仕事でミスを繰り返す「会社・職場・社員」を正す5つのヒント

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可愛がるを履き違えてはイケナイ

ミスが繰り返されるのには必ず理由があります。もしかしたらその原因の1つとして、社員を管理する立場である自分かも知れませんよ?

ミスをした相手をかばい、恩を売って相手を操作しない。そして感情移入を捨て、人間AIになる強さが必要かも知れません。

1. ミスを「現場止まり」にするメリットに依存する悪習慣

もし現場で何かミスがあったときは、何か取り決めがあるものです。そのためにはまずは管理監督者に報告して、その後の対応を決めるのが鉄則です。

でも何らかの事情があって、その「ミスを見逃す・無かったことにする」など、臭いものにフタをしてしまうことは、どの世界にもあるものです。

中間管理職や現場のリーダーや下請け会社と関わる立場として、現場を上手く回していくには、正論ばかりではまとまりません。

こういった太陽政策(ミスを許す)には様々なメリットがあるものです。

例えば、ミスした相手に貸しをつくり操作できる様になる。人は見逃してくれた相手に頭が上がらないもの。ここぞと言う時に動いてくれるので、貴重なコマ(鉄砲玉)として使えます。

そして何より職場が和みます。人は感情を持つ動物です。「窮鼠猫を噛む」「情けは人の為ならず」の言葉があるように、強い立場や正論を振り回しても人は動かないからです。

他にも、ミスした本人の精神的なダメージを減らし、緊張をほぐし、さらなるミスを誘発させないことが出来ます。ちょっとしたミスを指摘されては、怖くて何も出来ません。

更に、上司である自分が会社からの信用を落とさなくてすみます。結局ミスは上司の管理責任。今後の昇進にも関わるし、下手したら自分が責任を取るハメにも成りかねません。

総合的に考えると、止まることよりも進むことを優先する見逃しをメリットと考えてしまうのでしょう。

でも、もし、いつまでもミスが減らないとしたらそれは、自分の対応が間違っている。相手に届いてない現れです。このままでは、いつまで経っても同じミスが続くこと間違えなしです。

2. 連帯責任でミスは無くならない。間違った相手を処分しても意味が無い

そして今回この記事でクローズアップした事例が、「恩を売る」こと。中でも「間違えを修正しないタイプ」や「確信犯」を見逃す対応です。

まず、どうしてもミスしがちな性格な人は居るもの。ADHDを持つ人は少なからず存在します。多動性(過活動)や衝動性、不注意を症状の特徴があるので、それはまた別な話です。

他にも、ストレスによって脳のキャパシティを取られてた結果、精神が正常じゃなくなり、エラーを起こしてしまうことも、また別な話です。

そう言う場合は、適材適所に配属するとか、ストレスから開放させるなどで、ミスを減らすことも出来るからです。

けど、今回の場合はまったく別の次元です。なぜなら、決められた規則を守らずに、自分(達)独自のルールを元に仕事をした結果ミスが続く、負のサイクルが回っているからです。

ではどんなサイクルなのかその仕組を見てみましょう。

3. 人を選んでミスを許すのは間違え

人を選んで過ちを見逃すと、最終的には理不尽なかたちで誰かが処分されてしまいます。そのサイクルは以下の通り。

不まじめ君が独自のルールでチョットした間違えを犯す。

「最初だし、次は気をつけてね」と、ミスした相手を許す。

けど独自のルールなのでまたミスをする。

「またかよ。今度はちゃんとしてね」と、また見逃す。ミスも毎日では無いし、さっきも書いたように、太陽政策の方が何かとイイからです。

そんなある日、めったにミスをしないマジメくんが、たまたまミスをしたとします。

管理する方としては、何度も目をつむってきました。そろそろ何らかの手を打たなくては問題は無くなりません。そしてミスをした人は、丁度処分しやすい人でした。面倒くさく無いタイプだから。

可愛そうなことにそのマジメくんは、たった1回の過ちによって、大々的なルール改正をする対象者にされてました。

本人としては、実に面白くないことでしょう。だって自分がミスをする前に、何度も何度も同じミスをした人がいるのですから。その人は、公にはミスして無いことになっています。

こんなミスの対応ではエラーは無くなることは無いでしょう。

4. ミスは「一個人のミス」として記録して置く

さてこれで、今後ミスは無くなるのでしょうか。答えはNOです。なぜなら真の犯人が処分されてないからです。

「仏の顔も三度まで」とは、「心が広いお釈迦様も間違えを許すのは3度まで。4回目は勘弁できないよ」の意味でしたよね?

