葉をもつ美しい木です。
▼前回の記事。
ネグンドカエデ・フラミンゴは成長の早い樹
1ヶ月に40センチ近く伸びる樹の答えは、ネグンドカエデ・フラミンゴ。
緑色の葉に、薄っすらピンクに色づく樹だ。
フラミンゴの枝の伸び方は、「木」というよりも、「草」といっても過言ではないほど成長が早い。
最初、茎は草の茎の様に柔らかい。次第に固くなる仕組み。
そして木といっても、枝は手で簡単にもぎることも可能。
極論、冬、枝を全部取り除いても、春になればまた枝は生えてきて、夏にはボサボサに元通り。
なので、好みの枝ぶりを作りやすい。失敗しても何度もやり直せてしまう。
では1ヶ月のビフォアフター画像を比べて成長をみよう。
ネグンドカエデ・フラミンゴ6月24日〜7月23日を比較
▼まずはビフォー(2023/06/24)
全体像。
注目してほしい部分は、木の成長点。
木の先端部よりも、緑色の支柱は低い位置にある状態。
あと10cmくらいで、木の成長点が支柱の先端部まで届きそう。
▼続いてアフター(2023/07/23)
全体像。だいぶ成長した。
前回の木の成長点の位置から支柱先端部はこの辺りかな。
1ヶ月前の木の成長点があった部分から、1ヶ月後の本日の木の成長点を測定。
見ての通り、30cmを超えて、40cmに到達寸前だ。
ふつうの木では、あり得ない成長速度。
それがネグンドカエデ・フラミンゴ。
【挿し木】ネグンドカエデ・フラミンゴ。3年3ヶ月後
今回紹介したフラミンゴは、丁度3年3ヶ月前に挿し木から増やしたもの。
▼元々庭に植えていた木の枝を切って使っている。
そして3年後の夏の本日。
7月に入ると、葉が黄色く枯れ落ちた。おそらく水切れだと思う。
排水の高い配合の土にしたせいかも知れない。
枝は大人の枝と同じ太さに成長した。
葉がピンクに色づき始めた。
庭に植えていた木は、ピンク色そのものだったけど、鉢植えはそうでもない感じだ。
▼地植えしてあったネグンドカエデ・フラミンゴの夏の様子。
先祖返りなのか、葉の色も形も挿し木したものとは全然ちがう。
虫食い対策に殺虫剤
葉の虫食いが酷い。よほど美味しいのだろう。
犯人はいったい誰なのか?
どこかから飛んで来るのか?それとも、夜に土の中から出て来るのか?
こんな風に相手が分からない場合は、顆粒タイプの殺虫剤が使えます。
オルトランDXを土の上にパラッとまいて、水をまく。
すると薬効成分を根は吸収。木、全体に行き渡る。
そして葉を食べた虫がコロッと逝く仕組み。
もちろん、土にまいて置くことで虫を寄せ付けにくくしてくれる。
以前、本商品を鉢にまいて置いたら、ある日チュウレンジハバチという虫が土の表面に、ひっくり返っていたことがあった。
おわりに
逆にいうと、成長が早いので、それなりの管理が必要になる。
なので欲しい人は、その辺りを心得て購入しよう。
▼フラミンゴを挿し木の記事。
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