部下を動かす方法は「○○ではない」というシンプルな話し

言うことをきかす

部下を動かすにはどうすればいいのでしょうね。

  • 上司は「ゲームプレイヤー」
  • 部下は「ゲームの中の人」

なのでしょうか。

わたしが実際に見て、わかったことを書いてみます。

他人は変えられない前提に立って相手に接すること

「どうやったら部下を思う様にあやつれるのだろうか」と、たくらんでも無駄な努力になるでしょう。

なぜなら過去と同じように、他人もコントロールすることはできないからです。

なので部下を「動かすではない」が賢い方法になってきます。

たしかに上司の権限を使えば部下は動くでしょう。でもそれでは常に部下を監視しなくてはなりません。

いったい何人の部下がいるのでしょう。自分にもやる仕事はあるはずです。たとえたった一人だとしても人が何をするかは誰にも予測不可能です。

そうなると、部下が自らの意志で動いてくれる様にする考え方が重要になってきます。

これは部下と上司との関係だけのはなしではありません。親子でも同じことです。

それなのに、「俺は上司だ偉いんだ。部下は上司の言うことをきくものだ」なのどいう接し方ではイケナイことになるはず。

わたしの部署にはかつて”縦社会”のすり込みによって上下関係に厳しい上司がいて、パワハラに悩まされいた過去があります。

自分たちの自由な判断もきません。その上司が思うような選択をするように仕向けてきます。

突発的な状況に対して機転をきかせたつもりでも「勝手なこと」だと怒る始末。そうなると”協力心”はなくなります。

色々あって最終的に居づらくなり結局は会社を辞めていきました。

「力をつかったやり方」は、後々必ずしこりとなって自分に返ってくるものだからです。

面倒なことは自分が引き受ける

いまわたしが好意的に思っている上司がいます。ところがかつては逆で、いつも反抗的でした。

理由としては、「他の部署から異動して来た人材で、わたし達の方が仕事をよく知っていた」のと、「自分の得を考えた指示をする様になったから」です。

基本わたしは上司の指示に忠実です。

「船頭多くして船山に登る」の言葉があるように、指揮者が多くては目的地にはたどり着けないと思うからです。

あとは”責任を取りたくない”というのも正直なところですけどね。”指示待ち族”と言われれも否定しません。

そんな気持ちを知ってか知らずか、次第に自分の都合のいい様に部下を使うよう変わっていきました。

上司といっても部下と仕事内容はほぼ一緒です。簡単な仕事もあれば、ややこしいのもあるし、時間がかかるのもあれば、早く終る内容もあります。

きっとどこの職場でも同じでことでしょう。ところがそうもいかなくなってきます。

一番の理由は「上司とか部下」とか、そういう環境で生きてこなかった社員と、高年齢の社員が多い会社だからです。

大学出の頭のいい人たちがふつう関わらない人種とは未知との遭遇。どう太刀打ちしていいのか脳はフリーズしていたご様子でした。

ほんと、やり方が半端ないですからね。失うものが少ないのと、自分たちのエゴを通すためなら何でもしてきますし、やることもやりません。

しかしながら、この上司はバカではありません。”自分が不利な役回り”を選ぶことで反逆からの流れを変えました。

最初は上司を負かした”その部下達”は意気揚々です。

ときには「おいおい、それは言い過ぎだし、やり返し過ぎじゃない?」という逆ハラなイジメもありました。

ところが、暴れる犬に自分を腕をかみつかせることで安心させるのと同じ様に、次第に部下たちは信頼へと変わったのです。何年もかけて、

いまでは、「人が集まる上司」へと成長しています。わたし自身、「この上司を助けたい」って、いま本当に心からそう考えています。

自分の得をかえりみず「他人に与える」その行為をわたしは忘れません。返報性の法則が働くと、何かを返さずにはいられないからなのでしょう。

結局、この上司にもメリットはある分けですから、お互い様なのかも知れませんけどね。

社員は平等を望むもの

それなのに、少しでも自分が楽で有利になる仕事内容を選んで、面倒な方を部下にやらせては部下に反感を持たれて当たり前です。

「お父さんは会社で頑張っているのだから」といって自分だけステーキを食べられては、他の家族はどう思うのでしょう。

「そんなのズルイ!」って納得できませんよね?部下だって同じです。

「自分が有利な仕事をする理由がそこにあるのか」もし上司でなくてはイケナイ理由が無いのなら、そんな自分本位な指示はしない方がましです。

勝ちをゆずる人が真に賢い上司になるのです。損して得取るとは正にこのことだと思いましたよ。

まとめ

  1. 他人を変えることはできない
  2. 面倒なことは自分がやった方が効率的

「北風と太陽」の話しを思い出してみましょうよ。自分の意志でコートをぬがせる方法が利口です。量力も少なくてすみます。相手にもストレスを与えません。

「どうすれば人を動かせるのか」ではなく「どうすれば自ら自然に動いてくれるのか」を選ぶことになるはずです。

「動かせる」と「動いてくれる」ではまったく意味がちがいます。ここがデキル上司の分かれ目だと思った次第でございます。

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