マイホームの管理者とは家を所有する者の役目。賃貸とはちがって、最終的な責任は自分自身。
そして、起きたアクシデントに対処するために必要な小道具がある。
今回わたしは家の雨樋(あまどい)に不具合が起きた。
けどそのアイテムのお陰で何とか問題解決することが出来た。
高さがある「脚立(はしご)」があると地味に使える
「一家に一台」と、までは言わないけど、「無いよりはまし。あると便利」な道具がある。
それは脚立。もしくははしご。それは出来るだけ高さがある形状の物。
わたしは全長180cmの脚立を持っている。いままで何に使ったのか?を書いてみよう。
- 伸びすぎた生け垣の剪定
- 2階の窓まで伸びた庭木の剪定(定期)
- 1階屋の根の高さの雨樋にセンサーライトを取り付け
- 1階窓外にグリーンカーテン(ゴーヤ栽培1階軒天に取り付け)
- 階段窓(中二階)の掃除
- 雨樋に、おもちゃの野球ボールが挟まった
- 玄関外の軒天のクモの巣掃除
- 物干しとして利用(洗ったシートなどを乾かす)
- 【番外】震災で被災した近所の家の2階の屋根にブルーシートかけの手伝い(2階ベランダから昇降)
思い出したことを、ざっと書き出してみたが、背の高い脚立があったお陰の恩恵を受けてきた。
そして今回、地味に助かった出来事があったので紹介しよう。
雨樋(あまどい)から雨水が溢れ出た音がやかましい
コン・・コン・・コン・・・。ある雨の日の真夜中こと。雨が何かに当たる音がして、わたしは目を覚ました。
その音から推測するに、トタンの様な薄い金属に雨水が落ちる音。
朝になっても雨は止まなかったので、その音が出る場所を突き止めるべく、傘を片手に外へ飛び出した。
すると、1階屋根の雨樋から溢れた雨水が、1階の窓シャッターの収納上部に当たる音だった。
恐らく雨樋に何か物が詰まったているのだろう。もしかしたら雀の巣かも知れない。
そう考えたので、雨樋の状態を確認してみることにした。
上の画像は我が家の脚立。(画像は後日晴れた日に撮影)
身長168cmのわたしが使った場合、180cmの脚立の「頂上」に立って自分の胸の位置くらい。
180cmあれば余裕かと思いきや意外と苦戦。
安全な脚立の使い方として推奨されている使用法の中に、「頂上部に立つことは禁止」されている。危ないからだ。
実際わたしは、家の突起物を掴みながらバランスを取って脚立頂上部に立つことが出来た。
下から見上げると大したことはないが、上に立つと想像よりも怖い。
すると、枯れた草と土が団子状になって、雨樋の連結部に溜まっていて、水の通り道を塞いでいた。
枯れ草の塊がダムになって、溢れた水がシャッターへと滴り落ちたせいで、音が出ていたという訳だ。
なので、この詰まりを取り除くことにしよう。
雀の巣にはダニがいることもあるので、わたしはゴム手袋をはめて、マイナスドライバーで塊をほじくり出してみた。
やっぱり雀の巣だった。このサイズでは、水が通るはずはない。
1階の雨樋の出口付近の地面に、雀が巣を作った残骸がたまに散らばっていることがある。
なので、これから先もまた同じことが起きる可能性があるから、脚立は手放せないアイテムになるだろう。
脚立はアルミ製ではなく鉄製。実はこの脚立は家を立てた14年前に知り合いから頂いたもの。
ずっと外に置いてあって、錆ているけど、強度的には問題なさそうだ。
おわりに
もしこの脚立が無かったら、どうやって雨漏れを直していたのだろう。
もし借りてくるにしても、サイズが大きいので車に乗せるのも難しい。
我が家にはこのサイズの脚立を運べる車は無い。
なのでもし買うとしたら、伸ばすと「はしご」に変形する「折りたたみ式の脚立」を買うか、ネットで買って配達してもらうことだろう。
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