そして人を管理する立場からすればそのミスとは、同じ職場の社員としてカウントするものです。

つまり、最初の1・2・3つのミスが不まじめ君で、4回目にマジメくんがミスをしたとしても、他から見れば、全部引っくるめて同じ会社(職場)のミスなのです。

しかしながら4回目にミスをしたマジメくんはきちんとルールを守ってのケアレスミスでした。それなのに、もっとガチガチの規則にして、これからエラーは無くなるのでしょうか?

そして不まじめ君は依然として独自のルールをやめません。それは成功事例として脳にインプットされたからです。

「楽をする(手を抜く)ためには、仲良くやっていれば、ちょっと不良っぽい方が許される。それが世渡り上手ってヤツだ」と考えて、自分の考えを変えることはありません。

もし本気でそのミスを無くしたい、荒んだ職場を改善したいと考えるなら真の犯人を正すこと。ミスを無くしたいなら、これからは、小さなミスを1つづつ個人でカウントして置くことです。

そうすれば、その見逃したミスへの対応をしなくてはならない自体になった時、「不まじめ君はこれで3回目だね」と公平に処分出来ます。

そうは言っても、「不まじめ君は使えるし、一緒に居て楽しいし、処分するのはちょっとね~」と考えてしまう友達主義な管理者もいることでしょう。

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5. SNSによって罪が暴かれる時代に自分の身を守るには?

この様なイタチごっこを繰り返していると、やがて他の分野にも広がっていくことでしょう。なぜなら、人は一貫性を保とうとする性質があるし、小さなほころびから服が破れる仕組みが働くからです。

仲間内のことならそれでも通るかも知れません。でも、お客様や、親会社に対してそれが通るのでしょうか?

そしてズルやインチキは隠せない世の中になっています。なぜならインターネットの発展によって、誰でも簡単に情報を公開できるからです。

もし重大なミスがあるにも関わらず、それを隠ぺいし、さらなる問題に発展したならば、その責任を取るのは、ミスを見逃し続けた自分です。

ズルやインチキで馴れ合った仲にどれほどの友情や信頼関係があるのでしょうか。そんな関係とは、その場しのぎの、もろい泥舟です。今度は自分守りに回ることでしょう。

そう考えると今やるべきことは、正しさを貫く勇気ではないでしょうか。そのためには、まず、自分が身を持って模範になることでしかありません。

口が上手く人当たりが良く融通の効くタイプは、一見いい人で使える人かも知れません。可愛がりたいのは分かります。

そしてあなたの至らない部分を逆手に取り、ゆすってくる(隠ぺいを強要する)相手もいるものです。

そんな人には、自分を律することで「言い訳をする餌」を与えないこと。長い目で見るとこれがメリットでがないでしょうか。「利用する者は利用される」の法則があるからです。

おわりに

本気で職場を改善したいのなら、もう馴れ合いは止めましょう。ルールを守ろうとしない社員には情を捨て、人間AIになることで、少しでもミスを減らしていきましょう。

なぜなら、いくらルール改善をしても、それを守らない人がいる限り、エラーは無くならないからです。

かと言って、がんじがらめも良くはありません。この辺が難しい部分ではありますが、それこそが腕の見せ所。

なにはともあれ、全体を守るには、がん細胞にメスを入れることが得策です。見て見ぬ振りはやめましょう。ちゃんとやっている人に悪い影響が出ない内に。

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