出世を逃した40代のあなたへ。同じ私から4つの提案

この記事は約7分で読めます。

いま40代なら定年まであと約20年。出世をあきらめるのには、少し早いんじゃないでしょうか。

 

出世とは何も”会社だけ”とは限りません。いまの自分の気持よりも上に行ければそれは立派な昇進です。

 

人生は一度切り。泣いても腐っても人生は変わりません。その涙をぬぐったら、もうひと踏ん張りです。進むべき方向を決める時がやってきたと考えてみましょう。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

1.「一生の仕事」をみつけて、頑張る方向性を変えてみる

もし次にまた昇進の機会があるのなら、また頑張ってみるのもいいとは思います。

 

でも見込みが無いのなら、いつまで引きずっても過去は過去。もう会社にこだわるのはやめることです。

 

わたしは、自分の中にある頑張る比重をプライベート寄りに変えました。その結果、当初よりは気楽になれています。

 

一生の仕事といっても別にお金が発生しなくても自分が満足できればそれでいいんです。

 

忘れるのに一番イイのは体を動かすことです。汗をかくとスカッとします。「何だよ運動かよ?」って思うことでしょうが、運動はバカにできません。

 

わたしの上司はストレス発散のため、休憩時間にランニングをしています。「モラハラを受けても走ると忘れてしまう」と言っています。

 

逆ハラ老部下に苦悩する年下上司からモラハラ対策を学ぶ

 

家族がいる人は、これを機会にもっと家族を大事にしましょう。いままでサボった分をとりもどすのも超オススメです。幸せのリターンがあることでしょう。

 

わたしは当時、4時に起きて朝活をしていたことがあります。ウォーキング・読書・ストレッチをやって、夜型から朝型に変えました。

 

自分を律することが精神の安定につながっていたと思っています。とにかく腐らなかったのは、ことお陰だと振り返っています。

 

2.終わりとは始まり

物事には多面性があるものです。

やりたかったこと、あきらめていたことをやるチャンス」と考えてみましょうよ。

 

モチベーションを保つには「自分が本当に好きなこと、やりたかったこと、あきらめていたこと」が効果的です。

 

わたしの場合はバンドです。若い頃やっていたのを久しぶりに復活させました。旧友とはマジでイイものです。会って話すだけでもよかったのかも知れません。

 

日々それを”生きがいにできる何か”を日課に、長期的に続けられる何かを探しましょう。頑張って続けた結果、その先にある何かに期待してみるのは本当にイイのもですよ。

 

たしかに”時間が忘れさせてくれた”のもまた事実。

 

けど、もしいつまでも引きずり嫉妬や、他人の目を気にして働いていたならば、もしかしたら会社を辞めていたとも振り返っています。

 

「自分ならこうやるのに・・の想い」や「昨日まで平社員だった同僚に指示される自分」や「日々、力をつけて輝いていく元同僚の姿」とは心には毒。

 

それでもちゃんと平役を演じなくてはならない。そんな想いで過ごすのはやっぱりよくないですよね。

 

3.”これは転機”と考えてみる

出世を逃した社員とは、もう頑張らなくてもいい人材。むしろ前に出過ぎないことがいい場合もある。次の順番はあなたの後輩たち。頑張るのをゆずる機会です。

 

頑張らない勇気を!過去の自分と今の自分に戸惑う2つの葛藤

 

後輩の育成に力を入れるのもイイでしょう。けれどあなたはまだ40代。人生100年時代なら、これからです。もう一度、いや、まだまだ失敗してもやり直しが効く年齢です。

 

「新しいことをする」とはいっても、何も会社を経営しろとはいってません。自分次第で成果が出ることをするとイイですよ?

 

わたしの場合はブログです。

 

「ブログで副業を」とか「SNSでつながる」もイイでしょう。わたしは違って、自然の流れでブログを書くようになりました。

 

「一生懸命・変な責任感・会社の指示に忠実・生真面目な性格」が災いで、精神的にどん底になりました。働きすぎて自分の限界を超えました・・

 

そんな事情から、他のブログですが、色々と訴える様になり、そこからいまのブログに発展したという訳です。

 

そしてこのブログからブログ運営を学び、結局は人生の役に立っています。

 

(読まれるためには相手の立場に立って考える記事構成・経営者の気持ち・消費者心理)出来ているのは別として、いままで無かった視点を手に入れました。

 

「何であの人は怒っているのだろう。あの人はいま何を望んでいるのか。どうすれば職場が上手く回るのか」などのこと。

 

何でもそうですが、のめり込むと、他のことを忘れます。「怒る・笑う」「怖い・楽しい」2つの感情でいられないのは脳の特徴だからです。

 

失敗に落ち込みやすい人が引きずらないために始めたいこと

 

「悔しい、みじめ、イライラ」しないためには、「ワクワク、ハッピー、未来に期待」する心境で毎日を過ごした方が幸せなんじゃないでしょうか。

 

昇進とは他人が決めること。自分がコントロールできることに切り替えてを、それを育てていくのです。

 

4.「会社では頑張らない生き方」を歩き出すと気楽になれる

昇進に響くからといって何でも受け入れていたスタイルはもうやめましょう。

 

なぜならあなたはもう自由だから。期待されない人材だからです。ちょっと悲しいし、いままで頑張ってきた自分を変えるのも辛いかも知れません。

 

物を捨てるだけが断捨離じゃない。昨日までの自分を捨ててこそ新しい明日が始まるものです。こっちの方が効果あり。

 

いま期待されるのは”現状維持”としてのあなた。会社の歯車としての役割。だからといって言い成りでは進歩はありません。

 

自分の価値は自分で決めましょう。そのためには、何か新しいことにチャレンジするっきゃないですよ。

 

おわりに

  1. 長年、出世のために頑張ってきた
  2. 野心は無い。でも同期や後輩にぬかれたくない
  3. 仕事の出来ないヤツの下にはつきたくない

 

自分が上に昇れず、心乱れる理由は様々なことでしょう。

 

わたしの場合は2番です。別に出世には興味はなかったけど、他の部署から移動してきて、わたしよりも部署経験が薄い人が先に出世した当時は、やっぱり複雑な心境でしたよ。

 

ですが、この一件がわたしを変えました。最終的にたどり着いた答えは、

 

会社の仕事は軽く流し、プライベートで自分の居場所(ホーム)で頑張ってみることに決めたことです。

 

まぁよくあるパターンです。逃げと言われてもしょーがないことでしょうね。

 

やり甲斐のある仕事なら仕事に打ち込めればイイって思います。でも、お金を稼ぐのが第一の理由の仕事に対して、何をモチベーションにすればいいのか。

 

極論、そのままのんびりと穏やかに過ごすことが幸せなのかも知れません。

 

ですがまだ40代。人生100年時代の幕開けに、まだまだ落ち着く心境にはなれません。このままでは自分が可愛そう。

 

「出世を逃したから仕事を手を抜き出した」って言われたくない、他人から”よく見られたい欲”もあり、前以上に張り切っていた時期もありました。

 

「サポート役に回って一緒に会社をもり立てて行こう」と考えて頑張った時期もありました。ですがそんな思いは、働かないオジサンたちには全く持って通用しない。

 

そんなのも重なり、自分の心に嘘をついたこの何年かは、正直、疲れましたよ。

 

でもスッキリしたのは、自分なりにやり尽くしたと腑に落ちたから。もしかしたら、働かないオジサンたちも、わたしの様な経験をして、たどり着いた場所なのかも知れません。

 

かといって腐ってはいけません。組織にいる以上やることだけはやりましょう。

 

出世を逃した万年平社員40代がバカなくらい前向きになれたこと

仕事
スポンサーリンク
よろしかったらシェアして下さい
スポンサーリンク

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました